QEMU が更新され、さまざまなバグやセキュリティ問題が修正されました。

次のセキュリティ問題が修正されました。CVE-2014-8106：QEMU の Cirrus VGA エミュレーター（hw/display/cirrus_vga.c）のヒープベースのバッファオーバーフローにより、ローカルゲストユーザーが、blit 領域に関連するベクトルを通じて、任意のコードを実行することが可能でした。

- CVE-2014-7840：QEMU の arch_init.c の host_from_stream_offset 関数により、移行中に RAM をロードしたとき、リモートの攻撃者が、savevm データの細工された（1）オフセットまたは（2）長さの値を通じて、任意のコードを実行することが可能でした。

また、qemu-img 変換によって画像が破損する可能性のあるバグが修正されました。（bsc#908380）

注意：Tenable Network Security は、前述の記述ブロックを SUSE セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenable では、できる限り新たな問題を持ち込まないように、自動的に整理して書式設定するようにしています。

更新済みの qemu パッケージでは、次の複数のセキュリティの脆弱性を修正しています：

Sibiao Luo 氏が、QEMU がデバイスのホットアンプラギングを不適切に処理していることを発見しました。ローカルユーザーは、この欠陥を利用して、サービス拒否を引き起こす可能性があります（CVE-2013-4377）。

Michael S. Tsirkin が、QEMU によって vmxnet3 デバイスが不適切に処理されることを発見しました。ローカルゲストがこの問題を使用して、サービス拒否を引き起こす可能性や、ホストで任意のコードを実行する可能性があります（CVE-2013-4544）。

いくつかの QEMU ブロックドライバーで、複数の整数オーバーフロー、入力検証、論理エラー、およびバッファオーバーフローの欠陥が発見されました。ゲストによって読み込まれたディスクイメージファイルを変更できる攻撃者が、これらの欠陥を利用して、ゲストをクラッシュすることや、ホストの QEMU プロセスメモリを破損することがあり、 QEMU プロセスの権限でホスト上で任意のコードが実行される可能性があります（CVE-2014-0143、CVE-2014-0144、CVE-2014-0145、CVE-2014-0147）。

QEMU の virtio_net_handle_mac() 関数によってゲストリクエストを処理して Mac アドレスのテーブルを更新する方法で、バッファオーバーフロー欠陥が見つかりました。権限のあるゲストユーザーがこの欠陥を利用して、ホストの QEMU プロセスメモリを破損することがあり、 QEMU プロセスの権限でホストで任意のコードが実行される可能性があります（CVE-2014-0150）。

QEMU のパラレルブロックドライバーの seek_to_sector() 関数に、ゼロ除算欠陥が見つかりました。ゲストによって読み込まれたディスクイメージファイルを変更できる攻撃者が、この欠陥を利用して、ゲストをクラッシュすることがありました（CVE-2014-0142）。

QEMU の QCOW2 ブロックドライバーに NULL ポインターデリファレンス欠陥が見つかりました。ゲストによって読み込まれたディスクイメージファイルを変更できる攻撃者が、この欠陥を利用して、ゲストをクラッシュすることがありました（CVE-2014-0146）。

Hyper-V VHDX イメージのブロックドライバーによって、バインドチェックの欠落のために BAT（Block Allocation Table）エントリが正しく計算されないことが、見つかりました。ゲストによって読み込まれたディスクイメージファイルを変更できる攻撃者が、この欠陥を利用して、ゲストをクラッシュすることがありました（CVE-2014-0148）。

QEMU の IDE デバイスドライバーが SMART EXECUTE OFFLINE コマンドの実行を処理していた方法で、領域外メモリアクセスの欠陥が見つかりました。
権限のあるゲストユーザーがこの欠陥を利用して、ホストの QEMU プロセスメモリを破損することがあり、これにより、QEMU プロセスの権限でホストで任意のコードが実行される可能性があります（CVE-2014-2894）。

QCOW バージョン 1 ディスクイメージの QEMU ブロックドライバーに、 2 つの整数オーバーフローの欠陥が見つかりました。ゲストによって読み込まれた QEMU ディスクイメージファイルを変更できるユーザーが、これらの欠陥のいずれかを使用して、ホストの QEMU プロセスメモリを破損することがあり、これによって、QEMU プロセスの権限でホストで任意のコードが実行される可能性があります（CVE-2014-0222、CVE-2014-0223）。

vitio-net、vitio-scsi および QEMU の USB ドライバーが移行後に状態の読み込みを処理する方法で、複数のバッファオーバーフロー、入力検証、および領域外書き込みの欠陥が見つかりました。savevm データを変更できる（ディスク上または移行中に有線で）ユーザーがこれらの欠陥のいずれかを使用して、（宛先）ホストの QEMU プロセスメモリを破損することがあり、これによって、QEMU プロセスの権限でホストで任意のコードが実行される可能性があります（CVE-2013-4148、CVE-2013-4151、CVE-2013-4535、CVE-2013-4536、 CVE-2013-4541、CVE-2013-4542、CVE-2013-6399、CVE-2014-0182、 CVE-2014-3461）。

QEMU の VGA エミュレーターが高解像度表示のためにフレームバッファメモリにアクセスする方法で、情報漏洩の欠陥が見つかりました。権限のあるゲストユーザーがこの欠陥を利用して、ゲストで高解像度を使用するようにディスプレイを設定することで、ホストのメモリコンテンツをゲストに漏洩することがありました（CVE-2014-3615）。

ゲストがソースポートとソースアドレスが 0 のパケットを送信すると、一致する、すでに作成されている udp ソケットを検索するとき、初期化されていないソケットが摘出され、その後、 so->slirp->vnetwork_mask.s_addr にアクセス中に NULL ポインターデリファレンスにヒットする sosendto() に渡されます。影響を受けるのは、 qemu ユーザーネットワーキングを使用するゲストのみです（CVE-2014-3640）。

Intel Security の Advanced Threat Research チームが、ゲスト提供のパラメーターが vmware-vga ドライバーの rectangle 関数で十分に検証されないことを、報告しました。権限のあるゲストユーザーがこの欠陥を悪用して、ホスト上の qemu アドレススペースに書き込み、qemu ホストプロセスのそれに対する権限を昇格させることが可能です（CVE-2014-3689）。

QEMU によって、USB xHCI コントローラーライブ移行が不適切に処理されることが、見つかりました。攻撃者がこの問題を使用して、サービス拒否を引き起こす可能性や、任意のコードを実行する可能性があります（CVE-2014-5263）。

Cisco の James Spadaro 氏が、QEMU VNC ディスプレイドライバーに、クライアントからの十分にサニタイズされていない bits_per_pixel があることを、報告しました。ゲストの VNC コンソールへのアクセス権がある攻撃者が、この欠陥を利用して、ゲストをクラッシュすることがありました（CVE-2014-7815）。

移行中、ram ロード中の移行ストリームから読み取られた値が検証されません。特に host_from_stream_offset() のオフセット、および当該関数の呼び出し元の書き込みの長さです。
（ディスク上または移行中に有線で）savevm データを変更できるユーザーがこのいずれかの欠陥を悪用して、（宛先）ホスト上の QEMU プロセスメモリを破損させることが可能です。これは、QEMU プロセスの権限でホスト上で任意のコードを実行される原因になる可能性があります（CVE-2014-7840）。

Red Hat の Paolo Bonzini は、qemu の Cirrus VGA エミュレーターで blit リージョンチェックが不十分であることを発見しました。権限のあるゲストユーザーがこの欠陥を悪用して、ホスト上の qemu アドレススペースに書き込み、qemu ホストプロセスのそれに対する権限を昇格させることが可能です（CVE-2014-8106）。

この更新では、qemu-1.6.2 の前提条件として、usbredirparser 0.6 も提供しています

更新后的 qemu 程序包修复了多种安全漏洞：

Sibiao Luo 发现 QEMU 未正确处理设备热拔出。本地用户可能利用此缺陷造成拒绝服务 (CVE-2013-4377)。

Michael S. Tsirkin 发现，QEMU 没有正确处理 vmxnet3 设备。本地访客可能利用此问题造成拒绝服务，或在主机上执行任意代码 (CVE-2013-4544)。

在各种 QEMU 区块驱动程序中发现多种整数溢出、输入验证、逻辑错误和缓冲区溢出缺陷。能够修改访客加载的磁盘映像文件的攻击者可利用这些缺陷导致客户机崩溃，或损坏主机上的 QEMU 进程内存，从而造成以 QEMU 进程的权限在主机上执行任意代码（CVE-2014-0143、CVE-2014-0144、CVE-2014-0145、CVE-2014-0147）。

在 QEMU 的 virtio_net_handle_mac() 函数处理访客请求以更新 Mac 地址表的方式中发现缓冲区溢出缺陷。特权客户机用户可利用此缺陷破坏主机上的 QEMU 进程内存，这可导致使用 QEMU 进程的权限在主机上执行任意代码 (CVE-2014-0150)。

在 QEMU 的并行区块驱动程序的 seek_to_sector() 函数中发现除以零缺陷。能够修改访客加载的磁盘映像文件的攻击者可利用此缺陷导致客户机崩溃 (CVE-2014-0142)。

在 QEMU 的 QCOW2 区块驱动程序中发现空指针取消引用缺陷。能够修改访客加载的磁盘映像文件的攻击者可利用此缺陷导致客户机崩溃 (CVE-2014-0146)。

已发现 Hyper-V VHDX 映像的区块驱动程序未正确计算 BAT（区块分配表）条目，原因是缺少边界检查。能够修改访客加载的磁盘映像文件的攻击者可利用此缺陷导致客户机崩溃 (CVE-2014-0148)。

在 QEMU 的 IDE 设备驱动程序处理 SMART EXECUTE OFFLINE 命令的方式中发现存在越界内存访问缺陷。
特权客户机用户可利用此缺陷破坏主机上的 QEMU 进程内存，这可导致使用 QEMU 进程的权限在主机上执行任意代码 (CVE-2014-2894)。

已发现 QCOW 版本 1 磁盘映像的 QEMU 区块驱动程序中存在两个整数溢出缺陷。能够更改访客加载的 QEMU 磁盘映像文件的用户可利用这些缺陷损坏主机上的 QEMU 进程内存，从而导致以 QEMU 进程的权限在主机上执行任意代码（CVE-2014-0222、CVE-2014-0223）。

在 QEMU 的 virtio、virtio-net、virtio-scsi 和 usb 等驱动程序处理迁移后的状态加载的方式中发现多个缓冲区溢出、输入验证和越界写入缺陷。能够更改 savevm 数据（位于磁盘或迁移期间的线路上）的用户可利用其中任一缺陷损坏（目标）主机上的 QEMU 进程内存，这可导致以 QEMU 进程的权限在主机上执行任意代码（CVE-2013-4148、CVE-2013-4151、CVE-2013-4535、CVE-2013-4536、CVE-2013-4541、CVE-2013-4542、CVE-2013-6399、CVE-2014-0182、CVE-2014-3461）。

在 QEMU 的 VGA 仿真器访问高分辨率显示的帧缓冲区内存的方式中发现信息泄漏缺陷。特权客户机用户可利用此缺陷，通过将显示设置为使用客户机中的高分辨率来将主机的内存内容泄漏给访客 (CVE-2014-3615)。

访客发送含源端口和源地址 0 的 udp 数据包时，会在查找匹配和已创建的 udp 套接字时挑选未初始化的套接字，并于稍后将其传递给 sosendto()，此函数会在 so->slirp->vnetwork_mask.s_addr 访问期间发生空指针取消引用。仅使用 qemu 用户网络的访客系统会受到影响 (CVE-2014-3640)。

Intel Security 的高级威胁研究团队报告 vmware-vga 驱动程序的矩形函数中没有对访客提供的参数进行充分的验证。特权客户机用户可利用此缺陷写入主机上的 qemu 地址空间，从而可提升其在这些 qemu 主机进程中的权限 (CVE-2014-3689)。

已发现 QEMU 未正确处理 USB xHCI 控制器实时迁移。攻击者可能利用此问题造成拒绝服务或执行任意代码 (CVE-2014-5263)。

Cisco 的 James Spadaro 报告 QEMU VNC 显示驱动程序没有充分审查来自客户端的 bits_per_pixel。有权访问客户机的 VNC 控制台的攻击者可利用此缺陷导致客户机崩溃 (CVE-2014-7815)。

迁移期间，从 ram 加载期间的迁移流中读取的值不会得到验证。尤其是 host_from_stream_offset() 中的偏移以及上述函数的调用程序中写入的长度。
能够更改（磁盘上或迁移期间的线路上的）savevm 数据的用户可利用这两个缺陷之一导致（目标）主机上的 QEMU 进程内存损坏，从而造成以 QEMU 进程的权限在主机上执行任意代码 (CVE-2014-7840)。

Red Hat 的 Paolo Bonzini 发现对 qemu 的 Cirrus VGA 模拟器中的 blit 区域检查不充分。特权客户机用户可利用此缺陷写入主机上的 qemu 地址空间，从而可提升其在这些 qemu 主机进程中的权限 (CVE-2014-8106)。

此更新还提供了 usbredirparser 0.6 作为 qemu-1.6.2 的先决条件。

QEMU 已更新，修复了各种缺陷和安全问题。

修复了下列安全问题：CVE-2014-8106：QEMU 中的 Cirrus VGA 仿真器 (hw/display/cirrus_vga.c) 中基于堆的缓冲区溢出允许本地客户机用户通过与 blit 节区域有关的矢量执行任意代码。

- CVE-2014-7840：迁移期间加载 RAM 时，QEMU 中的 arch_init.c 中的 host_from_stream_offset 函数允许远程攻击者通过在 savevm 数据中构建的 (1) 偏移或 (2) 长度值执行任意代码。

还修复了 qemu-img 转换有时可能损坏图像这一缺陷。(bsc#908380)

请注意，Tenable Network Security 已直接从 SUSE 安全公告中提取上述描述块。Tenable 已尝试在不引入其他问题的情况下尽可能进行了自动整理和排版。

远程 Oracle Linux 7 主机上安装的多个程序包受到 ELSA-2015-0349 公告中提及的多个漏洞影响。

    - 解决了 bz#1169456CVE-2014-8106 qemu-kvmqemu:cirrus blit 区域检查不充分 [rhel-7.1]
    - 解决了 bz#1163078CVE-2014-7840 qemu-kvm qemu在 RAM 加载期间参数验证不充分 [rhel-7.1]
    - 解决了 bz#1157645CVE-2014-7815 qemu-kvmqemuvnc 来自客户端的 bits_per_pixel 清理不足 [rhel-7.1]
    - 解决了 bz#1144820CVE-2014-3640 qemu-kvmqemuslirpsosendto() 中的空指针取消引用 [rhel-7.1]
    - 解决了 bz#1139118CVE-2014-3615 qemu-kvmQemu 客户机设置高分辨率时发生崩溃 [rhel-7.1]
    - 解决了 bz#1122147CVE-2014-5263 vmstate_xhci_event修复未结束的字段列表
    - kvm-qcow1-Validate-L2-table-size-CVE-2014-0222.patch [bz#1097230]
    - kvm-qcow1-Validate-image-size-CVE-2014-0223.patch [bz#1097237]
    - 解决了 bz#1095678 (CVE-2013-4148 qemu-kvmqemu: virtio-net无效状态加载时的缓冲区溢出 [rhel-7.1]
    - 解决了 bz#1095685CVE-2013-4149 qemu-kvmqemu: virtio-net加载时越界缓冲区写入 [rhel-7.1]
    - 解决了 bz#1095690CVE-2013-4150 qemu-kvmqemu: virtio-net无效状态加载时的越界缓冲区写入 [rhel-7.1]
    - 解决了 bz#1095695CVE-2013-4151 qemu-kvmqemuvirtio无效状态加载时的越界缓冲区写入 [rhel-7.1]
    - 解决了 bz#1095707CVE-2013-4527 qemu-kvmqemuhpet无效状态加载时的缓冲区溢出 [rhel-7.1]
    - 解决了 bz#1095716CVE-2013-4529 qemu-kvm qemuhw/pci/pcie_aer.c无效状态加载时的缓冲区溢出 [rhel-7.1]
    - 解决了 bz#1095738 (CVE-2013-6399 qemu-kvmqemunetio传入的迁移中存在缓冲区溢出 [rhel-7.1]
    - 解决了 bz#1095742 (CVE-2013-4542 qemu-kvm qemu: virtio-scsi无效状态加载时的缓冲区溢出 [rhel-7.1]
    - 解决了 bz#1095747CVE-2013-4541 qemu-kvmqemuusbpost_load 中 setup_index+setup_len 的健全性检查不充分 [rhel-7.1]
    - 解决了 bz#1095766 (CVE-2013-4535 CVE-2013-4536 qemu-kvmqemuvirtio映射时 num_sg 验证不充分 [rhel-7.1]
    - 解决了 bz#1095783CVE-2014-0182 qemu-kvmqemuvirtio使用无效 config_len 的状态加载时发生越界缓冲区写入 [rhel-7.1]
    - 解决了 bz#1096829CVE-2014-3461 qemu-kvmQemu: usb 修复加载后检查 [rhel-7.1]
    - 解决了 bz#1097230 (CVE-2014-0222 qemu-kvmQemuqcow1 验证 L2 表大小以避免整数溢出 [rhel-7.1])
    - 解决了 bz#1097237 (CVE-2014-0223 qemu-kvmQemuqcow1 验证图像大小以避免越界内存访问 [rhel-7.1])

Tenable 已直接从 Oracle Linux 安全公告中提取上述描述块。

请注意，Nessus 尚未测试这些问题，而是只依据应用程序自我报告的版本号进行判断。

已发现 Cirrus 的 blit 区域检查不足。特权客户机用户可利用此缺陷，在主机的 QEMU 进程地址空间中的 VRAM 分配的缓冲区边界以外写入攻击者提供的数据。(CVE-2014-8106)

在 set_pixel_format() 函数审查 bits_per_pixel 值的方式中发现未初始化数据结构的使用缺陷。有权访问客户机的 VNC 控制台的攻击者可利用此缺陷造成客户机崩溃。(CVE-2014-7815)

已发现在迁移期间加载 RAM 时读取的某些值未经过验证。能够更改 savevm 数据（该数据位于磁盘上，或迁移期间的线路上）的用户可利用这些缺陷损坏（目标）主机上的 QEMU 进程内存，从而可能导致以 QEMU 进程的权限在主机上执行任意代码。
(CVE-2014-7840)

当 QEMU 的用户网络处于使用中时，在 QEMU 处理源端口和地址为 0 的 UDP 数据包的方式中发现空指针取消引用缺陷。本地客户机用户可利用此缺陷造成客户机崩溃。(CVE-2014-3640)

缺陷补丁：

- KVM 实用工具在每次执行 MSI 矢量掩码/取消掩码操作时，都会执行要求的路由更新系统调用。结果，运行 Scientific Linux 5 等旧版系统的客户机在某些情况下可感受到速度明显变慢。现在将跳过掩码/取消掩码操作期间的路由系统调用，旧版客户机的性能现在更具一致性。

- 由于 Internet 小型计算机系统接口 (iSCSI) 驱动程序中存在一个缺陷，在 iSCSI 协议下以客户机模式执行“write same”命令时，qemu-kvm 进程会因分段错误而意外终止。此更新修复了缺陷，并且现在“write same”命令在 iSCSI 下能够按预期以访客模式运行。

- QEMU 命令界面在客户机迁移期间未正确调整缓存内存的大小，从而导致 QEMU 因分段错误而意外终止。此更新修复了相关代码， QEMU 不会再在上述情况中发生崩溃。

增强：

- KVM 客户机中支持的虚拟 CPU (vCPU) 的最大数目已增加到 240 个。这增加了用户可分配给客户机的虚拟处理单元的数目，因此提高了其性能。

- 为 QEMU 管理程序、KVM 内核代码以及 libvirt API 添加了对第 5 代 Intel Core 处理器的支持。这允许 KVM 客户机使用以下指令和特性：ADCX、ADOX、RDSFEED、PREFETCHW 以及监督模式访问阻止 (SMAP)。

- “dump-guest-memory”命令现在支持崩溃转储压缩。这可使无法使用“virsh dump”命令的用户需要更少的硬盘空间来存放客户机崩溃转储。此外，频繁保存压缩的客户机崩溃转储所花费的时间比保存一次非压缩的转储更短。

QEMU 已更新，可修正多種錯誤和安全性問題。

下列安全性問題已經修正：CVE-2014-8106：QEMU 的 Cirrus VGA 模擬器 (hw/display/cirrus_vga.c) 中存有堆積型緩衝區溢位，這會讓本機來賓使用者透過與 blit 區域有關的向量執行任意程式碼。

- CVE-2014-7840：在 QEMU 中，arch_init.c 的 host_from_stream_offset 函式在移轉期間載入 RAM 時，會讓遠端攻擊者透過 savevm 資料中的特製 (1) 位移或 (2) 長度值執行任意程式碼。

此外，也已修正 qemu-img 轉換有時會使影像損毀的錯誤。(bsc#908380)

請注意，Tenable Network Security 已直接從 SUSE 安全性公告擷取前置描述區塊。Tenable 已盡量在不造成其他問題的前提下，嘗試自動清理並將其格式化。

遠端 Oracle Linux 7 主機中安裝的套件受到 ELSA-2015-0349 公告中提及的多個弱點影響。

    - 解決 bz#1169456 (CVE-2014-8106 qemu-kvmqemu cirrus不充分的 blit 區域檢查 [rhel-7.1])
    - 解決 bz#1163078 (CVE-2014-7840 qemu-kvm qemu ram 載入期間的參數驗證不充分 [rhel-7.1])
    - 解決 bz#1157645 (CVE-2014-7815 qemu-kvmqemuvnc用戶端清理中的 bits_per_pixel 不足 [rhel-7.1])
    - 解決 bz#1144820 (CVE-2014-3640 qemu-kvmqemuslirpsosendto() 中的 NULL 指標解除參照 [rhel-7.1])
    - 解決 bz#1139118 (CVE-2014-3615 qemu-kvmQem來賓設定高解析度時當機 [rhel-7.1])
    - 解決 bz#1122147 (CVE-2014-5263 vmstate_xhci_event修正未終止的欄位清單)
    - kvm-qcow1-Validate-L2-table-size-CVE-2014-0222.patch [bz#1097230]
    - kvm-qcow1-Validate-image-size-CVE-2014-0223.patch [bz#1097237]
    - 解決 bz#1095678 (CVE-2013-4148 qemu-kvmqemuvirtio-net載入無效狀態時發生緩衝區溢位 [rhel-7.1])
    - 解決 bz#1095685 (CVE-2013-4149 qemu-kvmqemuvirtio-net載入時超出邊界緩衝區寫入 [rhel-7.1])
    - 解決 bz#1095690 (CVE-2013-4150 qemu-kvmqemuvirtio-net載入無效狀態時發生超出邊界緩衝區寫入 [rhel-7.1])
    - 解決 bz#1095695 (CVE-2013-4151 qemu-kvmqemuvirtio載入無效狀態時發生超出邊界緩衝區寫入 [rhel-7.1])
    - 解決 bz#1095707 (CVE-2013-4527 qemu-kvmqemuhpet載入無效狀態時發生緩衝區滿溢 [rhel-7.1])
    - 解決 bz#1095716 (CVE-2013-4529 qemu-kvm qemuhw/pci/pcie_aer.c載入無效狀態時的緩衝區滿溢 [rhel-7.1])
    - 解決 bz#1095738 (CVE-2013-6399 qemu-kvmqemuvirtio傳入移轉時發生緩衝區滿溢 [rhel-7.1])
    - 解決 bz#1095742 (CVE-2013-4542 qemu-kvmqemuvirtio-scsi載入無效狀態時發生緩衝區滿溢 [rhel-7.1])
    - 解決 bz#1095747 (CVE-2013-4541 qemu-kvm qemuusb post_load 中的 setup_index+setup_len 功能健全檢查不足 [rhel-7.1])
    - 解決 bz#1095766 (CVE-2013-4535 CVE-2013-4536 qemu-kvmqemuvirtio對應時 num_sg 的驗證不足 [rhel-7.1])
    - 解決 bz#1095783 (CVE-2014-0182 qemu-kvmqemuvirtio使用無效 config_len 的狀態載入超出邊界緩衝區寫入 [rhel-7.1])
    - 解決 bz#1096829 (CVE-2014-3461 qemu-kvmQemusb修正負載後檢查 [rhel-7.1])
    - 解決 bz#1097230 (CVE-2014-0222 qemu-kvmQemqcow1驗證 L2 表格大小以避免整數溢位 [rhel-7.1])
    - 解決 bz#1097237 (CVE-2014-0223 qemu-kvmQemu qcow1驗證影像大小以避免超出邊界記憶體存取 [rhel-7.1])

Tenable 已直接從 Oracle Linux 安全公告擷取前置描述區塊。

請注意，Nessus 並未測試這些問題，而是僅依據應用程式自我報告的版本號碼作出判斷。

據發現，Cirrus blit 區域檢查不足。有權限的來賓使用者可利用此瑕疵，在主機之含有攻擊者供應資料的 QEMU 處理程序位址空間中，寫入 VRAM 配置的緩衝區邊界之外。(CVE-2014-8106)

在 set_pixel_format() 函式清理 bits_per_pixel 之值的方式中，發現一個未初始化的資料結構使用瑕疵。攻擊者若能存取來賓的 VNC 主控台，便可利用此瑕疵使來賓當機。(CVE-2014-7815)

據發現，移轉期間載入 RAM 時讀取的某些值未經過驗證。使用者若可變更 savevm 資料 (磁碟上或移轉時在線)，便可利用這些瑕疵的任何一種來損毀 (目的地) 主機上的 QEMU 處理程序記憶體，進而可能在主機上透過 QEMU 處理程序的權限執行任意程式碼。
(CVE-2014-7840)

在使用 QEMU 之使用者網路的情況下，QEMU 處理含來源連接埠且位址為 0 之 UDP 封包的方式有一個 NULL 指標解除參照瑕疵。本機來賓使用者可利用此瑕疵使來賓當機。(CVE-2014-3640)

錯誤修正：

- KVM 公用程式在每次執行 MSI 向量遮罩/取消遮罩作業時，都會執行關鍵的路由更新系統呼叫。因此，執行舊版系統 (如 Scientific Linux 5) 的來賓在某些情況下，可能有速度嚴重減慢的現象。現在會在遮罩/取消遮罩作業時忽略路由系統呼叫，且舊版來賓的效能目前較為一致。

- 由於 Internet Small Computer System Interface (iSCSI) 驅動程式中的錯誤，當‘write same’命令在 iSCSI 通訊協定的來賓模式中執行時，qemu-kvm 處理程序會因分割錯誤而意外終止。此更新可修正該錯誤，且’write same’命令現可在 iSCSI 的來賓模式中如預期運作。

- QEMU 命令介面未正確處理來賓移轉期間的快取記憶體大小重新調整，造成 QEMU 因分割錯誤而意外終止。此更新可修正相關程式碼，且 QEMU 不會再在所述情況下當機。

增強功能：

- KVM 來賓中的支援虛擬 CPU (vCPU) 數量上限已增為 240。此可增加使用者可指派給來賓的虛擬處理單位的數量，因此能改善其效能潛力。

- QEMU Hypervisor、KVM 核心程式碼和 libvirt API 已新增第 5 代 Intel Core 處理器支援。這讓 KVM 來賓得以使用以下指示和功能：ADCX、ADOX、RDSFEED、PREFETCHW 和監督模式存取防止 (SMAP)。

- ‘dump-guest-memory’ 命令現可支援當機轉儲存壓縮。這讓無法使用‘virsh dump’命令的使用者，不需太多的磁碟空間就能執行來賓當機轉儲存。此外，儲存壓縮之來賓當機轉儲存所需的時間通常少於儲存非壓縮的項目。

更新版 qemu 套件可修正多個安全性弱點：

Sibiao Luo 發現 QEMU 未正確處理裝置熱插拔的拔除。本機使用者可能利用此瑕疵造成拒絕服務 (CVE-2013-4377)。

Michael S. Tsirkin 發現，QEMU 並未正確處理 vmxnet3 裝置。本機來賓可能會利用此問題，引發拒絕服務或可能在主機上執行任意程式碼 (CVE-2013-4544)。

在各種 QEMU 區塊驅動程式中發現多個整數溢位、輸入驗證、邏輯錯誤和緩衝區溢位瑕疵。攻擊者若可修改來賓載入的磁碟映像檔，便能利用這些瑕疵使來賓當機，或損毀主機上的 QEMU 處理程序記憶體，進而以 QEMU 處理程序的權限在主機上導致任意程式碼執行 (CVE-2014-0143、CVE-2014-0144、 CVE-2014-0145、CVE-2014-0147)。

在 QEMU 的 virtio_net_handle_mac() 函式處理更新 MAC 位址表格之來賓要求的方式中發現一個緩衝區溢位瑕疵。有權限的來賓使用者可利用此瑕疵，損毀主機上的 QEMU 處理程序記憶體，進而可能導致以 QEMU 處理程序的權限在主機上執行任意程式碼 (CVE-2014-0150)。

在 QEMU 中 Parallels 區塊驅動程式的 seek_to_sector() 函式中發現一個除以零瑕疵。若攻擊者可修改來賓載入的磁碟映像檔，便可利用此瑕疵使來賓當機 (CVE-2014-0142)。

在 QEMU 的 QCOW2 區塊驅動程式中，發現一個 NULL 指標解除參照瑕疵。若攻擊者可修改來賓載入的磁碟映像檔，便可利用此瑕疵使來賓當機 (CVE-2014-0146)。

據發現，Hyper-V VHDX 影像的區塊驅動程式因為缺少邊界檢查，而未正確計算 BAT (區塊配置表) 項目。若攻擊者可修改來賓載入的磁碟映像檔，便可利用此瑕疵使來賓當機 (CVE-2014-0148)。

在 QEMU 的 IDE 裝置驅動程式處理 SMART EXECUTE OFFLINE 命令執行的方式中發現超出邊界記憶體存取瑕疵。
有權限的來賓使用者可利用此瑕疵，損毀主機上的 QEMU 處理程序記憶體，進而可能導致以 QEMU 處理程序的權限在主機上執行任意程式碼 (CVE-2014-2894)。

在 QCOW 第 1 版磁碟映像的 QEMU 區塊驅動程式中發現兩個整數溢位瑕疵。使用者若可變更來賓載入的 QEMU 磁碟映像檔，便可利用其中任何一個瑕疵，損毀主機上的 QEMU 處理程序記憶體，進而可能導致以 QEMU 處理程序的權限在主機上執行任意程式碼 (CVE-2014-0222、CVE-2014-0223)。

在 QEMU 的 vrtio、virtio-net、virtio-scsi 和 usb 驅動程式移轉後處理狀態載入的方式中發現多個緩衝區溢位、輸入驗證和超出邊界寫入瑕疵。使用者若可變更 savevm 資料 (磁碟上或移轉時在線)，便可利用其中任何一個瑕疵，損毀 (目的地) 主機上的 QEMU 處理程序記憶體，進而可能導致以 QEMU 處理程序的權限在主機執行任意程式碼 (CVE-2013-4148、CVE-2013-4151、CVE-2013-4535、CVE-2013-4536、 CVE-2013-4541、CVE-2013-4542、CVE-2013-6399、CVE-2014-0182、 CVE-2014-3461)。

在 QEMU VGA 模擬器存取高解析度顯示的框架緩衝區記憶體的方式中發現一個資訊洩漏瑕疵。有權限的來賓用者可利用此瑕疵，將來賓使用的顯示器設為高解析度，進而將主機的記憶體內容洩漏給來賓 (CVE-2014-3615)。

如果來賓傳送具有來源連接埠和來源 addr 0 的 udp 封包，則在搜尋比對和已建立的 udp 通訊端時，系統會擷取未初始化的通訊端，而其稍後會傳送至 sosendto()，其中在 so->slirp->vnetwork_mask.s_addr 存取期間，會發生 NULL 指標解除參照。只有使用 qemu 使用者網路的來賓會受到影響 (CVE-2014-3640)。

Intel Security 的進階威脅研究團隊報告，來賓提供的參數在 vmware-vga driver 的三角形函式中未經充分驗證。有權限的來賓使用者可利用此瑕疵，在主機上寫入 qemu 位址空間，從而可能會將自己的權限提升到可以使用 qemu 主機處理程序的權限 (CVE-2014-3689)。

據發現，QEMU 會不正確處理 USB xHCI 控制器的即時移轉。攻擊者可能會利用此瑕疵，引發拒絕服務或可能執行任意程式碼 (CVE-2014-5263)。

Cisco 的 James Spadaro 報告，在 QEMU VNC 顯示驅動程式的用戶端中，bits_per_pixel 未充分清理。具有來賓 VNC 主控台存取權的攻擊者可利用此瑕疵造成來賓當機 (CVE-2014-7815)。

在移轉期間載入 ram 時，從移轉資料流讀取的值並未經過驗證。特別是 host_from_stream_offset() 中的位移，以及在所述函式呼叫者中的寫入長度。
使用者若可變更 savevm 資料 (磁碟上或移轉時在線)，便可利用其中任何一個瑕疵，損毀 (目的地) 主機上的 QEMU 處理程序記憶體，進而可能在主機上透過 QEMU 處理程序的權限執行任意程式碼 (CVE-2014-7840)。

Red Hat 的 Paolo Bonzini 發現在 qemu 的 Cirrus VGA 模擬器中，blit 區域檢查不充分。有權限的來賓使用者可利用此瑕疵，在主機上寫入 qemu 位址空間，從而可能會將自己的權限提升到可以使用 qemu 主機處理程序的權限 (CVE-2014-8106)。

此更新也提供 usbredirparser 0.6 做為 qemu-1.6.2 的先決條件。

ID	名称	产品	系列	发布时间	最近更新时间	严重程度
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81944	Mandriva Linux 安全公告：qemu (MDVSA-2015:061)	Nessus	Mandriva Local Security Checks	2015/3/19	2021/1/6	high
83686	SUSE SLED12 / SLES12 安全更新：qemu (SUSE-SU-2015:0349-1)	Nessus	SuSE Local Security Checks	2015/5/20	2021/1/6	high
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83686	SUSE SLED12 / SLES12 安全性更新：qemu (SUSE-SU-2015:0349-1)	Nessus	SuSE Local Security Checks	2015/5/20	2021/1/6	high
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