Linux カーネルに複数の脆弱性が見つかりました。これにより、サービス拒否、機密メモリリーク、または権限昇格を引き起こすことがあります。Common Vulnerabilities and Exposures プロジェクトは次の問題を特定しています：

- CVE-2009-1883 Solar Designer は、z90crypt ドライバーまたは s390 システムの機能チェックが欠落していることを発見しました。この脆弱性により、ローカルユーザーが昇格した権限を取得する可能性があります。

- CVE-2009-2909 Arjan van de Ven 氏は、AX.25 プロトコルの実装で問題を発見しました。特別に細工された setsockopt() の呼び出しにより、サービス拒否（カーネル oops）を引き起こすことがあります。

- CVE-2009-3001 Jiri Slaby 氏は、ANSI/IEEE 802.2 LLC の実装で、機密メモリリークの問題を修正しました。この問題を悪用するには root 権限が必要なため、 Debian lenny カーネルではこれを悪用できません。

- CVE-2009-3002 Eric Dumazet 氏は、IrDA、X.25 PLP（Rose）、 NET/ROM、Acorn Econet/AUN、および Controller Area Network（CAN）の実装で、複数の機密メモリリークを修正しました。ローカルユーザーは、これらの問題を悪用して、カーネルメモリにアクセスすることができます。

- CVE-2009-3228 Eric Dumazet 氏は、ネットワークパケットスケジューラで初期化されていないカーネルメモリのインスタンスを報告しました。ローカルユーザーは、この問題を悪用して、機密カーネルメモリの内容を読み取ることができる場合があります。

- CVE-2009-3238 Linus Torvalds 氏は、get_random_int() 関数に変更を行い、そのランダム性を向上させました。

- CVE-2009-3286 Eric Paris 氏は、NFSv4 サーバーの実装で問題を発見しました。O_EXCL の作成が失敗すると、ファイルは間違った権限のまま残ることがあり、想定外の権限を他のローカルユーザーに与えてしまう可能性があります。

- CVE-2009-3547 Earl Chew 氏は、pipe_rdwr_open 関数で NULL ポインターデリファレンスの問題を発見しました。ローカルユーザーは、この関数を使用して昇格された特権を取得できます。

- CVE-2009-3612 Jiri Pirko 氏は、netlink サブシステムでの構造体の初期化で誤字を発見しました。この誤字により、ローカルユーザーは、機密カーネルメモリにアクセスできる場合があります。

- CVE-2009-3621 Tomoki Sekiyama 氏は、UNIX ドメインソケットの実装で、デッドロックの条件を発見しました。ローカルユーザーは、この脆弱性を悪用して、サービス拒否（システムハング）を引き起こすことができます。

いくつかのセキュリティの問題とバグを解決する更新済みのカーネルパッケージが Red Hat Enterprise Linux 4 で現在利用可能です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新に重大なセキュリティインパクトがあると評価しています。

カーネルパッケージには Linux オペレーティングシステムのコアである Linux カーネルが含まれています。

この更新では以下のセキュリティ上の問題が修正されます：

* プログラム setuid または setgid を実行したときに、フラグ ADDR_COMPAT_LAYOUT および MMAP_PAGE_ZERO がクリアされませんでした。ローカルの権限のないユーザーが、この欠陥を利用して、 mmap_min_addr 保護メカニズムをバイパスし、 NULL ポインターデリファレンス攻撃を仕掛けたり、アドレス空間配置のランダム化（ASLR）のセキュリティ機能をバイパスしたりすることが可能です。
（CVE-2009-1895、重要度高）

* 新しいプロセスの実行時に、Linux カーネルの clear_child_tid ポインターがクリアされないことが分かりました。このポインターが新しいプログラムのメモリの書き込み可能な部分を指している場合、カーネルにより 4 バイトのメモリが破壊され、ローカルのサービス拒否または権限昇格が起こる可能性があります。（CVE-2009-2848、重要度高）

* Solar Designer により、Linux カーネルの z90crypt ドライバーの機能チェックが欠落していることが報告されました。このチェックが欠落していることにより、有効なユーザー ID（euid）が 0 のローカルユーザーが、意図された機能制限をバイパスする可能性があります。（CVE-2009-1883、重要度中）

* Linux カーネルの do_sigaltstack() 関数が stack_t 構造体をユーザー空間にコピーする方法に欠陥が見つかりました。64 ビットマシンでは、この欠陥により 4 バイトの情報漏洩が発生する可能性があります。
（CVE-2009-2847、重要度中）

この更新は以下のバグも修正します：

* gcc フラグ「-fno-delete-null-pointer-checks」がカーネルビルドオプションに追加されました。これにより、初めてポインターを使用した後、gcc は NULL ポインターのチェックを最適化しません。NULL ポインターのバグは攻撃者によって頻繁に悪用されます。こうしたチェックを保持することが安全措置になります。（BZ#517964）

* Emulex LPFC ドライバーはバージョン 8.0.16.47 に更新され、メモリ割り当ての障害やシステム停止の原因となるメモリリークが解決されています。（BZ#513192）

* MPT Fusion ドライバーの makefile のエラーによって、CSMI ioctl がシリアル接続された SCSI デバイスで正しく機能しませんでした。（BZ#516184）

* この更新は、mmap_min_addr の調整可能なパラメーターと制限チェックを追加することで、権限がないユーザーが最低アドレスより下で新しくメモリマッピングを行うことを防止します。これにより、NULL ポインターデリファレンスのバグの悪用を防ぐことができます。後方互換性のため、デフォルトでは、mmap_min_addr がゼロ（無効）に設定されることに注意してください。（BZ#517904）

* 特定の LSI MegaRAID SAS アダプターを使用して、テープドライブで「mt erase」を実行すると、タイムアウトの結果として I/O エラーが「/var/log/messages」に記録されました。megaraid_sas ドライバーのタイムアウト値は、OS レイヤーの値に設定されるようになりました。（BZ#517965）

* ロッキングの問題により、エラーの発生後 qla2xxx ioctl モジュールがハングアップしました。このロッキングの問題は修正されています。この ioctl モジュールは、SANsurfer および scli などの QLogic SAN 管理ツールによって使用されます。（BZ#519428）

* mptscsi ドライバーと LSI 1030 コントローラーを使用する RAID 1 配列がデグレードすると、配列全体がオフラインとして検出され、起動時のカーネルパニックまたはデータ損失が生じる場合があります。
（BZ#517295）

* 32 ビットアーキテクチャで、ファイルが開かれたままで 25 日以上頻繁に書き込まれると、カーネルがこれらの書き込みをストレージにフラッシュするのを停止する可能性がありました。（BZ#515255）

* ib_mthca 内のメモリ割り当てのバグにより、「num_mpt=」の値が大きく、「num_mtt=」オプションが指定されてロードされた場合、ドライバーがロードされないことがありました。（BZ#518707）

* この更新では、get_random_int() はよりランダムであり、一般的な seed 値を使用しないため、返される値を予測できる可能性が低下します。（BZ#519692）

* __ptrace_unlink() 内のバグにより、デッドロックが生じ、kill できないプロセスが発生しました。（BZ#519446）

* 以前は、fcntl() F_SETLK コマンドを使用して、ファイルアクセスを同期させる複数のスレッドにより、posix_locks_deadlock() でデッドロックが発生しました。
これによりシステムが停止する可能性があります。（BZ#519429）

ユーザーは、バックポートされたパッチが含まれるこれらの更新済みパッケージへアップグレードし、これらの問題を解決する必要があります。この更新を有効にするには、システムを再起動する必要があります。

来自 Red Hat 安全公告 2009:1438：

更新后的 kernel 程序包修复了多个安全问题和多个缺陷，现在可用于 Red Hat Enterprise Linux 4。

Red Hat 安全响应团队将此更新评级为具有重要安全影响。

kernel 程序包包含 Linux 内核，后者是任何 Linux 操作系统的核心。

此更新修复了以下安全问题：

* 执行 setuid 或 setgid 程序时未清除 ADDR_COMPAT_LAYOUT 和 MMAP_PAGE_ZERO 标记。本地非特权用户可以利用此缺陷来绕过 mmap_min_addr 保护机制并执行空指针取消引用攻击，或者绕过地址空间布局随机化 (ASLR) 安全功能。
（CVE-2009-1895，重要）

* 发现执行新进程时未清除 Linux 内核中的 clear_child_tid 指针。如果此指针指向新程序的内存的可写入部分，内核可能损坏四个字节的内存，从而可能导致本地拒绝服务或权限升级。（CVE-2009-2848，重要）

* Solar Designer 报告了 Linux 内核中 z90crypt 驱动程序中的一个缺失功能项检查。此缺失项检查可允许有效用户 ID (euid) 为 0 的本地用户绕过有意的功能限制。（CVE-2009-1883，中危）

* 在 Linux 内核中的 do_sigaltstack() 函数将 stack_t 结构复制到用户空间的方式中发现一个缺陷。在 64 位计算机上，此缺陷可导致四字节信息泄漏。
（CVE-2009-2847，中危）

此更新还修复以下缺陷：

* 内核构建选项中添加了 gcc 标记“-fno-delete-null-pointer-checks”。这防止 gcc 在首次使用指针后优化了空指针检查 (NULL pointer check)。攻击者经常利用空指针缺陷。保留这些检查是一项安全措施。(BZ#517964)

* Emulex LPFC 驱动程序已更新到版本 8.0.16.47，该版本修复导致内存分配失败和系统挂起的内存泄漏。(BZ#513192)

* MPT Fusion 驱动程序生成文件中的一个错误导致 CSMI ioctls 无法用于串行 SCSI 设备。(BZ#516184)

* 此更新添加了 mmap_min_addr 可调谐的限制检查，以便帮助防止非特权用户在最小地址以下创建新的内存映射。这有助于防止利用空指针取消引用缺陷。请注意，mmap_min_addr 默认被设置为零（禁用）以便向后兼容。(BZ#517904)

* 在使用某些 LSI MegaRAID SAS 适配器的磁带驱动器上运行“mt erase”时，超时导致“/var/log/messages”中记录 I/O 错误，从而阻止该命令完成。megaraid_sas 驱动程序的超时值现已被设置为操作系统层值。(BZ#517965)

* 一个锁定问题导致 qla2xxx ioctl 模块在遇到错误后挂起。此锁定问题已得到修正。此 ioctl 模块供 QLogic SAN 管理工具使用，例如 SANsurfer 和 scli。(BZ#519428)

* 当使用 mptscsi 驱动程序和 LSI 1030 控制器的 RAID 1 阵列性能下降时，整个阵列会被检测为离线，可导致引导时的内核错误或数据丢失。
(BZ#517295)

* 在 32 位架构上，如果将某个文件保持打开并频繁写入达 25 天以上，则内核可能停止将这些写入刷新至存储中。(BZ#515255)

* 如果通过很大的“num_mpt=”和“num_mtt=”选项值加载，ib_mthca 中的一个内存分配缺陷会阻止该驱动程序加载。(BZ#518707)

* 通过此更新，get_random_int() 变得更加随机并且不再使用常用种子值，从而降低对返回值进行预测的可能性。(BZ#519692)

* __ptrace_unlink() 中的一个缺陷导致其创建死锁且不可终止的进程。(BZ#519446)

* 以前，使用 fcntl() F_SETLK 命令来同步文件访问的多种线程会导致 posix_locks_deadlock() 中的死锁。
这可导致系统挂起。(BZ#519429)

用户应升级这些更新后的程序包，其中包含用于修正这些问题的向后移植的修补程序。必须重新启动系统才能使此更新生效。

來自 Red Hat 安全性公告 2009:1438：

現已提供適用於 Red Hat Enterprise Linux 4 的更新版核心套件，可修正若干安全性問題與一些錯誤。

Red Hat 安全性回應團隊已將此更新評等為具有重要安全性影響。

kernel 套件中包含 Linux 核心，這是任何 Linux 作業系統的核心。

此更新可修正下列安全性問題：

* 執行 setuid 或 setgid 程式時，並未清除 ADDR_COMPAT_LAYOUT 與 MMAP_PAGE_ZERO 旗標。無權限的本機使用者可利用此瑕疵繞過 mmap_min_addr 保護機制並執行 NULL 指標解除參照攻擊，或繞過「位址空間配置隨機化」(ASLR) 安全性功能。
(CVE-2009-1895，重要)

* 據發現，當執行新處理程序時，並未清除 Linux 核心中的 clear_child_tid 指標。如果此指標指向新程式中記憶體的可寫入部分，核心可損毀四個位元組的記憶體，進而可能造成本機拒絕服務或權限提升。(CVE-2009-2848，重要)

* Solar Designer 報告在 Linux 核心的 z90crypt 驅動程式中缺少功能檢查。此遺漏檢查可允許有效使用者 ID (euid) 為 0 的本機使用者繞過預定的功能限制。(CVE-2009-1883，中等)

* 在 Linux 核心中的 do_sigaltstack() 函式將 stack_t 結構複製到使用者空間的方式中發現瑕疵。在 64 位元機器上，此瑕疵可造成四個位元組資訊的洩漏。
(CVE-2009-2847，中等)

此更新也可修正下列錯誤：

* 已將 gcc 旗標「-fno-delete-null-pointer-checks」新增至核心構建選項。這可防止 gcc 在初次使用指標之後因最佳化的理由而捨棄 NULL 指標檢查。攻擊者常會惡意利用 NULL 指標錯誤。持續進行這些檢查是個安全的措施。(BZ#517964)

* Emulex LPFC 驅動程式已更新至版本 8.0.16.47，這修正了導致記憶體配置失敗及系統懸置的記憶體洩漏問題。(BZ#513192)

* MPT Fusion 驅動程式 makefile 中的錯誤導致 CSMI ioctl 無法與「序列附加 SCSI」裝置搭配使用。(BZ#516184)

* 此更新會新增 mmap_min_addr 可調諧及限制檢查，以協助防止無權限的使用者在最低位址之下建立新記憶體對應。這有助於防止惡意利用 NULL 指標解除參照錯誤。請注意，依預設，系統會將 mmap_min_addr 針對回溯相容性的目的設定為零 (停用)。(BZ#517904)

* 逾時導致當對使用某些 LSI MegaRAID SAS 介面卡的磁帶機執行「mt erase」時，將 I/O 錯誤記錄到「/var/log/messages」，而防止命令完成。megaraid_sas 驅動程式的逾時值現在設定為作業系統層值。(BZ#517965)

* 鎖定問題導致 qla2xxx ioctl 模組在遇到錯誤後懸置。已更正此鎖定問題。此 ioctl 模組由 SANsurfer 與 scli 等 QLogic SAN 管理工具使用。(BZ#519428)

* 當使用 mptscsi 驅動程式與 LSI 1030 控制器的 RAID 1 陣列效能降低時，偵測到整個陣列都離線，這可導致在開機時出現核心錯誤或資料遺失。
(BZ#517295)

* 在 32 位元架構上，如果檔案保持開啟並頻繁寫入超過 25 天，核心可能會停止清除對儲存裝置寫入的那些內容。(BZ#515255)

* 如果將「num_mpt=」與「num_mtt=」選項的較大值載入驅動程式，ib_mthca 中的記憶體配置錯誤便防止驅動程式載入。(BZ#518707)

* 實施此更新之後，get_random_int() 會比較隨機，且不再使用常見的種子值，進而降低預測傳回值的可能性。(BZ#519692)

* __ptrace_unlink() 中的錯誤導致它建立已鎖死且無法終止的處理程序。(BZ#519446)

* 之前，使用 fcntl() F_SETLK 命令同步檔案存取的多個執行緒導致 posix_locks_deadlock() 中發生鎖死情況。
這可導致系統懸置。(BZ#519429)

使用者應升級至這些更新版套件，其中包含可更正這些問題的反向移植修補程式。必須重新啟動系統，此更新才會生效。

From Red Hat Security Advisory 2009:1438 :

Updated kernel packages that fix several security issues and several bugs are now available for Red Hat Enterprise Linux 4.

This update has been rated as having important security impact by the Red Hat Security Response Team.

The kernel packages contain the Linux kernel, the core of any Linux operating system.

This update fixes the following security issues :

* the ADDR_COMPAT_LAYOUT and MMAP_PAGE_ZERO flags were not cleared when a setuid or setgid program was executed. A local, unprivileged user could use this flaw to bypass the mmap_min_addr protection mechanism and perform a NULL pointer dereference attack, or bypass the Address Space Layout Randomization (ASLR) security feature.
(CVE-2009-1895, Important)

* it was discovered that, when executing a new process, the clear_child_tid pointer in the Linux kernel is not cleared. If this pointer points to a writable portion of the memory of the new program, the kernel could corrupt four bytes of memory, possibly leading to a local denial of service or privilege escalation. (CVE-2009-2848, Important)

* Solar Designer reported a missing capability check in the z90crypt driver in the Linux kernel. This missing check could allow a local user with an effective user ID (euid) of 0 to bypass intended capability restrictions. (CVE-2009-1883, Moderate)

* a flaw was found in the way the do_sigaltstack() function in the Linux kernel copies the stack_t structure to user-space. On 64-bit machines, this flaw could lead to a four-byte information leak.
(CVE-2009-2847, Moderate)

This update also fixes the following bugs :

* the gcc flag '-fno-delete-null-pointer-checks' was added to the kernel build options. This prevents gcc from optimizing out NULL pointer checks after the first use of a pointer. NULL pointer bugs are often exploited by attackers. Keeping these checks is a safety measure. (BZ#517964)

* the Emulex LPFC driver has been updated to version 8.0.16.47, which fixes a memory leak that caused memory allocation failures and system hangs. (BZ#513192)

* an error in the MPT Fusion driver makefile caused CSMI ioctls to not work with Serial Attached SCSI devices. (BZ#516184)

* this update adds the mmap_min_addr tunable and restriction checks to help prevent unprivileged users from creating new memory mappings below the minimum address. This can help prevent the exploitation of NULL pointer deference bugs. Note that mmap_min_addr is set to zero (disabled) by default for backwards compatibility. (BZ#517904)

* time-outs resulted in I/O errors being logged to '/var/log/messages' when running 'mt erase' on tape drives using certain LSI MegaRAID SAS adapters, preventing the command from completing. The megaraid_sas driver's timeout value is now set to the OS layer value. (BZ#517965)

* a locking issue caused the qla2xxx ioctl module to hang after encountering errors. This locking issue has been corrected. This ioctl module is used by the QLogic SAN management tools, such as SANsurfer and scli. (BZ#519428)

* when a RAID 1 array that uses the mptscsi driver and the LSI 1030 controller became degraded, the whole array was detected as being offline, which could cause kernel panics at boot or data loss.
(BZ#517295)

* on 32-bit architectures, if a file was held open and frequently written for more than 25 days, it was possible that the kernel would stop flushing those writes to storage. (BZ#515255)

* a memory allocation bug in ib_mthca prevented the driver from loading if it was loaded with large values for the 'num_mpt=' and 'num_mtt=' options. (BZ#518707)

* with this update, get_random_int() is more random and no longer uses a common seed value, reducing the possibility of predicting the values returned. (BZ#519692)

* a bug in __ptrace_unlink() caused it to create deadlocked and unkillable processes. (BZ#519446)

* previously, multiple threads using the fcntl() F_SETLK command to synchronize file access caused a deadlock in posix_locks_deadlock().
This could cause a system hang. (BZ#519429)

Users should upgrade to these updated packages, which contain backported patches to correct these issues. The system must be rebooted for this update to take effect.

This update fixes various security issues and some bugs in the SUSE Linux Enterprise 9 kernel.

  - The collect_rx_frame function in     drivers/isdn/hisax/hfc_usb.c in the Linux kernel allows     attackers to have an unspecified impact via a crafted     HDLC packet that arrives over ISDN and triggers a buffer     under-read. (CVE-2009-4005)

  - Array index error in the gdth_read_event function in     drivers/scsi/gdth.c in the Linux kernel allows local     users to cause a denial of service or possibly gain     privileges via a negative event index in an IOCTL     request. (CVE-2009-3080)

  - Missing CAP_NET_ADMIN checks in the ebtables netfilter     code might have allowed local attackers to modify bridge     firewall settings. (CVE-2010-0007)

  - drivers/net/e1000/e1000_main.c in the e1000 driver in     the Linux kernel handles Ethernet frames that exceed the     MTU by processing certain trailing payload data as if it     were a complete frame, which allows remote attackers to     bypass packet filters via a large packet with a crafted     payload. (CVE-2009-4536)

  - The dbg_lvl file for the megaraid_sas driver in the     Linux kernel has world-writable permissions, which     allows local users to change the (1) behavior and (2)     logging level of the driver by modifying this file.
    (CVE-2009-3889)

  - The z90crypt_unlocked_ioctl function in the z90crypt     driver in the Linux kernel does not perform a capability     check for the Z90QUIESCE operation, which allows local     users to leverage euid 0 privileges to force a driver     outage. (CVE-2009-1883)

  - Memory leak in the appletalk subsystem in the Linux     kernel, when the appletalk and ipddp modules are loaded     but the ipddp'N' device is not found, allows remote     attackers to cause a denial of service (memory     consumption) via IP-DDP datagrams. (CVE-2009-2903)

  - net/1/af_unix.c in the Linux kernel allows local users     to cause a denial of service (system hang) by creating     an abstract-namespace AF_UNIX listening socket,     performing a shutdown operation on this socket, and then     performing a series of connect operations to this     socket. (CVE-2009-3621)

  - The ATI Rage 128 (aka r128) driver in the Linux kernel     does not properly verify Concurrent Command Engine (CCE)     state initialization, which allows local users to cause     a denial of service (NULL pointer dereference and system     crash) or possibly gain privileges via unspecified ioctl     calls. (CVE-2009-3620)

Solar Designer discovered that the z90crypt driver did not correctly check capabilities. A local attacker could exploit this to shut down the device, leading to a denial of service. Only affected Ubuntu 6.06.
(CVE-2009-1883)

Michael Buesch discovered that the SGI GRU driver did not correctly check the length when setting options. A local attacker could exploit this to write to the kernel stack, leading to root privilege escalation or a denial of service. Only affected Ubuntu 8.10 and 9.04.
(CVE-2009-2584)

It was discovered that SELinux did not fully implement the mmap_min_addr restrictions. A local attacker could exploit this to allocate the NULL memory page which could lead to further attacks against kernel NULL-dereference vulnerabilities. Ubuntu 6.06 was not affected. (CVE-2009-2695)

Cagri Coltekin discovered that the UDP stack did not correctly handle certain flags. A local user could send specially crafted commands and traffic to gain root privileges or crash the systeam, leading to a denial of service. Only affected Ubuntu 6.06. (CVE-2009-2698)

Hiroshi Shimamoto discovered that monotonic timers did not correctly validate parameters. A local user could make a specially crafted timer request to gain root privileges or crash the system, leading to a denial of service. Only affected Ubuntu 9.04. (CVE-2009-2767)

Michael Buesch discovered that the HPPA ISA EEPROM driver did not correctly validate positions. A local user could make a specially crafted request to gain root privileges or crash the system, leading to a denial of service. (CVE-2009-2846)

Ulrich Drepper discovered that kernel signal stacks were not being correctly padded on 64-bit systems. A local attacker could send specially crafted calls to expose 4 bytes of kernel stack memory, leading to a loss of privacy. (CVE-2009-2847)

Jens Rosenboom discovered that the clone method did not correctly clear certain fields. A local attacker could exploit this to gain privileges or crash the system, leading to a denial of service.
(CVE-2009-2848)

It was discovered that the MD driver did not check certain sysfs files. A local attacker with write access to /sys could exploit this to cause a system crash, leading to a denial of service. Ubuntu 6.06 was not affected. (CVE-2009-2849)

Mark Smith discovered that the AppleTalk stack did not correctly manage memory. A remote attacker could send specially crafted traffic to cause the system to consume all available memory, leading to a denial of service. (CVE-2009-2903)

Loic Minier discovered that eCryptfs did not correctly handle writing to certain deleted files. A local attacker could exploit this to gain root privileges or crash the system, leading to a denial of service.
Ubuntu 6.06 was not affected. (CVE-2009-2908)

It was discovered that the LLC, AppleTalk, IR, EConet, Netrom, and ROSE network stacks did not correctly initialize their data structures. A local attacker could make specially crafted calls to read kernel memory, leading to a loss of privacy. (CVE-2009-3001, CVE-2009-3002)

It was discovered that the randomization used for Address Space Layout Randomization was predictable within a small window of time. A local attacker could exploit this to leverage further attacks that require knowledge of userspace memory layouts. (CVE-2009-3238)

Eric Paris discovered that NFSv4 did not correctly handle file creation failures. An attacker with write access to an NFSv4 share could exploit this to create files with arbitrary mode bits, leading to privilege escalation or a loss of privacy. (CVE-2009-3286)

Bob Tracy discovered that the SCSI generic driver did not correctly use the right index for array access. A local attacker with write access to a CDR could exploit this to crash the system, leading to a denial of service. Only Ubuntu 9.04 was affected. (CVE-2009-3288)

Jan Kiszka discovered that KVM did not correctly validate certain hypercalls. A local unprivileged attacker in a virtual guest could exploit this to crash the guest kernel, leading to a denial of service. Ubuntu 6.06 was not affected. (CVE-2009-3290).

Note that Tenable Network Security has extracted the preceding description block directly from the Ubuntu security advisory. Tenable has attempted to automatically clean and format it as much as possible without introducing additional issues.

Several vulnerabilities have been discovered in the Linux kernel that may lead to a denial of service, sensitive memory leak or privilege escalation. The Common Vulnerabilities and Exposures project identifies the following problems :

  - CVE-2009-1883     Solar Designer discovered a missing capability check in     the z90crypt driver or s390 systems. This vulnerability     may allow a local user to gain elevated privileges.

  - CVE-2009-2909     Arjan van de Ven discovered an issue in the AX.25     protocol implementation. A specially crafted call to     setsockopt() can result in a denial of service (kernel     oops).

  - CVE-2009-3001     Jiri Slaby fixed a sensitive memory leak issue in the     ANSI/IEEE 802.2 LLC implementation. This is not     exploitable in the Debian lenny kernel as root     privileges are required to exploit this issue.

  - CVE-2009-3002     Eric Dumazet fixed several sensitive memory leaks in the     IrDA, X.25 PLP (Rose), NET/ROM, Acorn Econet/AUN, and     Controller Area Network (CAN) implementations. Local     users can exploit these issues to gain access to kernel     memory.

  - CVE-2009-3228     Eric Dumazet reported an instance of uninitialized     kernel memory in the network packet scheduler. Local     users may be able to exploit this issue to read the     contents of sensitive kernel memory.

  - CVE-2009-3238     Linus Torvalds provided a change to the get_random_int()     function to increase its randomness.

  - CVE-2009-3286     Eric Paris discovered an issue with the NFSv4 server     implementation. When an O_EXCL create fails, files may     be left with corrupted permissions, possibly granting     unintentional privileges to other local users.

  - CVE-2009-3547     Earl Chew discovered a NULL pointer dereference issue in     the pipe_rdwr_open function which can be used by local     users to gain elevated privileges.

  - CVE-2009-3612     Jiri Pirko discovered a typo in the initialization of a     structure in the netlink subsystem that may allow local     users to gain access to sensitive kernel memory.

  - CVE-2009-3621     Tomoki Sekiyama discovered a deadlock condition in the     UNIX domain socket implementation. Local users can     exploit this vulnerability to cause a denial of service     (system hang).

Updated kernel packages that fix several security issues and several bugs are now available for Red Hat Enterprise Linux 4.

This update has been rated as having important security impact by the Red Hat Security Response Team.

The kernel packages contain the Linux kernel, the core of any Linux operating system.

This update fixes the following security issues :

* the ADDR_COMPAT_LAYOUT and MMAP_PAGE_ZERO flags were not cleared when a setuid or setgid program was executed. A local, unprivileged user could use this flaw to bypass the mmap_min_addr protection mechanism and perform a NULL pointer dereference attack, or bypass the Address Space Layout Randomization (ASLR) security feature.
(CVE-2009-1895, Important)

* it was discovered that, when executing a new process, the clear_child_tid pointer in the Linux kernel is not cleared. If this pointer points to a writable portion of the memory of the new program, the kernel could corrupt four bytes of memory, possibly leading to a local denial of service or privilege escalation. (CVE-2009-2848, Important)

* Solar Designer reported a missing capability check in the z90crypt driver in the Linux kernel. This missing check could allow a local user with an effective user ID (euid) of 0 to bypass intended capability restrictions. (CVE-2009-1883, Moderate)

* a flaw was found in the way the do_sigaltstack() function in the Linux kernel copies the stack_t structure to user-space. On 64-bit machines, this flaw could lead to a four-byte information leak.
(CVE-2009-2847, Moderate)

This update also fixes the following bugs :

* the gcc flag '-fno-delete-null-pointer-checks' was added to the kernel build options. This prevents gcc from optimizing out NULL pointer checks after the first use of a pointer. NULL pointer bugs are often exploited by attackers. Keeping these checks is a safety measure. (BZ#517964)

* the Emulex LPFC driver has been updated to version 8.0.16.47, which fixes a memory leak that caused memory allocation failures and system hangs. (BZ#513192)

* an error in the MPT Fusion driver makefile caused CSMI ioctls to not work with Serial Attached SCSI devices. (BZ#516184)

* this update adds the mmap_min_addr tunable and restriction checks to help prevent unprivileged users from creating new memory mappings below the minimum address. This can help prevent the exploitation of NULL pointer deference bugs. Note that mmap_min_addr is set to zero (disabled) by default for backwards compatibility. (BZ#517904)

* time-outs resulted in I/O errors being logged to '/var/log/messages' when running 'mt erase' on tape drives using certain LSI MegaRAID SAS adapters, preventing the command from completing. The megaraid_sas driver's timeout value is now set to the OS layer value. (BZ#517965)

* a locking issue caused the qla2xxx ioctl module to hang after encountering errors. This locking issue has been corrected. This ioctl module is used by the QLogic SAN management tools, such as SANsurfer and scli. (BZ#519428)

* when a RAID 1 array that uses the mptscsi driver and the LSI 1030 controller became degraded, the whole array was detected as being offline, which could cause kernel panics at boot or data loss.
(BZ#517295)

* on 32-bit architectures, if a file was held open and frequently written for more than 25 days, it was possible that the kernel would stop flushing those writes to storage. (BZ#515255)

* a memory allocation bug in ib_mthca prevented the driver from loading if it was loaded with large values for the 'num_mpt=' and 'num_mtt=' options. (BZ#518707)

* with this update, get_random_int() is more random and no longer uses a common seed value, reducing the possibility of predicting the values returned. (BZ#519692)

* a bug in __ptrace_unlink() caused it to create deadlocked and unkillable processes. (BZ#519446)

* previously, multiple threads using the fcntl() F_SETLK command to synchronize file access caused a deadlock in posix_locks_deadlock().
This could cause a system hang. (BZ#519429)

Users should upgrade to these updated packages, which contain backported patches to correct these issues. The system must be rebooted for this update to take effect.

Red Hat セキュリティアドバイザリ 2009:1438 から：

いくつかのセキュリティの問題とバグを解決する更新済みのカーネルパッケージが Red Hat Enterprise Linux 4 で現在利用可能です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新に重大なセキュリティインパクトがあると評価しています。

カーネルパッケージには Linux オペレーティングシステムのコアである Linux カーネルが含まれています。

この更新では以下のセキュリティ上の問題が修正されます：

* プログラム setuid または setgid を実行したときに、フラグ ADDR_COMPAT_LAYOUT および MMAP_PAGE_ZERO がクリアされませんでした。ローカルの権限のないユーザーが、この欠陥を利用して、 mmap_min_addr 保護メカニズムをバイパスし、 NULL ポインターデリファレンス攻撃を仕掛けたり、アドレス空間配置のランダム化（ASLR）のセキュリティ機能をバイパスしたりすることが可能です。
（CVE-2009-1895、重要度高）

* 新しいプロセスの実行時に、Linux カーネルの clear_child_tid ポインターがクリアされないことが分かりました。このポインターが新しいプログラムのメモリの書き込み可能な部分を指している場合、カーネルにより 4 バイトのメモリが破壊され、ローカルのサービス拒否または権限昇格が起こる可能性があります。（CVE-2009-2848、重要度高）

* Solar Designer により、Linux カーネルの z90crypt ドライバーの機能チェックが欠落していることが報告されました。このチェックが欠落していることにより、有効なユーザー ID（euid）が 0 のローカルユーザーが、意図された機能制限をバイパスする可能性があります。（CVE-2009-1883、重要度中）

* Linux カーネルの do_sigaltstack() 関数が stack_t 構造体をユーザー空間にコピーする方法に欠陥が見つかりました。64 ビットマシンでは、この欠陥により 4 バイトの情報漏洩が発生する可能性があります。
（CVE-2009-2847、重要度中）

この更新は以下のバグも修正します：

* gcc フラグ「-fno-delete-null-pointer-checks」がカーネルビルドオプションに追加されました。これにより、初めてポインターを使用した後、gcc は NULL ポインターのチェックを最適化しません。NULL ポインターのバグは攻撃者によって頻繁に悪用されます。こうしたチェックを保持することが安全措置になります。（BZ#517964）

* Emulex LPFC ドライバーはバージョン 8.0.16.47 に更新され、メモリ割り当ての障害やシステム停止の原因となるメモリリークが解決されています。（BZ#513192）

* MPT Fusion ドライバーの makefile のエラーによって、CSMI ioctl がシリアル接続された SCSI デバイスで正しく機能しませんでした。（BZ#516184）

* この更新は、mmap_min_addr の調整可能なパラメーターと制限チェックを追加することで、権限がないユーザーが最低アドレスより下で新しくメモリマッピングを行うことを防止します。これにより、NULL ポインターデリファレンスのバグの悪用を防ぐことができます。後方互換性のため、デフォルトでは、mmap_min_addr がゼロ（無効）に設定されることに注意してください。（BZ#517904）

* 特定の LSI MegaRAID SAS アダプターを使用して、テープドライブで「mt erase」を実行すると、タイムアウトの結果として I/O エラーが「/var/log/messages」に記録されました。megaraid_sas ドライバーのタイムアウト値は、OS レイヤーの値に設定されるようになりました。（BZ#517965）

* ロッキングの問題により、エラーの発生後 qla2xxx ioctl モジュールがハングアップしました。このロッキングの問題は修正されています。この ioctl モジュールは、SANsurfer および scli などの QLogic SAN 管理ツールによって使用されます。（BZ#519428）

* mptscsi ドライバーと LSI 1030 コントローラーを使用する RAID 1 配列がデグレードすると、配列全体がオフラインとして検出され、起動時のカーネルパニックまたはデータ損失が生じる場合があります。
（BZ#517295）

* 32 ビットアーキテクチャで、ファイルが開かれたままで 25 日以上頻繁に書き込まれると、カーネルがこれらの書き込みをストレージにフラッシュするのを停止する可能性がありました。（BZ#515255）

* ib_mthca 内のメモリ割り当てのバグにより、「num_mpt=」の値が大きく、「num_mtt=」オプションが指定されてロードされた場合、ドライバーがロードされないことがありました。（BZ#518707）

* この更新では、get_random_int() はよりランダムであり、一般的な seed 値を使用しないため、返される値を予測できる可能性が低下します。（BZ#519692）

* __ptrace_unlink() 内のバグにより、デッドロックが生じ、kill できないプロセスが発生しました。（BZ#519446）

* 以前は、fcntl() F_SETLK コマンドを使用して、ファイルアクセスを同期させる複数のスレッドにより、posix_locks_deadlock() でデッドロックが発生しました。
これによりシステムが停止する可能性があります。（BZ#519429）

ユーザーは、バックポートされたパッチが含まれるこれらの更新済みパッケージへアップグレードし、これらの問題を解決する必要があります。この更新を有効にするには、システムを再起動する必要があります。

この更新では、SUSE Linux Enterprise 9 カーネルの様々なセキュリティ問題といくつかのバグが修正されます。

- Linux カーネルの drivers/isdn/hisax/hfc_usb.c にある collect_rx_frame 関数を使用して、攻撃者が ISDnitoutatu site バッファアンダーリードを発生させるように細工された HDLC パケットによって不特定の影響を与えることができます。（CVE-2009-4005）

- Linux カーネルの drivers/scsi/gdth.c にある gdth_read_event 関数の配列インデックスエラーを利用して、ローカルユーザーがサービス拒否を発生させたり、IOCTL リクエスト内で負のイベントインデックスを使用して権限を取得したりすることができます。（CVE-2009-3080）

- ebtables netfilter コードでの CAP_NET_ADMIN チェックの欠落により、ローカル攻撃者がブリッジファイアウォール設定を変更してしまう可能性があります。（CVE-2010-0007）

- Linux カーネルの e1000 ドライバーの drivers/net/e1000/e1000_main.c で、完全なフレームであるかのように MTU を超えるイーサネットフレームを処理することで、細工されたペイロードのある大型パケットを介して、リモートの攻撃者がパケットフィルタをバイパスする恐れがあります。（CVE-2009-4536）

- Linux カーネルの megaraid_sas ドライバー用の dbg_lvl ファイルには誰でも書き込める権限があり、これにより、ローカルユーザーは、このファイルを変更することで、ドライバーの（1）挙動および（2）ロギングレベルを変更することができます。
 （CVE-2009-3889）

- Linux カーネルの z90crypt ドライバーの z90crypt_unlocked_ioctl 関数が、Z90QUIESCE 操作の機能チェックを実行しません。これにより、ローカルユーザーが euid 0 権限を利用して、ドライバーの停止を強制する可能性があります。（CVE-2009-1883）

- appletalk および ipddp モジュールが読み込まれても、ipddp'N' デバイスが見つからない場合に Linux カーネルの appletalk サブシステムで発生するメモリ漏洩によって、リモートの攻撃者が IP-DDP データグラムを介してサービス拒否（メモリ消費）を引き起こす可能性があります。（CVE-2009-2903）

- Linux カーネルの net/1/af_unix.c によってローカルユーザーは、abstract-namespace AF_UNIX リスニングソケットを作成し、このソケットでシャットダウン操作を実行してからこのソケットへの一連の接続操作を実行することで、サービス拒否（システムハングアップ）を発生させることができます。（CVE-2009-3621）

- Linux カーネルの ATI Rage 128（aka r128）ドライバーが Concurrent Command Engine （CCE）の状態初期化を正しく検証しないため、ローカルユーザーがサービス拒否（NULL ポインターデリファレンスおよびシステムクラッシュ）を発生したり、指定されない ioctl 呼び出しを介して権限を取得する可能性があります。（CVE-2009-3620）

The remote CentOS system is missing a security update which has been documented in Red Hat advisory RHSA-2009-1438.

ID	名称	产品	系列	发布时间	最近更新时间	严重程度
44794	Debian DSA-1929-1 : linux-2.6 - 権限昇格/サービス拒否/機密メモリリーク	Nessus	Debian Local Security Checks	2010/2/24	2021/1/4	high
43790	CentOS 4：カーネル（CESA-2009:1438）	Nessus	CentOS Local Security Checks	2010/1/6	2021/1/4	high
67925	Oracle Linux 4：kernel (ELSA-2009-1438)	Nessus	Oracle Linux Local Security Checks	2013/7/12	2021/8/24	high
67925	Oracle Linux 4：kernel (ELSA-2009-1438)	Nessus	Oracle Linux Local Security Checks	2013/7/12	2021/8/24	high
67925	Oracle Linux 4 : kernel (ELSA-2009-1438)	Nessus	Oracle Linux Local Security Checks	2013/7/12	2021/8/24	high
44654	SuSE9 Security Update : the Linux kernel (YOU Patch Number 12578)	Nessus	SuSE Local Security Checks	2010/2/18	2021/1/14	high
42209	Ubuntu 6.06 LTS / 8.04 LTS / 8.10 / 9.04 : linux, linux-source-2.6.15 vulnerabilities (USN-852-1)	Nessus	Ubuntu Local Security Checks	2009/10/22	2021/1/19	high
44794	Debian DSA-1929-1 : linux-2.6 - privilege escalation/denial of service/sensitive memory leak	Nessus	Debian Local Security Checks	2010/2/24	2021/1/4	high
40998	RHEL 4 : kernel (RHSA-2009:1438)	Nessus	Red Hat Local Security Checks	2009/9/16	2021/1/14	high
43790	CentOS 4 : kernel (CESA-2009:1438)	Nessus	CentOS Local Security Checks	2010/1/6	2021/1/4	high
67925	Oracle Linux 4：カーネル（ELSA-2009-1438）	Nessus	Oracle Linux Local Security Checks	2013/7/12	2021/8/24	high
44654	SuSE9 セキュリティ更新：Linux カーネル（YOU パッチ番号 12578）	Nessus	SuSE Local Security Checks	2010/2/18	2021/1/14	high
801476	CentOS RHSA-2009-1438 Security Check	Log Correlation Engine	Generic			high

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