OFED スタックの rds-ping がカーネルバグをトリガーし、ローカルの DoS 攻撃（サービス拒否攻撃）を引き起こす可能性があります。(CVE-2012-2372)

ホストとゲストの間にネットワークブリッジを作成するために KVM（カーネルベースの仮想マシン）で使用される、Linux カーネルの macvtap デバイスドライバーに欠陥が見つかりました。ゲストの特権ユーザーがこの欠陥を悪用して、 experimental_zcopytxオプションを有効にしてvhost_netモジュールがロードされた場合に、ホストをクラッシュさせることが可能でした。（CVE-2012-2119）

Linux カーネルのネットワーク TUN/TAP デバイスの実装にエラーが発見されました。TUN/TAPインターフェイス（rootユーザーからアクセス権を付与されるまで権限のないユーザーは利用できない）へのアクセス権を持つローカルユーザーがこの欠陥を悪用して、システムをクラッシュさせたり、管理権限を取得することが可能でした。（CVE-2012-2136）

Linux カーネルの KVM（カーネルベースの仮想マシン）のサブシステムが MSI（Message Signaled Interrupts）を処理する方法に欠陥が見つかりました。権限のないローカルユーザーがこの欠陥を悪用して、サービス拒否を引き起こしたり、権限を昇格することが可能でした。（CVE-2012-2137）

Linux カーネルの Reliable Datagram Sockets（RDS）プロトコルの実装に欠陥が見つかりました。権限のないローカルユーザーがこの欠陥を利用して、サービス拒否を引き起こす可能性があります。（CVE-2012-2372）

Ulrich Obergfell 氏は、4GB を超えるメモリがインストールされた 32 ビット PAE システムの Linux カーネルのメモリ管理サブシステムにエラーがあることを発見しました。権限のないローカルユーザーがこの欠陥を悪用して、システムをクラッシュさせる可能性があります。（CVE-2012-2373）

Dan Rosenberg 氏は、Linux カーネルの NCI（Near Field Communication Controller Interface）に欠陥を発見しました。リモートの攻撃者はこの欠陥を悪用して、システムをクラッシュさせたり、権限コードを実行することが可能でした。（CVE-2012-3364）

Linux カーネルの epoll システムコールに欠陥が見つかりました。権限のないローカルユーザーがこの欠陥を利用し、システムをクラッシュさせる可能性があります。
（CVE-2012-3375）

一部の CD-ROM と DVD をマウントするために使用される、 Linux カーネルの UDF ファイルシステムに複数のエラーが発見されました。権限のないローカルユーザーがこれらの欠陥を利用して、システムをクラッシュさせることが可能でした。（CVE-2012-3400）

複数のセキュリティ問題と複数のバグを修正した更新済みカーネルパッケージが Red Hat Enterprise Linux 6 で利用可能になりました。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新には重大なセキュリティ上の影響があると評価しています。詳細な重要度の評価を提供する Common Vulnerability Scoring System （CVSS）のベーススコアが、「参照」セクションの CVE リンクの各脆弱性に対して利用可能です。

カーネルパッケージには Linux オペレーティングシステムのコアである Linux カーネルが含まれています。

この更新では以下のセキュリティ上の問題が修正されます：

* 権限のないローカルユーザーが、drm_mode_dirtyfb_ioctl() の整数オーバーフローの欠陥を利用して、サービス拒否を起こしたり、権限を昇格したりする可能性があります。（CVE-2012-0044、重要度高）

* バッファオーバーフローの欠陥が、macvtap デバイスドライバーで見つかっていて、これは KVM（カーネルベースの仮想マシン）環境でゲストとホストの間のブリッジネットワークの作成に使用されます。KVM ゲストの権限のあるゲストユーザーが、この欠陥を利用して、ホストをクラッシュさせる可能性があります。注：この問題により影響を受けるのは、experimental_zcopytx モジュールオプションを有効にして（デフォルトでは有効ではない）vhost_net モジュールをロードしていて、少なくとも 1 名のゲストに macvtap を構成しているホストのみでした。（CVE-2012-2119、重要度高）

* ユーザー ID 設定（setuid）アプリケーションを実行するときに、アプリケーションの動作を制御するための特定のパーソナリティフラグが消去されます（つまり、権限のあるアプリケーションがこのようなフラグの影響を受けなくなります）。ファイルシステム機能によりアプリケーションに権限が与えられた場合に、これらのフラグが消去されないことが判明しました。権限のないローカルユーザーが、この欠陥を利用して、このようなアプリケーションの動作を変更し、本来守られるべき制限をバイパスする可能性があります。デフォルトのインストールでは、Red Hat が Red Hat Enterprise Linux 用に出荷するアプリケーションで、ファイルシステム機能により権限を与えられるものはありません。
（CVE-2012-2123、重要度高）

* Linux カーネルのネットワークの実装において、 sock_alloc_send_pskb() 関数での data_len パラメーターは、使用前に検証されていないことが判明しました。KVS ゲストの権限のあるゲストユーザーが、この欠陥を利用して、ホストをクラッシュさせたり、ホスト上の権限を昇格したりする可能性があります。（CVE-2012-2136、重要度高）

* Linux カーネルの KVM サブシステムの setup_routing_entry() 関数がメッセージシグナル割り込み（MSI）ルーティングエントリを処理する方法で、バッファオーバーフローの欠陥が見つかりました。権限のないローカルユーザーが、この欠陥を利用して、サービス拒否を引き起こしたり、自分の権限を昇格させたりする可能性があります。（CVE-2012-2137、重要度高）

* 読み取りモードで mmap_sem 付きで呼び出されたときに、way pmd_none_or_clear_bad() が Transparent Huge Pages（THP）ページ障害とやり取りする方法で、Linux カーネルのメモリ管理サブシステムに競合状態が見つかりました。KVM ゲストの特権ユーザーが、この欠陥を利用して、バルーン機能性を有効にして、ホストをクラッシュさせる可能性があります。ローカルの権限のないユーザーがこの欠陥を悪用して、システムをクラッシュさせることが可能でした。（CVE-2012-1179、重要度中）

* ゲストデバイスを取り外している間に、デバイスメモリが処理される方法で、欠陥が見つかりました。デバイスを正常に取り外したとしても、デバイスで使用されたメモリが、対応する IOMMU から適切にマップ解除されなかったか、カーネルから適切にリリースされなかったため、メモリリークを引き起こしていました。ゲストにデバイスを割り当てる能力がある、 KVM ホスト上の悪意のあるユーザーが、この欠陥を利用してホストをクラッシュさせる可能性があります。（CVE-2012-2121、重要度中）

* Linux カーネルの Reliable Datagram Sockets（RDS）プロトコルの実装に欠陥が見つかりました。権限のないローカルユーザーがこの欠陥を利用して、サービス拒否を引き起こす可能性があります。（CVE-2012-2372、重要度中）

* pmd_populate() と pte_offset_map_lock() が 4GB を超える RAM がある 32 ビット x86 システムでやり取りする方法で、Linux カーネルのメモリ管理サブシステムに競合状態が見つかりました。権限のないローカルユーザーがこの欠陥を利用して、サービス拒否を引き起こす可能性があります。
（CVE-2012-2373、重要度中）

Red Hat は、CVE-2012-0044 を報告してくれた Chen Haogang 氏に感謝の意を表します。

この更新は、いくつかのバグも修正します。これらの変更に関するドキュメントは、「参照」セクションでリンクされているテクニカルノートドキュメントから、間もなく入手できるようになります。

ユーザーは、バックポートされたパッチが含まれるこれらの更新済みパッケージにアップグレードし、これらの問題を修正し、テクニカルノートに記載されているバグを修正する必要があります。この更新を有効にするには、システムを再起動する必要があります。

ホストとゲストの間にネットワークブリッジを作成するために KVM（カーネルベースの仮想マシン）で使用される、Linux カーネルの macvtap デバイスドライバーに欠陥が見つかりました。ゲストの特権ユーザーがこの欠陥を悪用して、 experimental_zcopytx オプションを有効にして vhost_net モジュールがロードされた場合に、ホストをクラッシュさせることが可能でした。（CVE-2012-2119）

Linux カーネルのネットワーク TUN/TAP デバイスの実装にエラーが見つかりました。（root ユーザーからアクセス権を付与されるまで権限のないユーザーは利用できない）TUN/TAP インターフェイスへのアクセス権を持つローカルユーザーがこの欠陥を悪用して、システムをクラッシュさせたり、管理権限を取得することが可能でした。（CVE-2012-2136）

Linux カーネルの KVM（カーネルベースの仮想マシン）のサブシステムが MSI（Message Signaled Interrupts）を処理する方法に欠陥が見つかりました。権限のないローカルユーザーがこの欠陥を悪用して、サービス拒否を引き起こしたり、権限を昇格することが可能でした。（CVE-2012-2137）

Linux カーネルの Reliable Datagram Sockets（RDS）プロトコルの実装に欠陥が見つかりました。権限のないローカルユーザーがこの欠陥を利用して、サービス拒否を引き起こす可能性があります。（CVE-2012-2372）

Ulrich Obergfell 氏は、4GB を超えるメモリがインストールされた 32 ビット PAE システムの Linux カーネルのメモリ管理サブシステムにエラーがあることを発見しました。権限のないローカルユーザーがこの欠陥を悪用して、システムをクラッシュさせる可能性があります。（CVE-2012-2373）

Dan Rosenberg 氏は、Linux カーネルの NCI（Near Field Communication Controller Interface）に欠陥を発見しました。リモートの攻撃者はこの欠陥を悪用して、システムをクラッシュさせたり、権限コードを実行することが可能でした。（CVE-2012-3364）

Linux カーネルの epoll システムコールに欠陥が見つかりました。権限のないローカルユーザーがこの欠陥を利用し、システムをクラッシュさせる可能性があります。
（CVE-2012-3375）

一部の CD-ROM と DVD をマウントするために使用される、 Linux カーネルの UDF ファイルシステムに複数のエラーが発見されました。権限のないローカルユーザーがこれらの欠陥を利用して、システムをクラッシュさせることが可能でした。（CVE-2012-3400）

Linux カーネルのメモリサブシステムの madvise 機能に欠陥が見つかりました。権限のないローカルユーザーがこの欠陥を悪用して、サービス拒否（システムクラッシュ）を引き起こすことが可能でした。（CVE-2012-3511）。

リモートの Oracle Linux 6 ホストに、ELSA-2012-0743 アドバイザリに記載されている複数の脆弱性の影響を受けるパッケージがインストールされています。

    - [セキュリティ] commoncap.c のコンパイルエラーを修正しますEric Paris 氏[806725 806726] {CVE-2012-2123}
    - [セキュリティ] fcapsfcaps を使用する場合、suid と同じパーソナリティフラグを消去しますEric Paris 氏[806725 806726] {CVE-2012-2123}
    - [net] rdsカーネルパニックを誘発する rds-ping を修正しますJay Fenlason 氏[822757 803936] {CVE-2012-2372}
    - [net] socksock_alloc_send_pskb() で skb を割り当てる前に、data_len を検証しますJason Wang 氏[816292 814504] {CVE-2012-2136}
    - [virt] kvmkvm_set_irq() のバッファオーバーフローを修正しますAvi Kivity 氏[816154 816155] {CVE-2012-2137}
    - [drm] drm_mode_dirtyfb_ioctl() の整数オーバーフローDave Airlie 氏[773249 773250] {CVE-2012-0044}
    - [mm] read_pmd_atomicpmd_populate SMP の競合状態を修正しますAndrea Arcangeli 氏[822824 820762] {CVE-2012-2373}
    - [mm] thpfix pmd_bad() が mmap_sem 読み込みモードを保持しているコードパスで発生するのを修正しますAndrea Arcangeli 氏[803808 800328] {CVE-2012-1179}
    - [vhost] netvq->bufs の潜在的な NULL ポインターデリファレンスを修正Jason Wang 氏[814286 814288] {CVE-2012-2119}
    - [net] macvtapskb を構築する前に zerocopy ベクトルを検証しますJason Wang 氏[814286 814288] {CVE-2012-2119}
    - [net] macvtapskb が正常に構築される場合にのみ SKBTX_DEV_ZEROCOPY を設定しますJason Wang 氏[814286 814288] {CVE-2012-2119}
    - [net] macvtapリクエストされたすべてのユーザーページを入手できない場合に、 zerocopy ページを加えますJason Wang 氏[814286 814288] {CVE-2012-2119}
    - [net] macvtapskb を構築する際の zerocopy オフセット計算を修正しますJason Wang 氏[814286 814288] {CVE-2012-2119}
    - [virt] KVMデバイス割り当ての周辺で slots_lock をロックしますAlex Williamson 氏[814154 811653] {CVE-2012-2121}
    - [virt] kvmスロットが削除されるときに iommu からのページのマッピングを解除しますAlex Williamson 氏[814154 811653] {CVE-2012-2121}

Tenable は、前述の記述ブロックを Oracle Linux セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。

Nessus はこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションが自己報告するバージョン番号にのみ依存していることに注意してください。

来自 Red Hat 安全公告 2012:1540：

更新后的 kernel 程序包修复了多个安全问题、两个缺陷并添加了两项增强，现在可用于 Red Hat Enterprise Linux 5。

Red Hat 安全响应团队已将此更新评级为具有重要安全影响。可从“参考”部分中的 CVE 链接获取针对每个漏洞的通用漏洞评分系统 (CVSS) 基本分数，其给出了详细的严重性等级。

这些程序包含有 Linux 内核。

安全补丁：

* 异步 I/O 与 fallocate() 使用 ext4 交互的方式中，存在争用条件，可允许本地非特权用户从已删除的文件中获得随机数据。（CVE-2012-4508，重要）

* Xen 管理程序实现范围在 XENMEM_exchange 超级调用中检查客户机提供的地址的方式中，存在缺陷，这可能导致恶意的半虚拟化客户机管理员造成管理程序崩溃，或可能升级其权限，从而允许在管理程序级别执行任意代码。（CVE-2012-5513，重要）

* 可靠数据报套接字 (RDS) 协议实现中存在缺陷，可允许本地非特权用户造成拒绝服务。（CVE-2012-2372，中危）

* 在 Linux 内核的 TCP/IP 协议套件实现中同步 inet->opt ip_options 访问的方式中存在争用条件。根据面向系统上运行的应用程序的网络，远程攻击可触发此缺陷以造成拒绝服务。本地非特权用户可利用此缺陷造成拒绝服务，无论系统运行何种应用程序。（CVE-2012-3552，中危）

* Xen 管理程序实现未正确限制用于初始化各 VCPU 周期定时器的周期值。特权客户机用户可在物理 CPU 上引起无限循环。如果启用监视程序，则可能检测到上述循环并造成主机系统混乱。（CVE-2012-4535，中危）

* 在 Xen 管理程序实现处理 set_p2m_entry() 错误情况的方式中存在缺陷，可允许完全虚拟化的特权客户机用户引起管理程序崩溃。（CVE-2012-4537，中危）

Red Hat 在此感谢 Theodore Ts'o 报告了 CVE-2012-4508；感谢 Xen 项目报告了 CVE-2012-5513、CVE-2012-4535 和 CVE-2012-4537；以及感谢 Hafid Lin 报告了 CVE-2012-3552。上游感谢 CVE-2012-4508 的原始报告者 Dmitry Monakhov。Red Hat 的 Li Honggang 发现了 CVE-2012-2372。

缺陷补丁：

* 以前，在系统启动期间附加 IRQ 行之后，qla2xxx 驱动程序的中断处理程序可立即清除待定的中断。因此，内核可能缺少报告链接初始化完成的中断，且 qla2xxx 驱动程序随后不能检测所有附加的 LUN。安装此更新后，qla2xxx 驱动程序得到修正，在附加 IRQ 行之后不再清除中断位。该驱动程序现在可正确检测所有附加的 LUN。(BZ#870118)

* 以太网通道绑定驱动程序报告，在 802.3ad 模式下，绑定接口的 MII（介质无关接口）状态向上，即使所有从属设备的 MII 状态都向下。如果绑定接口的 MII 状态用于确定是否会发生故障转移，这种情况可能会造成问题。安装此更新后，agg_device_up() 函数添加到绑定驱动程序中，允许驱动程序正确报告绑定接口的链路状态，即在 802.3ad 模式下，当所有从属设备的状态向下时，其状态也向下。(BZ#877943)

增强：

* 该更新从 bnx2x 驱动程序的最新上游版本向后移植了若干更改。最重要的更改（远程错误链路检测功能）允许驱动程序定期扫描物理链路层是否有远程错误。如果物理链路向上并且检测到错误，驱动程序指示链路向下。清除错误后，驱动程序再次指示链路向上。(BZ#870120)

* INET 套接字接口已修正，当第三方模块通过 kmalloc() 函数直接分配 ip_options 结构时会发送警告消息。(BZ#874973)

用户应升级这些更新后的程序包，其中包含用于修正这些问题的向后移植的修补程序并添加这些增强。
必须重新启动系统才能使此更新生效。

OFED 堆栈中的 rds-ping 可能触发内核缺陷，这可能导致本地拒绝服务攻击。(CVE-2012-2372)

在 Linux 内核的 macvtap 设备驱动程序中发现一个缺陷，可利用此缺陷在 KVM（基于内核的虚拟机）中创建主机与来宾之间的网络桥接。如果加载 vhost_net 模块时启用了 experimental_zcopytx 选项，来宾特权用户可利用此缺陷导致主机崩溃。(CVE-2012-2119)

在 Linux 内核的网络 TUN/TAP 设备实现中发现错误。访问 TUN/TAP 接口（在 root 用户授权之前，非特权用户不可使用此接口）的本地用户，可利用此缺陷导致系统崩溃或可能获得管理权限。(CVE-2012-2136)

在 Linux 内核的 KVM（基于内核的虚拟机）子系统处理 MSI（消息信号中断）的方式中发现一个缺陷。本地非特权用户可利用此缺陷造成拒绝服务或可能提升权限。(CVE-2012-2137)

在 Linux 内核的可靠数据报套接字 (RDS) 协议实现中发现一个缺陷。本地非特权用户可利用此缺陷造成拒绝服务。(CVE-2012-2372)

Ulrich Obergfell 发现在实际内存超出所安装内存 4GB 的 32 位 PAE 系统中，Linux 内核的内存管理子系统中存在错误。本地非特权用户可利用此缺陷导致系统崩溃。(CVE-2012-2373)

Dan Rosenberg 发现 Linux 内核的 NCI （近场通信控制器接口）中存在缺陷。远程攻击者可利用这些缺陷导致系统崩溃或可能执行权限代码。(CVE-2012-3364)

在 Linux 内核的 epoll 系统调用中发现一个缺陷。本地非特权用户可利用此缺陷导致系统崩溃。
(CVE-2012-3375)

在用于挂载某些 CD-ROM 和 DVD 的 Linux 内核的 UDF 文件系统中，发现一些错误。本地非特权用户可利用这些缺陷导致系统崩溃。(CVE-2012-3400)

更新后的 kernel 程序包修复了多种安全问题和多个缺陷，现在可用于 Red Hat Enterprise Linux 6。

Red Hat 安全响应团队已将此更新评级为具有重要安全影响。可从“参考”部分中的 CVE 链接获取针对每个漏洞的通用漏洞评分系统 (CVSS) 基本分数，其给出了详细的严重性等级。

kernel 程序包包含 Linux 内核，后者是任何 Linux 操作系统的核心。

此更新修复了以下安全问题：

* 本地非特权用户可利用 drm_mode_dirtyfb_ioctl() 中的整数溢出缺陷造成拒绝服务或升级其权限。（CVE-2012-0044，重要）

* 在 macvtap 设备驱动程序中发现了缓冲区溢出缺陷；该驱动程序用于在 KVM（基于内核的虚拟机）环境中创建客户机与主机之间的桥接网络。KVM 客户机中的特权客户机用户可利用此缺陷造成主机崩溃。注意：此问题仅影响加载了 vhost_net 模块，启用了 experimental_zcopytx 模块选项（默认不启用）且至少为一个客户机配置了 macvtap 的主机。（CVE-2012-2119，重要）

* 执行设置用户 ID (setuid) 应用程序时，将清除用于控制该应用程序的行为的某些个性标记（即，这些标记将不影响特权应用程序）。已发现如果通过文件系统功能为该应用程序授予特权，将不清除这些标记。本地非特权用户可利用此缺陷更改此类应用程序的行为，从而使其绕过预期限制。请注意，对于默认安装，不能通过文件系统功能为 Red Hat for Red Hat Enterprise Linux 随附的应用程序授予特权。
（CVE-2012-2123，重要）

* 已发现 Linux 内核的网络实现中 sock_alloc_send_pskb() 函数的 data_len 参数在使用前未经验证。KVM 客户机中的特权客户机用户可利用此缺陷造成主机崩溃或可能升级其在主机上的权限。（CVE-2012-2136，重要）

* 在处理消息信号中断 (MSI) 路由条目的方式中发现 Linux 内核的 KVM 子系统中 setup_routing_entry() 函数内存在缓冲区溢出缺陷。本地非特权用户可利用此缺陷造成拒绝服务，还可能升级其权限。（CVE-2012-2137，重要）

* 在 pmd_none_or_clear_bad()（在读取模式下使用 mmap_sem 调用）和透明大型页面 (THP) 错误交互的方式中发现 Linux 内核的内存管理子系统中存在争用条件。启用了膨胀功能的 KVM 客户机中的特权用户可能利用此缺陷造成主机崩溃。本地非特权用户可利用此缺陷导致系统崩溃。（CVE-2012-1179，中危）

* 在删除访客设备期间处理设备内存的方式中发现一个缺陷。成功删除设备后，未从相应 IOMMU 正确取消映射该设备，或未从内核正确释放该设备，从而造成内存泄漏。KVM 主机上能够为客户机分配设备的恶意用户可利用此缺陷造成主机崩溃。（CVE-2012-2121，中危）

* 在 Linux 内核的可靠数据报套接字 (RDS) 协议实现中发现一个缺陷。本地非特权用户可利用此缺陷造成拒绝服务。（CVE-2012-2372，中危）

* 在 pmd_populate() 和 pte_offset_map_lock() 在 RAM 超过 4GB 的 32 位 x86 系统上交互的方式中，发现 Linux 内核的内存管理子系统中存在争用条件。本地非特权用户可利用此缺陷造成拒绝服务。
（CVE-2012-2373，中危）

Red Hat 在此感谢 Chen Haogang 报告 CVE-2012-0044。

此更新还修复多个缺陷。“参考”部分链接的技术札记文档中近期将提供这些更改的文档。

用户应升级这些更新后的程序包，其中包含用于修正这些问题的向后移植的修补程序，并修复了技术札记中提到的缺陷。必须重新启动系统才能使此更新生效。

在 Linux 内核的 macvtap 设备驱动程序中发现一个缺陷，可利用此缺陷在 KVM（基于内核的虚拟机）中创建主机与来宾之间的网络桥接。如果加载 vhost_net 模块时启用了 experimental_zcopytx 选项，来宾特权用户可利用此缺陷导致主机崩溃。(CVE-2012-2119)

在 Linux 内核的网络 TUN/TAP 设备实现中发现错误。访问 TUN/TAP 接口（在根用户授权之前，非特权用户不可使用此接口）的本地用户，可利用此缺陷导致系统崩溃或可能获得管理权限。(CVE-2012-2136)

在 Linux 内核的 KVM（基于内核的虚拟机）子系统处理 MSI（消息信号中断）的方式中发现一个缺陷。本地非特权用户可利用此缺陷造成拒绝服务或可能提升权限。(CVE-2012-2137)

在 Linux 内核的可靠数据报套接字 (RDS) 协议实现中发现一个缺陷。本地非特权用户可利用此缺陷造成拒绝服务。(CVE-2012-2372)

Ulrich Obergfell 发现在实际内存超出所安装内存 4GB 的 32 位 PAE 系统中，Linux 内核的内存管理子系统中存在错误。本地非特权用户可利用此缺陷导致系统崩溃。(CVE-2012-2373)

Dan Rosenberg 发现 Linux 内核的 NCI （近场通信控制器接口）中存在缺陷。远程攻击者可利用这些缺陷导致系统崩溃或可能执行权限代码。(CVE-2012-3364)

在 Linux 内核的 epoll 系统调用中发现一个缺陷。本地非特权用户可利用此缺陷导致系统崩溃。
(CVE-2012-3375)

在用于挂载某些 CD-ROM 和 DVD 的 Linux 内核的 UDF 文件系统中，发现一些错误。本地非特权用户可利用这些缺陷导致系统崩溃。(CVE-2012-3400)

在 Linux 内核的内存子系统的 madvise 功能中发现一个缺陷。本地非特权用户可利用此缺陷造成拒绝服务（使系统崩溃）。(CVE-2012-3511)。

远程 Oracle Linux 6 主机上安装的程序包受到 ELSA-2012-0743 公告中提及的多个漏洞的影响。

    - [security] 修复 commoncap.c 中的编译错误 (Eric Paris) [806725 806726] {CVE-2012-2123}
    - [security] fcaps使用 fcaps 时清除与 suid 相同的个性标记 (Eric Paris) [806725 806726] {CVE-2012-2123}
    - [net] rds修复引起内核错误的 rds-ping (Jay Fenlason) [822757 803936] {CVE-2012-2372}
    - [net] sock在 sock_alloc_send_pskb() 中分配 skb 之前验证 data_len (Jason Wang) [816292 814504] {CVE-2012-2136}
    - [virt] kvm修复 kvm_set_irq() 中的缓冲区溢出 (Avi Kivity) [816154 816155] {CVE-2012-2137}
    - [drm] drm_mode_dirtyfb_ioctl() 中的整数溢出 (Dave Airlie) [773249 773250] {CVE-2012-0044}
    - [mm] read_pmd_atomic修复 pmd_populate SMP 争用条件 (Andrea Arcangeli) [822824 820762] {CVE-2012-2373}
    - [mm] thp修复代码路径中的 pmd_bad() 触发保持 mmap_sem 读取模式 (Andrea Arcangeli) [803808 800328] {CVE-2012-1179}
    - [vhost] net修复 vq->bufs 可能存在的空指针取消引用 (Jason Wang) [814286 814288] {CVE-2012-2119}
    - [net] macvtap在构建 skb 之前验证 zerocopy 矢量 (Jason Wang) [814286 814288] {CVE-2012-2119}
    - [net] macvtap仅在成功构建 skb 时设置 SKBTX_DEV_ZEROCOPY (Jason Wang) [814286 814288] {CVE-2012-2119}
    - [net] macvtap无法获取所有请求的用户页面时放置 zerocopy 页面 (Jason Wang) [814286 814288] {CVE-2012-2119}
    - [net] macvtap修复构建 skb 时的 zerocopy 偏移计算 (Jason Wang) [814286 814288] {CVE-2012-2119}
    - [virt] KVM锁定关于设备分配的 slots_lock (Alex Williamson) [814154 811653] {CVE-2012-2121}
    - [virt] kvm当插槽卸下时从 iommu 取消映射页面 (Alex Williamson) [814154 811653] {CVE-2012-2121}

Tenable 已直接从 Oracle Linux 安全公告中提取上述描述块。

请注意，Nessus 尚未测试这些问题，而是只依据应用程序自我报告的版本号进行判断。

The remote CentOS system is missing a security update which has been documented in Red Hat advisory RHSA-2012-0743.

The remote CentOS system is missing a security update which has been documented in Red Hat advisory RHSA-2012-1540.

ID	名称	产品	系列	发布时间	最近更新时间	严重程度
66230	SuSE 10 セキュリティ更新：OFED（ZYPP パッチ番号 8507）	Nessus	SuSE Local Security Checks	2013/4/26	2021/1/19	medium
61506	USN-1514-1 : linux-ti-omap4 の脆弱性	Nessus	Ubuntu Local Security Checks	2012/8/13	2016/12/1	high
59609	CentOS 6：カーネル（CESA-2012:0743）	Nessus	CentOS Local Security Checks	2012/6/21	2021/1/4	high
61507	Ubuntu 12.04 LTS：linux 脆弱性（USN-1529-1）	Nessus	Ubuntu Local Security Checks	2012/8/13	2019/9/19	high
59562	RHEL 6：カーネル（RHSA-2012:0743）	Nessus	Red Hat Local Security Checks	2012/6/19	2024/4/27	high
68544	Oracle Linux 6 : カーネル (ELSA-2012-0743)	Nessus	Oracle Linux Local Security Checks	2013/7/12	2025/4/29	high
68663	Oracle Linux 5：kernel (ELSA-2012-1540)	Nessus	Oracle Linux Local Security Checks	2013/7/12	2024/11/1	medium
66230	SuSE 10 安全更新：OFED（ZYPP 修补程序编号 8507）	Nessus	SuSE Local Security Checks	2013/4/26	2021/1/19	medium
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