リモートのOracle Linux 7ホストに、ELSA-2017-1842アドバイザリに記載されている複数の脆弱性の影響を受けるパッケージがインストールされています。

  -3.17までのLinuxカーネルのfs/namespace.cのdo_umount関数は、rootファイルシステムを読み取り専用に変更する do_remount_sb呼び出しに対してCAP_SYS_ADMIN機能を必要としていません。これにより、ローカルユーザーが、特定の非共有システムコールを行い、/ MNT_LOCKED フラグを消去し、MNT_FORCE umountシステムコールを行うことで、サービス拒否（書き込み可能性の喪失）を引き起こすことが可能です。（CVE-2014-7975）

  -GNU Compiler Collection（gcc）スタックプロテクターが有効な場合、4.8.2までのLinuxカーネルのin security/keys/proc.cにあるproc_keys_show関数により、特定のタイムアウトデータに対して不適切なバッファサイズが使用されています。これにより、ローカルユーザーが/proc/keysファイルを読み取ることで、サービス拒否（スタックメモリ破損とパニック）を引き起こすことが可能です。（CVE-2016-7042）

  -4.6.3より前のLinuxカーネルのnet/netlink/af_netlink.cのnetlink_dump関数の競合状態によって、ローカルユーザーが、sendmsgシステムコールを実行するように細工されたアプリケーションを介して、サービス拒否（二重解放）または詳細不明なその他の影響を与える可能性があり、予測よりも早く開始する新しいダンプに関連付けられた解放操作につながります。（CVE-2016-9806）

  -4.8.14より前のLinuxカーネルのblock/blk-map.cのblk_rq_map_user_iov()関数がイテレータのタイプを適切に制限していません。これにより、ローカルユーザーが任意のカーネルメモリの場所を読み書きしたり、/dev/sgデバイスへのアクセスを利用してサービス拒否（メモリ解放後使用（Use After Free））を引き起こしたりする可能性があります。
    (CVE-2016-9576)

  -4.9までのLinuxカーネルのsg実装は、KERNEL_DSオプションが設定されている場合に書き込み操作を適切に制限しないため、ローカルユーザーが任意のカーネルメモリの場所を読み書きしたり、block/bsg.cとdrivers/scsi/sg.cに関連する/dev/sgデバイスへのアクセスを利用してサービス拒否（メモリ解放後使用（Use After Free））を引き起こす可能性があります。注：この脆弱性は、CVE-2016-9576の修正が不完全なために存在します。（CVE-2016-10088）

  -4.8.2までのLinuxカーネルのファイルシステム実装は、setxattr呼び出し中にsetgidビットを保持します。これにより、ローカルのユーザーが実行権限に制限のあるsetgidプログラムの存在を利用し、グループ権限を取得する可能性があります。（CVE-2016-7097）

  -4.10.4までのLinuxカーネルのdrivers/scsi/sg.cのsg_ioctl関数により、ローカルユーザーが、SG_NEXT_CMD_LEN ioctlコールの大きなコマンドサイズを介して、サービス拒否（スタックベースのバッファオーバーフロー）や詳細不明なその他の影響を引き起こす可能性があり、sg_write関数での領域外書き込みのアクセスに至ります。（CVE-2017-7187）

  -4.8.15より前のLinuxカーネルのcrypto/mcryptd.cにより、ローカルユーザーが、互換性のないアルゴリズムでAF_ALGソケットを使用することにより、サービス拒否（NULLポインター逆参照とシステムクラッシュ）を引き起こす可能性があります。これは、mcryptd(md5)によって実証されています。（CVE-2016-10147）

  -4.9までのLinuxカーネルのarch/x86/kvm/vmx.cが#BPと#OFの例外を誤って管理しているため、ゲストOSユーザーが、L2ゲストによってスローされた例外の処理を拒否することで、サービス拒否（ゲストOSクラッシュ）を引き起こす可能性があります。（CVE-2016-9588）

  -4.9.8までのLinuxカーネル内のarch/x86/kvm/vmx.cのnested_vmx_check_vmptr関数は、VMXON命令を不適切にエミュレートするため、KVM L1ゲストOSユーザーが、ページ参照の不適切な処理を利用することで、サービス拒否（ホストOSのメモリ消費）を引き起こす可能性があります。（CVE-2017-2596）

  -4.8.10より前のLinuxカーネル内のTCPスタックがskb切り捨てを誤って処理しているため、ローカルユーザーが、net/ipv4/tcp_ipv4.cとnet/ipv6/tcp_ipv6.cに関連して、sendtoシステムコールを実行するように細工されたアプリケーションを介してサービス拒否（システムクラッシュ）を引き起こす可能性があります。（CVE-2016-8645）

  -4.9.9までのLinuxカーネルのnet/ipv4/ip_sockglue.cにあるipv4_pktinfo_prepare関数により、攻撃者が（1）細工されたシステムコールを行うアプリケーション、または（2）無効なIPオプションによるIPv4トラフィックを介して、サービス拒否（システムクラッシュ）を引き起こす可能性があります。（CVE-2017-5970）

  -4.9.7より前のLinuxカーネルでは、kernel/events/core.cの競合状態により、ハードウェアコンテキストにソフトウェアグループを移動するための同時perf_event_openシステム呼び出しを行うに細工されたアプリケーションを介して、ローカルユーザーが権限を取得する可能性があります。注：この脆弱性は、CVE-2016-6786の修正が不完全なために存在します。（CVE-2017-6001）

  -3.18より前のLinuxカーネル内のKEYSサブシステムにより、ローカルユーザーが、keyring.cのkeyring_search_iterator関数に関連して、特定の一致フィールドに対するNULL値を含むベクトルを介して、権限を取得したり、サービス拒否（NULLポインター逆参照とシステムクラッシュ）を引き起こしたりする可能性がありまます。（CVE-2017-2647）

  -4.10.15までのLinuxカーネルのnet/ipv4/inet_connection_sock.cのinet_csk_clone_lock関数で、攻撃者はacceptシステムコールの使用を悪用してサービス拒否（二重解放）や詳細不明なその他の影響を引き起こす可能性があります。（CVE-2017-8890）

  -4.11.1までのLinuxカーネルのnet/ipv6/tcp_ipv6.cのtcp_v6_syn_recv_sock関数がインヘリタンスを誤って処理するため、細工されたシステムコールを通じてローカルユーザーがサービス拒否を引き起こしたり、詳細不明な他の影響を引き起こしたりする可能性があります。これはCVE-2017-8890に関する問題です。（CVE-2017-9077）

  -3.17までのLinuxカーネルのfs/namespace.cのpivot_root実装は、chrootのディレクトリの特定の場所と適切に相互作用しません。これにより、ローカルのユーザーは、pivot_rootシステムコールに対する両方の引数の「.」（ドット）値を介してサービス拒否（mount-tree ループ）を引き起こすことができます。
    (CVE-2014-7970)

  -4.4.2より前のLinuxカーネル内のcrypto/algif_skcipher.cは、acceptシステムコールが処理されるAF_ALGソケットでsetkey操作が実行されることを検証していません。そのため、ローカルユーザーが、キーを供給しないように細工されたアプリケーションを介して、サービス拒否（NULLポインター逆参照とシステムクラッシュ）を引き起こす可能性があります。これは、crypto/lrw.cのlrw_crypt関数に関連しています。（CVE-2015-8970）

  -4.8.14より前のLinuxカーネルのL2TPv3 IPカプセル化機能の競合状態により、ローカルのユーザーが、ソケットにSOCK_ZAPPEDステータスがあるかどうかを適切に確認せずに複数のbindシステムコールを行うことにより、特権を取得したり、サービス拒否（メモリ解放後使用（Use After Free））を引き起こす可能性があります。これは、net/l2tp/l2tp_ip.cとnet/l2tp/l2tp_ip6.cに関連しています。（CVE-2016-10200）

  -4.9より前のLinuxカーネルのfs/namespace.cは、マウント名前空間にどれくらいのマウントが存在できるかを制限しません。そのため、ローカルユーザーは、MS_BINDマウントシステムコールを介して、サービス拒否（メモリ消費やデッドロック）を引き起こす可能性があります。これは、マウント数の指数関数的増加をトリガーするループによって実証されています。（CVE-2016-6213）

  -4.11-rc8より前のLinuxカーネルで、rootがセッションキーリングとして結合することで内部キーリング（RHEL-7の.dns_resolverや.builtin_trusted_keysアップストリームなど）に直接アクセスできることが判明しました。これにより、rootは、キーリングに独自に考案した新しい公開鍵を追加することでモジュール署名の検証をバイパスできます。（CVE-2016-9604）

  -4.10.8までのLinuxカーネル内のnet/ipv4/ping.cのping_unhash関数が、特定のロックの取得が遅すぎて、切断関数呼び出しが安全であることを保証できないため、ローカルユーザーが、ソケットシステムコール内のIPPROTO_ICMPのプロトコル値へのアクセスを利用することで、サービス拒否（パニック）を引き起こす可能性があります。（CVE-2017-2671）

  -3.14.79までのLinuxカーネル内のsecurity/keys/keyring.cのkeyring_search_aux関数により、ローカルユーザーが、「dead」タイプのrequest_keyシステムコールを介して、サービス拒否（NULLポインター逆参照とOOPS）を引き起こす可能性があります。（CVE-2017-6951）

  -4.10.9までのLinuxカーネル内のmm/mempolicy.cのset_mempolicyとmbind compat syscallsでの不適切なエラー処理により、ローカルユーザーが、特定のビットマップ操作の失敗をトリガーすることによって、初期化されていないスタックデータから秘密情報を取得する可能性があります。（CVE-2017-7616）

  -3.2までのLinuxカーネル内のmmサブシステムは、CONFIG_STRICT_DEVMEM保護機構を適切に実施していません。これにより、ローカルユーザーが、/dev/memファイルを開くアプリケーションを介して、最初のメガバイト内のカーネルメモリロケーションへの読み取り/書き込み（およびスラブ割り当てのアクセス制限のバイパス）を行う可能性があります。これはarch/x86/mm/init.cおよびdrivers/char/mem.cに関連します。（CVE-2017-7889）

  -4.11.1までのLinuxカーネルのIPv6フラグメンテーションの実装では、nexthdrフィールドが無効なオプションに関連付けられている可能性があることが考慮されていないため、ローカルユーザーはサービス拒否（領域外読み取りとBUG）を引き起こしたり、細工されたソケットとsendシステムコールを介して詳細不明な他の影響を引き起こす可能性があります。（CVE-2017-9074）

  - 4.11.1までのLinuxカーネルのnet/dccp/ipv6.cのdccp_v6_request_recv_sock関数がインヘリタンスを誤って処理するため、細工されたシステムコールを通じてローカルユーザーがサービス拒否を引き起こしたり、詳細不明なその他の影響を引き起こす可能性があります。これはCVE-2017-8890に関する問題です。（CVE-2017-9076）

  - 4.11.3までのLinuxカーネルのnet/ipv6/ip6_output.cの__ip6_append_data関数は、skbデータ構造の上書きが発生するかどうかのチェックが遅すぎます。これにより、ローカルユーザーは、細工されたシステムコールを介してサービス拒否（システムクラッシュ）を引き起こす可能性があります。（CVE-2017-9242）

  -4.5より前のLinuxカーネルのext4ファイルシステム実装の複数の競合状態のために、同期されていないホールパンチングとページ障害処理の後で異なるユーザーのファイルに関連付けられているページを書き込むことにより、ローカルユーザーがサービス拒否（ディスク破損）を引き起こすことが可能です。（CVE-2015-8839）

  - 4.5.1より前のLinuxカーネルのfs/xfs/xfs_attr_list.cのエラーパスでの複数のメモリリークにより、ローカルユーザーが細工されたXFSファイルシステム操作を通じて、サービス拒否（メモリ消費）を引き起こす可能性があります。
    (CVE-2016-9685)

  - 4.11.3より前のLinuxカーネルのNFSv4サーバーが、NFSv4 pNFS LAYOUTGETおよびGETDEVICEINFOオペランドをリモートの攻撃者からのUDPパケットで処理する場合に、レイアウトタイプを適切に検証していません。このタイプの値は、特定のエラー状態が発生したときに初期化されません。この値は、逆参照の配列インデックスとして使用されます。これは、OOPSにつながり、最終的にはknfsdのDoSとシステム全体のソフトロックアップにつながります。（CVE-2017-8797）

  -4.11.1までのLinuxカーネルのnet/sctp/ipv6.cのsctp_v6_create_accept_sk関数がインヘリタンスを誤って処理するため、細工されたシステムコールを通じてローカルユーザーがサービス拒否を引き起こしたり、詳細不明なその他の影響を引き起こす可能性があります。これはCVE-2017-8890に関する問題です。（CVE-2017-9075）

Nessusはこの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

カーネルの更新プログラムが、Red Hat Enterprise Linux 7で利用可能になりました。Red Hat製品セキュリティは、この更新がセキュリティに及ぼす影響を重要度高と評価しています。詳細な重要度評価を示すCVSS（共通脆弱性評価システム）ベーススコアは、「参照」セクションのCVEリンクから脆弱性ごとに入手できます。カーネルパッケージにはLinuxオペレーティングシステムのコアであるLinuxカーネルが含まれています。セキュリティ修正プログラム：* Linuxカーネルで、L2TPv3 IPカプセル化機能の競合状態を可能にするメモリ解放後使用（use-after-free）の欠陥が見つかりました。ローカルユーザーはこの欠陥を利用して、システム上で権限を昇格またはクラッシュさせる可能性があります。（CVE-2016-10200、重要）* type->matchがNULLの場合、keyring.cのkeyring_search_iteratorでトリガーする可能性のある欠陥が見つかりました。ローカルのユーザーがこの欠陥を利用して、システムをクラッシュさせたり、権限を昇格をする可能性があります。（CVE-2017-2647、重要）* NFSv4 pNFS LAYOUTGETおよびGETDEVICEINFOオペランドを処理するときに、LinuxカーネルのNFSv4サーバーがレイアウトタイプを適切に検証していないことが見つかりました。リモートの攻撃者はこの欠陥を利用してシステムをソフトロックアップし、サービス拒否を引き起こす可能性があります。（CVE-2017-8797、重要度高）この更新プログラムでは、複数の重要度中および低のセキュリティ問題も修正されます：* CVE-2015-8839、CVE-2015-8970、CVE-2016-9576、CVE-2016-7042、CVE-2016-7097、CVE-2016-8645、CVE-2016-9576、CVE-2016-9588、CVE-2016-9806、CVE-2016-10088、CVE-2016-10147、CVE-2017-2596、CVE-2017-2671、CVE-2017-5970、CVE-2017-6001、CVE-2017-6951、CVE-2017-7187、CVE-2017-7616、CVE-2017-7889、CVE-2017-8890、CVE-2017-9074、CVE-2017-8890、CVE-2017-9075、CVE-2017-8890、CVE-2017-9076、CVE-2017-8890、CVE-2017-9077、CVE-2017-9242、CVE-2014-7970、CVE-2014-7975、CVE-2016-6213、CVE-2016-9604、CVE-2016-9685これらの問題の文書は、「参照」セクションからリンクされているリリースノートドキュメントから入手できます。Red Hatは、CVE-2017-2647を報告してくれたIgor Redko氏（Virtuozzo）とAndrey Ryabinin氏（Virtuozzo）、CVE-2015-8970を報告してくれたIgor Redko氏（Virtuozzo）とVasily Averin氏（Virtuozzo）、CVE-2016-8645を報告してくれたMarco Grassi氏、CVE-2017-2596を報告してくれたDmitry Vyukov氏（Google Inc.）に感謝の意を表します。CVE-2016-7042の問題はOndrej Kozina氏（Red Hat）によって発見されました。CVE-2016-7097の問題はAndreas Gruenbacher氏の（Red Hat）とJan Kara氏（SUSE）によって発見されました。CVE-2016-6213およびCVE-2016-9685の問題はQian Cai氏（Red Hat）によって発見されました。CVE-2016-9604の問題はDavid Howells氏（Red Hat）によって発見されました。追加の変更：このリリースの他の変更に関する詳細については、「参照」セクションからリンクされているRed Hat Enterprise Linux 7.4リリースノートを参照してください。

リモートのOracle Linuxホストに、カーネルパッケージのセキュリティ更新がありません。

Security Fix(es) :

  - An use-after-free flaw was found in the Linux kernel     which enables a race condition in the L2TPv3 IP     Encapsulation feature. A local user could use this flaw     to escalate their privileges or crash the system.
    (CVE-2016-10200, Important)

  - A flaw was found that can be triggered in     keyring_search_iterator in keyring.c if type->match is     NULL. A local user could use this flaw to crash the     system or, potentially, escalate their privileges.
    (CVE-2017-2647, Important)

  - It was found that the NFSv4 server in the Linux kernel     did not properly validate layout type when processing     NFSv4 pNFS LAYOUTGET and GETDEVICEINFO operands. A     remote attacker could use this flaw to soft- lockup the     system and thus cause denial of service. (CVE-2017-8797,     Important)

This update also fixes multiple Moderate and Low impact security issues :

  - CVE-2015-8839, CVE-2015-8970, CVE-2016-9576,     CVE-2016-7042, CVE-2016-7097, CVE-2016-8645,     CVE-2016-9576, CVE-2016-9588, CVE-2016-9806,     CVE-2016-10088, CVE-2016-10147, CVE-2017-2596,     CVE-2017-2671, CVE-2017-5970, CVE-2017-6001,     CVE-2017-6951, CVE-2017-7187, CVE-2017-7616,     CVE-2017-7889, CVE-2017-8890, CVE-2017-9074,     CVE-2017-8890, CVE-2017-9075, CVE-2017-8890,     CVE-2017-9076, CVE-2017-8890, CVE-2017-9077,     CVE-2017-9242, CVE-2014-7970, CVE-2014-7975,     CVE-2016-6213, CVE-2016-9604, CVE-2016-9685

远程 Oracle Linux 7 主机上安装的程序包受到 ELSA-2017-1842 公告中提及的多个漏洞的影响。

  - 在 3.17 及之前的 Linux 内核中，fs/namespace.c 中的 do_umount 函数未要求将根文件系统更改为只读的 do_remount_sb 调用的 CAP_SYS_ADMIN 功能，这允许本地用户通过进行某些 unshare 系统调用、清除 / MNT_LOCKED 标记和进行 MNT_FORCE umount 系统调用来造成拒绝服务（丧失可写性）。(CVE-2014-7975)

  - 启用 GNU Compiler Collection (gcc) 堆栈保护程序时，在 4.8.2 及之前的 Linux 内核中，security/keys/proc.c 中的 proc_keys_show 函数在处理某些超时数据使用错误的缓冲区大小，这允许本地用户造成通过读取 /proc/keys 文件造成拒绝服务（堆栈内存损坏和错误）。 (CVE-2016-7042)

  - 在 4.6.3 之前的 Linux 内核中，net/netlink/af_netlink.c 的 netlink_dump 函数中存在争用条件，允许本地用户通过构建的应用程序发出 sendmsg 系统调用（导致与早于预期启动的新转储相关的释放操作），造成拒绝服务（双重释放）或可能造成其他不明影响。 (CVE-2016-9806)

  - 在 4.8.14 之前的 Linux 内核中，block/blk-map.c 中的 blk_rq_map_user_iov 函数未正确限制迭代器类型，这会导致本地用户可利用对 /dev/sg 设备的访问权限，来读取或写入任意内核内存位置，或造成拒绝服务（释放后使用）。
    (CVE-2016-9576)

  - 在 Linux 内核 4.9 及之前版本中，sg 实现在设定 KERNEL_DS 选项的情况下，未正确限制写入操作，本地用户可利用此漏洞，通过使用对 /dev/sg 设备的访问权限，在任意内核内存位置读取或写入，或者造成拒绝服务（释放后使用），此问题与 block/bsg.c 和 drivers/scsi/sg.c 相关。注意：存在此漏洞的原因是未完整修复 CVE-2016-9576。(CVE-2016-10088)

  - 在 Linux 内核 4.8.2 及之前版本中，文件系统实现在 setxattr 调用过程中保留了 setgid 位，本地用户可利用此漏洞，通过使用存在的具有执行权限限制的 setgid 程序，获取群组权限。(CVE-2016-7097)

  - 在 Linux 内核 4.10.4 及之前版本中，本地用户可利用 drivers/scsi/sg.c 中的 sg_ioctl 函数，通过 SG_NEXT_CMD_LEN ioctl 调用中的大型命令，造成拒绝服务（基于堆栈的缓冲区溢出），或可能造成其他不明影响，进而导致 sg_write 函数存在越界写入访问漏洞。(CVE-2017-7187)

  - 在低于 4.8.15 的 Linux 内核版本中，本地用户可利用 crypto/mcryptd.c，通过使用算法不兼容的 AF_ALG 套接字，造成拒绝服务（空指针取消引用和系统崩溃），mcryptd(md5) 即为一例。(CVE-2016-10147)

  - 在 Linux 内核 4.9 及之前版本中，arch/x86/kvm/vmx.c 未能正确管理 #BP 和 #OF 异常，客户机操作系统用户可利用此漏洞，通过拒绝处理 L2 客户机抛出的异常，造成拒绝服务（客户机操作系统崩溃）。(CVE-2016-9588)

  - 在 Linux 内核 4.9.8 及之前版本中，arch/x86/kvm/vmx.c 中的 nested_vmx_check_vmptr 函数未正确模拟 VMXON 指令，KVM L1 客户机操作系统用户可利用此漏洞，通过不当处理页面引用，造成拒绝服务（主机操作系统内存消耗）。(CVE-2017-2596)

  - 在低于 4.8.10 的 Linux 内核版本中，TCP 堆栈未正确处理 skb 截断，本地用户可利用此漏洞，通过构建的进行 sendto 系统调用的应用程序，造成拒绝服务（系统崩溃），此问题与 net/ipv4/tcp_ipv4.c 和 net/ipv6/tcp_ipv6.c 相关。(CVE-2016-8645)

  - 在 Linux 内核 4.9.9 及之前版本中，攻击者可利用 net/ipv4/ip_sockglue.c 中的 ipv4_pktinfo_prepare 函数，通过 (1) 调用构建系统的应用程序或可能通过 (2) IP 选项无效的 IPv4 流量，造成拒绝服务（系统崩溃）。(CVE-2017-5970)

  - 在低于 4.9.7 的 Linux 内核版本中，本地用户可利用 kernel/events/core.c 中的争用条件，通过构建的应用程序进行并发 perf_event_open 系统调用，将软件组移至硬件环境，从而获取权限。注意：存在此漏洞的原因是未完整修复 CVE-2016-6786。(CVE-2017-6001)

  - 在低于 3.18 的 Linux 内核版本中，本地用户可利用 KEYS 子系统，通过涉及特定匹配字段空值的向量，获取权限，或造成拒绝服务（空指针取消引用和系统崩溃），此问题与 keyring.c 中的 keyring_search_iterator 函数相关。(CVE-2017-2647)

  - 在 Linux 内核 4.10.15 及之前版本中，攻击者可利用 net/ipv4/inet_connection_sock.c 中的 inet_csk_clone_lock 函数，通过使用接受系统调用，造成拒绝服务（双重释放），或可能造成其他不明影响。(CVE-2017-8890)

  - 在 Linux 内核 4.11.1 及之前版本中，net/ipv6/tcp_ipv6.c 中的 tcp_v6_syn_recv_sock 函数未正确处理继承，本地用户可利用此漏洞，通过构建的系统调用，造成拒绝服务，或可能造成其他不明影响，此问题与 CVE-2017-8890 相关。(CVE-2017-9077)

  - 在 3.17 及之前的 Linux 内核中，fs/namespace.c 中的 pivot_root 实现未正确与 chroot 目录的某些位置进行交互，从而允许本地用户通过系统调用 pivot_root 的两个参数中的 .（点）值造成拒绝服务（mount-tree 循环）。
    (CVE-2014-7970)

  - 在 4.4.2 之前的 Linux 内核中，crypto/algif_skcipher.c 未在处理接受系统调用之前验证是否已在 AF_ALG 套接字上执行 setkey 操作，这允许本地用户通过不提供密钥的构建应用程序造成拒绝服务（空指针取消引用和系统崩溃），此问题与 crypto/lrw.c 中的 lrw_crypt 函数有关。(CVE-2015-8970)

  - 在低于 4.8.14 的 Linux 内核版本中，L2TPv3 IP 封装功能中存在争用条件，本地用户可利用此漏洞，在未正确确定套接字是否具有 SOCK_ZAPPED 状态的情况下，通过执行多次 bind 系统调用，获取权限，或造成拒绝服务（释放后使用），此问题与 net/l2tp/l2tp_ip.c 和 net/l2tp/l2tp_ip6.c 相关。(CVE-2016-10200)

  - 在低于 4.9 的 Linux 内核版本中，fs/namespace.c 未限制安装命名空间中可容纳的安装数量，本地用户可利用此漏洞，通过 MS_BIND 安装系统调用，造成拒绝服务（内存消耗和死锁），触发安装数量指数增长的循环即为一例。(CVE-2016-6213)

  - 在低于 4.11-rc8 的 Linux 内核版本中发现漏洞，根用户通过以会话密钥环形式加入内部密钥环，即可获取内部密钥环的直接访问权限，如 RHEL-7 或“.builtin_trusted_keys”上游中的“.dns_resolver”。根用户可利用此漏洞，通过在密钥环中添加自设计的新公钥，绕过模块签名验证。(CVE-2016-9604)

  - 在 4.10.8 及之前的 Linux 内核中，net/ipv4/ping.c 中的 ping_unhash 函数在获取特定锁定出现延迟，因此无法确保断开连接函数调用的安全性，这允许本地用户利用套接字系统调用中 IPPROTO_ICMP 协议值的访问权限造成拒绝服务（错误）。(CVE-2017-2671)

  - 在 3.14.79 及之前的 Linux 内核中，security/keys/keyring.c 的 keyring_search_aux 函数允许本地用户通过死类型的 request_key 系统调用造成拒绝服务（空指针取消引用和 OOPS）。(CVE-2017-6951)

  - 在 4.10.9 及之前的 Linux 内核中，在 mm/mempolicy.c 的 set_mempolicy() 和 mbind() compat 系统调用中，不正确的错误处理允许本地用户通过触发特定位图操作失败，从未初始化的堆栈数据获取敏感信息。(CVE-2017-7616)

  - 在 3.2 及之前的 Linux 内核中，mm 子系统未正确执行 CONFIG_STRICT_DEVMEM 保护机制，这使得本地用户能够通过与 arch/x86/mm/init.c 和 drivers/char/mem.c 相关的能够打开 /dev/mem 文件的应用程序读取或写入第一个兆字节中的内核内存位置（并绕过 slab-allocation 访问权限限制）。(CVE-2017-7889)

  - 在 4.11.1 及之前的 Linux 内核中，IPv6 碎片实现未考虑 nexthdr 字段可能与无效选项相关联，从而允许本地用户造成拒绝服务（越界读取和漏洞），或可能会通过经构建的套接字产生其他不明影响，或发送系统调用。(CVE-2017-9074)

  - 在 4.11.1 及之前的 Linux 内核的 net/dccp/ipv6.c 中，dccp_v6_request_recv_sock 函数未正确处理继承，进而允许本地用户通过特制的系统调用，造成拒绝服务，或可能造成其他不明影响，此问题可能与 CVE-2017-8890 有关。(CVE-2017-9076)

  - 在 Linux 内核 4.11.3 及之前版本中，net/ipv6/ip6_output.c 中的 __ip6_append_data 函数过晚检查是否可覆盖 skb 数据结构，本地用户可利用此漏洞，通过构建的系统调用，造成拒绝服务（系统崩溃）。(CVE-2017-9242)

  - 在 4.5 之前的 Linux 内核中，ext4 文件系统实现中存在多个争用条件，本地用户可利用此缺陷，通过处理未同步穿孔和页面错误后写入与不同用户文件相关联的页面，造成拒绝服务（磁盘损坏）。(CVE-2015-8839)

  - 在低于 4.5.1 的 Linux 内核版本中，fs/xfs/xfs_attr_list.c 中的错误路径中存在多个内存泄漏，本地用户可利用这些漏洞，通过构建的 XFS 文件系统操作，造成拒绝服务（内存消耗）。
    (CVE-2016-9685)

  - 在 4.11.3 之前的 Linux 内核中，NFSv4 服务器在处理来自远程攻击者的 UDP 数据包中的 NFSv4 pNFS GETDEVICEINFO 或 GETDEVICEINFO 操作数时，未正确验证布局类型。此类型值在遇到某些错误条件时未进行初始化。此值会用作取消引用的数组索引，进而导致 OOPS 并最终导致 knfsd 的 DoS 以及整个系统的软锁定。(CVE-2017-8797)

  - 在 4.11.1 及之前的 Linux 内核的 net/sctp/ipv6.c 中，sctp_v6_create_accept_sk 函数未正确处理继承，进而允许本地用户通过特制的系统调用，造成拒绝服务，或可能造成其他不明影响，这是与 CVE-2017-8890 相关的问题。(CVE-2017-9075)

请注意，Nessus 尚未测试此问题，而是只依靠应用程序自我报告的版本号来判断。

内核的更新现在可用于 Red Hat Enterprise Linux 7。Red Hat 产品安全团队将此更新评级为具有重要安全影响。可从“参考”部分中的 CVE 链接获取通用漏洞评分系统 (CVSS) 基本分数，其针对每个漏洞给出了详细的严重性等级。内核程序包中包含 Linux 内核，后者是任何 Linux 操作系统的核心。安全修复：* 在 Linux 内核中发现释放后使用缺陷，会使 L2TPv3 IP 封装特性中出现争用条件。本地用户可利用此缺陷提升其权限或造成系统崩溃。（CVE-2016-10200，重要）* 已发现 type->match 为空时，可在 keyring.c 的 keyring_search_iterator 中触发的缺陷。本地用户可利用此缺陷导致系统崩溃，或提升其权限。（CVE-2017-2647，重要）* 已发现 Linux 内核中的 NFSv4 服务器在处理 NFSv4 pNFS LAYOUTGET 和 GETDEVICEINFO 操作数时，未正确验证布局类型。远程攻击者可利用此缺陷使系统发生软死锁，并导致拒绝服务。（CVE-2017-8797，重要）此更新也会修复多个中等和低危影响的安全问题：* CVE-2015-8839, CVE-2015-8970, CVE-2016-9576, CVE-2016-7042, CVE-2016-7097, CVE-2016-8645, CVE-2016-9576, CVE-2016-9588, CVE-2016-9806, CVE-2016-10088, CVE-2016-10147, CVE-2017-2596, CVE-2017-2671, CVE-2017-5970, CVE-2017-6001, CVE-2017-6951, CVE-2017-7187, CVE-2017-7616, CVE-2017-7889, CVE-2017-8890, CVE-2017-9074, CVE-2017-8890, CVE-2017-9075, CVE-2017-8890, CVE-2017-9076, CVE-2017-8890, CVE-2017-9077, CVE-2017-9242, CVE-2014-7970, CVE-2014-7975, CVE-2016-6213, CVE-2016-9604, CVE-2016-9685 可在“参考”部分链接的版本说明文档中查阅有关这些问题的文档。Red Hat 在此感谢 Igor Redko (Virtuozzo) 和 Andrey Ryabinin (Virtuozzo) 报告 CVE-2017-2647；Igor Redko (Virtuozzo) 和 Vasily Averin (Virtuozzo) 报告 CVE-2015-8970；Marco Grassi 报告 CVE-2016-8645；以及 Dmitry Vyukov (Google Inc.) 报告 CVE-2017-2596。CVE-2016-7042 问题由 Ondrej Kozina (Red Hat) 发现；CVE-2016-7097 问题由 Andreas Gruenbacher (Red Hat) 和 Jan Kara (SUSE) 发现；CVE-2016-6213 和 CVE-2016-9685 问题由 Qian Cai (Red Hat) 发现；以及 CVE-2016-9604 问题由 David Howells (Red Hat) 发现。其他更改：如需有关此发行版本的其他详细变更信息，请参阅可从“参考”部分链接的 Red Hat Enterprise Linux 7.4 版本说明。

远程 Oracle Linux 主机缺少 kernel 程序包的安全更新。

遠端 Oracle Linux 7 主機中安裝的套件受到 ELSA-2017-1842 公告中提及的多個弱點影響。

  在 3.17 版及其之前版本的 Linux 核心中，fs/namespace.c　的　do_umount　函式不會要求使用 do_remount_sb 呼叫　(將 root 檔案系統變成唯讀) 的 CAP_SYS_ADMIN 功能，進而允許本機使用者藉由進行特定的不共用系統呼叫、清除 / MNT_LOCKED 旗標，以及進行 MNT_FORCE 缷載系統呼叫，引致拒絕服務 (缺少寫入功能)。(CVE-2014-7975)

  在 4.8.2 及之前版本的 Linux 核心中，當啟用 GNU 編譯器集合 (gcc) 堆疊保護器時，security/keys/proc.c 的 proc_keys_show 函式會針對特定逾時資料使用錯誤的緩衝區大小，進而允許本機使用者造成透過讀取 /proc/keys 檔案引致拒絕服務 (堆疊記憶體損毀和不穩定)。(CVE-2016-7042)

  在 4.6.3 之前的 Linux 核心中，net/netlink/af_netlink.c 的 netlink_dump 函式存在爭用情形，其允許本機使用者透過特製的應用程式發出 sendmsg 系統呼叫，藉此引致拒絕服務 (重複釋放)或可能造成其他不明影響，最終導致與比預期更早開始的新轉儲存相關的釋放作業。(CVE-2016-9806)

  在 4.8.14 之前的 Linux 核心中，block/blk-map.c 所用的 blk_rq_map_user_iov 函式未正確限制迭代器類型，這可讓本機攻擊者利用對 /dev/sg 裝置的存取來讀取或寫入任意核心記憶體位置，或引致拒絕服務 (釋放後使用)。
    (CVE-2016-9576)

  在 4.9 及之前版本的 Linux 核心中，sg 實作在設定 KERNEL_DS 選項的情況下，未正確限制寫入作業，進而允許本機使用者讀取或寫入任意核心記憶體位置，或透過利用對 /dev/sg 裝置的存取，引致拒絕服務 (釋放後使用)，這與 block/bsg.c 和 drivers/scsi/sg.c 有關。注意：此弱點是 CVE-2016-9576 的修正不完整所致。(CVE-2016-10088)

  在 Linux 核心 4.8.2 及之前的所有版本中，檔案系統實作會在 setxattr 呼叫時保留 setgid 位元，本機使用者可充分利用既有的 setgid 程式和執行權限限制獲得群組權限。(CVE-2016-7097)

  在 4.10.4 及之前版本的 Linux 核心中，drivers/scsi/sg.c 的 sg_ioctl 函式可讓本機使用者透過 SG_NEXT_CMD_LEN ioctl 呼叫中的大型命令大小，引致拒絕服務 (堆疊型緩衝區溢位) 或可能造成其他不明影響，進而導致 sg_write 函式中的超出邊界寫入存取。(CVE-2017-7187)

  在 4.8.15 版之前的 Linux 核心中，crypto/mcryptd.c 允許本機使用者使用具有不相容演算法的 AF_ALG 通訊端，引致拒絕服務 (NULL 指標解除參照和系統當機)，mcryptd (md5)即為一例。(CVE-2016-10147)

  在 4.9 版及其之前版本的 Linux 核心中，arch / x86 / kvm / vmx.c 不會正確管理 #BP 和 #OF 例外狀況，其允許來賓 OS 使用者拒絕處理 L2 來賓擲回的例外狀況，進而引致拒絕服務 (來賓 OS 當機)。(CVE-2016-9588)

  在 4.9.8 之前的 Linux 核心中，arch/x86/kvm/vmx.c 的 nested_vmx_check_vmptr 函式未正確模擬 VMXON 指令，進而允許 KVM L1 來賓 OS 使用者利用不當處理頁面參照，引致拒絕服務 (主機 OS 記憶體消耗)。 (CVE-2017-2596)

  在 4.8.10 版之前的 Linux 核心中，TCP 堆疊未正確處理 skb 截斷，進而允許本機使用者透過特製的應用程式發出 sendto 系統呼叫，進而引致拒絕服務 (系統當機)；此問題與 net/ipv4/tcp_ipv4.c 和 net/ipv6/tcp_ipv6.c 相關。(CVE-2016-8645)

  在 4.9.9 之前的 Linux 核心中，net/ipv4/ip_sockglue.c 所用的 ipv4_pktinfo_prepare 函式允許攻擊者透過 (1) 進行特製系統呼叫的應用程式，也可能透過 (2) IP 選項無效的 IPv4 傳輸，造成拒絕服務 (系統當機)。(CVE-2017-5970)

  在 4.9.7 版之前的 Linux 核心中，kernel/events/core.c 內有爭用情形，本機使用者因而得以透過特製的應用程式獲得權限，此特製應用程式會發出同步的 perf_event_open 系統呼叫，將軟體群組移入硬體內容中。注意：此弱點是 CVE-2016-6786 的修正不完整所致。(CVE-2017-6001)

  在 3.18 版之前的 Linux 核心中，KEYS 子系統允許本機使用者透過涉及特定比對欄位 NULL 值的向量，取得權限或引致拒絕服務 (NULL 指標解除參照和系統當機)；此問題與 keyring.c 中的 keyring_search_iterator 函式相關。(CVE-2017-2647)

  在 4.10.15 版及之前版本的 Linux 核心中，net/ipv4/inet_connection_sock.c 中，inet_csk_clone_lock 函式可讓攻擊者透過利用接受系統呼叫，造成拒絕服務 (雙重釋放)，或可能造成其他不明影響。(CVE-2017-8890)

  在 4.11.1 之前的 Linux 核心中，net/ipv6/tcp_ipv6.c 所用的 tcp_v6_syn_recv_sock 函式未正確處理繼承，進而允許本機使用者透過特製的系統呼叫，造成拒絕服務，也可能造成其他不明影響，此問題與 CVE-2017-8890 相關。(CVE-2017-9077)

  在 3.17 版及之前版本的 Linux 核心中，fs/namespace.c 中的 pivot_root 實作並未與 chroot 目錄的某些位置正確互動，這會允許本機使用者透過 pivot_root 系統呼叫的兩個引數中的 .(dot) 值，造成拒絕服務 (掛載樹狀結構迴圈)。
    (CVE-2014-7970)

  在 4.4.2 之前的 Linux 核心中，crypto / algif_skcipher.c並未在處理接受系統呼叫之前驗證在AF_ALG通訊端上已執行setkey作業，進而允許本機使用者引致拒絕服務 (NULL指標解除參照和系統當機)，透過不提供金鑰的特製應用程式，與crypto / lrw.c中的lrw_crypt函式相關。(CVE-2015-8970)

  在 4.8.14 之前的 Linux 核心中，L2TPv3 IP Encapsulation 函式出現爭用情形，允許本機使用者藉由多次發出繫結系統呼叫卻未確實查證通訊端的狀態是否為 SOCK_ZAPPED 而獲得權限或造成拒絕服務 (釋放後使用)，此問題與 net/l2tp/l2tp_ip.c 和 net/l2tp/l2tp_ip6.c 有關。(CVE-2016-10200)

  在 4.9 之前的 Linux 核心中，fs/namespace.c 不會限制掛載命名空間中可能存在的掛載數量，其允許本機使用者透過MS_BIND掛載系統呼叫，引致拒絕服務 (記憶體消耗和鎖死)，如所示會觸發掛載數量呈指數增長的迴圈。(CVE-2016-6213)

  據發現，root 可取得直接存取內部 keyring 的權限，如 RHEL-7 或「.builtin_trusted_keys」上游中的「dns_resolver」，方法是將之作為其工作階段 keyring 加入。root 可藉此將自有 devising 的新公開金鑰新增到 keyring 中，進而繞過模組簽名驗證。(CVE-2016-9604)

  在 4.10.8 及之前版本的 Linux 核心中，net/ipv4/ping.c 的 ping_unhash 函式取得特定鎖定為時已晚，因而無法確保中斷連線函式呼叫的安全，進而允許本機使用者利用通訊端系統呼叫中 IPPROTO_ICMP 的通訊協定值存取權，引致拒絕服務 (錯誤)。(CVE-2017-2671)

  在 3.14.79 及之前版本的 Linux 核心中，security/keys/keyring.c 的 keyring_search_aux 函式允許本機使用者透過對無作用類型的 request_key 系統呼叫，引致拒絕服務 (NULL 指標解除參照和 OOPS)。(CVE-2017-6951)

  在 4.10.9 及之前版本的 Linux 核心中，「mm/mempolicy.c」的 set_mempolicy 和 mbind compat syscalls 中，不正確的錯誤處理允許本機使用者透過觸發特定點陣圖作業失敗，從未初始化的堆疊資料取得敏感資訊。(CVE-2017-7616)

  在 3.2 之前的 Linux 核心中，mm 子系統未正確強制執行 CONFIG_STRICT_DEVMEM 保護機制，因而允許本機使用者透過開啟 /dev/mem 檔案 (與 arch/x86/mm/init.c 和 drivers/char/mem.c 有關) 的應用程式來讀取或寫入第一個位元組的核心記憶體位置 (且繞過 slab 配置存取限制)。(CVE-2017-7889)

  在 4.11.1 之前的 Linux 核心中，IPv6 片段實作未考慮到 nexthdr 欄位可能與無效的選項關聯，因此允許本機使用者造成拒絕服務 (超出邊界讀取和錯誤) 或可能透過特製的通訊端和傳送系統呼叫，產生其他不明影響。(CVE-2017-9074)

  在 4.11.1 之前的 Linux 核心中，net/dccp/ipv6.c 所用的 dccp_v6_request_recv_sock 函式未正確處理繼承，進而允許本機使用者透過特製的系統呼叫，造成拒絕服務，或可能造成其他不明影響，這是與 CVE-2017-8890 相關的問題。(CVE-2017-9076)

  在 4.11.3 及之前版本的 Linux 核心中，net/ipv6/ip6_output.c 的 __ip6_append_data 函式過晚檢查是否要覆寫 skb 資料結構，進而允許本機使用者透過特製的系統呼叫，造成拒絕服務 (系統當機)。(CVE-2017-9242)

  在 4.5 之前的 Linux 核心中，ext4 檔案系統實作有多個爭用情形，其允許本機使用者透過處理未同步打洞與頁面錯誤之後寫入與不同使用者檔案相關聯的頁面，造成拒絕服務 (磁碟損毀)。(CVE-2015-8839)

  在 4.5.1 之前的 Linux 核心中，fs/xfs/xfs_attr_list.c 的錯誤路徑有多個記憶體洩漏，允許本機使用者透過特製的 XFS 檔案系統作業，引致拒絕服務 (記憶體消耗)。
    (CVE-2016-9685)

  遠端攻擊者在 UDP 封包中處理 NFSv4 pNFS GETDEVICEINFO 或 LAYOUTGET 運算元時，4.11.3 版之前的 Linux 核心中的 NFSv4 伺服器不會正確驗證配置類型。此類型值在遇到特定錯誤情形時不會初始化。此值會作為解除參照的陣列索引使用，進而導致 OOPS，最終導致 knfsd 發生 DoS 以及整個系統軟鎖定。(CVE-2017-8797)

  在 4.11.1 之前的 Linux 核心中，net/sctp/ipv6.c 所用的 sctp_v6_create_accept_sk 函式未正確處理繼承，進而允許本機使用者透過特製的系統呼叫，造成拒絕服務，或可能造成其他不明影響，這是與 CVE-2017-8890 相關的問題。(CVE-2017-9075)

請注意，Nessus 並未測試此問題，而是僅依據應用程式自我報告的版本號碼。

現已提供適用於 Red Hat Enterprise Linux 7 的一個核心更新。Red Hat 產品安全性團隊已將此更新評等為具有重要安全性影響。可從〈參照〉一節的 CVE 連結中取得每個弱點之常見弱點評分系統 (CVSS) 的基本分數，其中包含有關嚴重性評等的詳細資訊。kernel 套件中包含 Linux 核心，這是任何 Linux 作業系統的核心。安全性修正：* 在 Linux 核心發現一個釋放後使用缺陷，造成 L2TPv3 IP Encapsulation 函式出現爭用情形。本機使用者可利用此缺陷提升自己在系統上的權限或使系統當機。(CVE-2016-10200, Important) * 發現一個可在 type->match 為 NULL 時在 keyring.c 的 keyring_search_iterator 中觸發的缺陷。本機使用者可利用此缺陷使系統當機，或可能提升其權限。(CVE-2017-2647，重要) * 據發現，在處理 NFSv4 pNFS LAYOUTGET 及 GETDEVICEINFO 運算元時，Linux 核心中的 NFSv4 伺服器未正確驗證配置類型。遠端攻擊者可利用此缺陷將系統軟式鎖定，然後造成拒絕服務。(CVE-2017-8797，重要) 此更新也會修正多個中度和低度影響安全性問題：* CVE-2015-8839、CVE-2015-8970、CVE-2016-9576、CVE-2016-7042、CVE-2016-7097、CVE-2016-8645、CVE-2016-9576、CVE-2016-9588、CVE-2016-9806、CVE-2016-10088、CVE-2016-10147、CVE-2017-2596、CVE-2017-2671、CVE-2017-5970、CVE-2017-6001、CVE-2017-6951、CVE-2017-7187、CVE-2017-7616、CVE-2017-7889、CVE-2017-8890、CVE-2017-9074、CVE-2017-8890、CVE-2017-9075、CVE-2017-8890、CVE-2017-9076、CVE-2017-8890、CVE-2017-9077、CVE-2017-9242、CVE-2014-7970、CVE-2014-7975、CVE-2016-6213、CVE-2016-9604、CVE-2016-9685 這些問題的相關文件可從〈參照〉一節連結的版本資訊文件中取得。Red Hat 感謝 Igor Redko (Virtuozzo) 和 Andrey Ryabinin (Virtuozzo) 報告 CVE-2017-2647；Igor Redko (Virtuozzo) 和 Vasily Averin (Virtuozzo) 報告 CVE-2015-8970；Marco Grassi 報告 CVE-2016-8645；以及 Dmitry Vyukov (Google Inc.) 報告 CVE-2017-2596。CVE-2016-7042 問題是由 Ondrej Kozina (Red Hat) 所發現；CVE-2016-7097 問題是由 Andreas Gruenbacher (Red Hat) 和 Jan Kara (SUSE) 所發現；CVE-2016-6213 及 CVE-2016-9685 問題是由 Qian Cai (Red Hat) 所發現；以及 CVE-2016-9604 問題是由 David Howells (Red Hat) 所發現。其他變更：如需有關此發行版本的其他詳細變更資訊，請參閱可從〈參照〉一節連結的 Red Hat Enterprise Linux 7.4 版本資訊。

遠端 Oracle Linux 主機缺少一個適用於核心套件的安全性更新。

ID	名称	产品	系列	发布时间	最近更新时间	严重程度
102281	Oracle Linux 7：カーネル（ELSA-2017-1842）	Nessus	Oracle Linux Local Security Checks	2017/8/9	2024/10/23	high
102143	RHEL 7：カーネル（RHSA-2017:1842）（Stack Clash）	Nessus	Red Hat Local Security Checks	2017/8/3	2025/4/15	high
102511	Oracle Linux 7：カーネル（ELSA-2017-1842-1）（Stack Clash）	Nessus	Oracle Linux Local Security Checks	2017/8/16	2021/6/3	critical
102645	Scientific Linux Security Update : kernel on SL7.x x86_64 (20170801)	Nessus	Scientific Linux Local Security Checks	2017/8/22	2021/1/14	high
102281	Oracle Linux 7：内核 (ELSA-2017-1842)	Nessus	Oracle Linux Local Security Checks	2017/8/9	2024/10/23	high
102143	RHEL 7：内核 (RHSA-2017:1842) (Stack Clash)	Nessus	Red Hat Local Security Checks	2017/8/3	2025/4/15	high
102511	Oracle Linux 7：内核 (ELSA-2017-1842-1) (Stack Clash)	Nessus	Oracle Linux Local Security Checks	2017/8/16	2021/6/3	critical
102281	Oracle Linux 7：核心 (ELSA-2017-1842)	Nessus	Oracle Linux Local Security Checks	2017/8/9	2024/10/23	high
102143	RHEL 7：kernel (RHSA-2017:1842) (Stack Clash)	Nessus	Red Hat Local Security Checks	2017/8/3	2025/4/15	high
102511	Oracle Linux 7：核心 (ELSA-2017-1842-1) (Stack Clash)	Nessus	Oracle Linux Local Security Checks	2017/8/16	2021/6/3	critical

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