リモートのOracle Linux 5 / 6ホストに、ELSA-2014-3082のアドバイザリに記載されている複数の脆弱性の影響を受けるパッケージがインストールされています。

  -3.15.2 より前のLinuxカーネルのALSA コントロール実装において、sound/core/control.c が、読み込み/書き込みロックの所有を確保していません。これにより、ローカルユーザーが /dev/snd/controlCXアクセスを利用して、サービス拒否 (use-after-free) を引き起こしたり、カーネルメモリから機密情報を取得することが可能です。
    (CVE-2014-4653)

  -3.15.2より前のLinuxカーネルにおいて、ALSA コントロール実装のsound/core/control.c 内にある snd_ctl_elem_add関数が、SNDRV_CTL_IOCTL_ELEM_REPLACE コマンドの認証を適切にチェックしていません。これにより、ローカルユーザーが ioctl呼び出しに /dev/snd/controlCXアクセスを利用することで、カーネルコントロールを削除したり、サービス拒否 (use-after-freeおよびシステムクラッシュ) を引き起こすことが可能です。 (CVE-2014-4654)

  -3.15.2より前のLinuxカーネルでは、ALSA コントロール実装のsound/core/control.cのsnd_ctl_elem_add関数が、user_ctl_count 値を適切に維持していません。これにより、ローカルユーザーが、大量のSNDRV_CTL_IOCTL_ELEM_REPLACEのioctl呼び出しに /dev/snd/controlCXアクセスを利用することで、サービス拒否 (整数オーバーフローおよび制限バイパス) を引き起こすことが可能です。 (CVE-2014-4655)

  -SCTP 認証が有効な場合、3.15.8までのLinuxカーネルにおいて、net/sctp/associola.cにある sctp_assoc_update関数により、INITとINIT ACKチャンクの交換直後に両方のエンドポイント間における関連付けの確立を開始し、これらのエンドポイント間における以前の関連付けを逆に確立することで、リモートの攻撃者はサービス拒否 (NULL ポインターデリファレンスとOOPS) を引き起こすことができます。 (CVE-2014-5077)

  -3.16.1までのLinuxカーネルのvirt/kvm/iommu.cのkvm_iommu_map_pages関数は、マッピング失敗の処理中にページ数の計算を誤っています。これにより、ゲストOSユーザーが、(1) 大きな gfn 値を発生させることでサービス拒否 (ホストOSメモリ破損) を引き起こしたり、詳細不明なその他の影響を与えるか、または(2) 永久的にピン留めされたページの発生につながる小さな gfn 値を発生させることでサービス拒否 (ホストOSメモリ消費) を引き起こす可能性があります。 (CVE-2014-3601)

  -3.14.3 より前のLinuxカーネルのmm/rmap.cのtry_to_unmap_cluster関数は、どのページをロックする必要があるのか適切に考慮しません。これにより、ローカルユーザーが、ページテーブルのマッピングの削除を必要とするメモリ使用のパターンをトリガーすることにより、サービス拒否 (システムクラッシュ) を引き起こすことが可能です。 (CVE-2014-3122)

  -3.8.9より前のLinuxカーネルのdrivers/video/fbmem.cのfb_mmap関数にある整数オーバーフローにより、Android 4.1.2の特定のMotorola ビルドおよび他の製品で使用されている場合のように、ローカルユーザーがカーネルメモリ全体の読み書きメモリマッピングを作成し、細工された/dev/graphics/fb0 mmap2システムコールで権限を昇格する可能性があります。これは、Motochopper pwn プログラムで実証されています。 (CVE-2013-2596)

Nessusはこの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

The SUSE Linux Enterprise サーバー 11 SP2 LTSS はロールアップ更新を受け取り、いくつかのセキュリティおよび非セキュリティ問題を修正します。

以下のセキュリティ問題が修正されました：

- CVE-2014-0055：Red Hat Enterprise Linux（RHEL）6 の 2.6.32-431.11.2 より前の Linux カーネルパッケージにおいて、vhost-net サブシステムの drivers/vhost/net.c 内の get_rx_bufs 関数は、vhost_get_vq_desc エラーを適切に処理していません。これにより、ゲストの OS ユーザーは、詳細不明なベクトルを通じて、サービス拒否（ホスト OS のクラッシュ）を引き起こすことができます。（bnc#870173）

- CVE-2014-0077：3.13.10 より前の Linux カーネルにおいて、drivers/vhost/net.c は、マージ可能なバッファが無効な場合、パケットの長さを適切に検証していません。これにより、ゲスト OS のユーザーは、細工されたパケットを通じて、サービス拒否（メモリ破損とホスト OS のクラッシュ）を引き起こしたり、ホスト OS で権限を取得したりすることができます。これは、handle_rx 関数と get_rx_bufs 関数に関連しています。（bnc#870576）

- CVE-2014-1739：3.14.6 より前の Linux カーネルにおいて、drivers/media/media-device.c 内の media_device_enum_entities 関数は、特定のデータ構造を初期化していません。これにより、ローカルユーザーは、MEDIA_IOC_ENUM_ENTITIES ioctl 呼び出しに /dev/media0 読み取りアクセスを利用して、カーネルメモリから機密情報を入手することができます。
 （bnc#882804）

- CVE-2014-2706：3.13.7 より前の Linux カーネルにおける mac80211 サブシステムの競合状態により、リモートの攻撃者は、WLAN_STA_PS_STA 状態（別名、パワーセーブモード）と適切に相互作用しないネットワークトラフィックを通じて、サービス拒否（システムクラッシュ）を引き起こすことができます。これは、sta_info.c および tx.c に関連しています。（bnc#871797）

- CVE-2014-2851：3.14.1 までの Linux カーネルにおいて、net/ipv4/ping.c 内の ping_init_sock 関数での整数オーバーフローにより、ローカルユーザーは、不適切に管理されている参照カウンターを利用する細工されたアプリケーションを通じて、サービス拒否（use-after-free とシステムクラッシュ）を引き起こしたり、権限を取得したりすることができます。（bnc#873374）

- CVE-2014-3144：3.14.3 より前の Linux カーネルにおいて、net/core/filter.c 内の sk_run_filter 関数にある（1）BPF_S_ANC_NLATTR および（2）BPF_S_ANC_NLATTR_NEST の拡張実装が、特定の長さの値が充分な大きさになっているかをチェックしていません。これにより、ローカルユーザーが細工された BPF 命令を介して、サービス拒否（整数アンダーフローおよびシステムクラッシュ）を引き起こすことが可能です。注：
脆弱性が発表される前に、影響を受けるコードは __skb_get_nlattr 関数および
 __skb_get_nlattr_nest 関数に移動されました。（bnc#877257）。

- CVE-2014-3145：3.14.3 までの Linux カーネルにおいて、net/core/filter.c の sk_run_filter 関数にある BPF_S_ANC_NLATTR_NEST 拡張実装は、特定の減算で逆の順番を使用します。これによりローカルユーザーは、細工された BPF 命令を介して、サービス拒否（オーバーリードとシステムクラッシュ）を引き起こすことが可能でます。注：影響を受けるコードが、脆弱性が発表される前に、
 __skb_get_nlattr_nest 関数に移動されました。（bnc#877257）。

- CVE-2014-3917：CONFIG_AUDITSYSCALL が特定の syscall ルールで有効化されている場合、3.14.5 までの Linux カーネルの kernel/auditsc.c により、ローカルユーザーがカーネルメモリを介して、機密性のあるシングルビットの値を取得したり、大きな値の syscall 番号によりサービス拒否を起こす可能性があります。（bnc#880484）

- CVE-2014-4508：32 ビット x86 プラットフォームの 3.15.1 までの Linux カーネルの arch/x86/kernel/entry_32.S により、syscall 監査が有効で、sep CPU 機能フラグが設定されている場合、ローカルユーザーが、無効な syscall 番号を介してサービス拒否（OOPS およびシステムクラッシュ）を引き起こす可能性がありました。これは、番号 1000 によって実証されています。（bnc#883724）。

CVE-2014-4652：3.15.2 より前の Linux カーネルの ALSA コントロール実装において、sound/core/control.co の snd_ctl_elem_user_tlv 関数にある tlv ハンドラー機能性に競合状態があります。これによりローカルユーザーは、/dev/snd/controlCX アクセスを利用してカーネルメモリから機密情報を取得することが可能です。（bnc#883795）

CVE-2014-4653：3.15.2 より前の Linux カーネルの ALSA コントロール実装において、sound/core/control.c が、読み込み/書き込みロックの所有を確保していませんでした。これにより、ローカルユーザーが /dev/snd/controlCX アクセスを利用して、サービス拒否（use-after-free）を引き起こしたり、カーネルメモリから機密情報を取得する可能性があります。
 （bnc#883795）

- CVE-2014-4654：3.15.2 より前の Linux カーネルの ALSA コントロール実装において、sound/core/control.c にある snd_ctl_elem_add 関数が、SNDRV_CTL_IOCTL_ELEM_REPLACE コマンドの認証をチェックしません。これによりローカルユーザーは、ioctl 呼び出しに /dev/snd/controlCX アクセスを利用することで、カーネルコントロールを削除したり、サービス拒否（use-after-free およびシステムクラッシュ）を引き起こしたりすることが可能です。（bnc#883795）

- CVE-2014-4655：3.15.2 より前の Linux カーネルの ALSA コントロール実装において、sound/core/control.c にある snd_ctl_elem_add 関数は user_ctl_count 値を適切に維持しません。これによりローカルユーザーは、大量の SNDRV_CTL_IOCTL_ELEM_REPLACE ioctl 呼び出しに対して /dev/snd/controlCX アクセスを利用することでサービス拒否（整数オーバーフローおよび制限バイパス）を引き起こすことが可能です。（bnc#883795）

- CVE-2014-4656：3.15.2 より前の Linux カーネルの ALSA コントロール実装において、sound/core/control.c にある複数の整数オーバーフローにより、ローカルユーザーは、(1) snd_ctl_add 関数のインデックス値および (2) snd_ctl_remove_numid_conflict 関数の numid 値に関連する /dev/snd/controlCX アクセスを利用してサービス拒否を引き起こすことが可能です。（bnc#883795）

- CVE-2014-4667：3.15.2 以前の Linux カーネルにおいて、net/sctp/associola.c i にある sctp_association_free 関数は、特定のバックログ値を適切に管理しません。このため、リモートの攻撃者は細工された SCTP パケットを介して、サービス拒否（ソケットの機能停止）を引き起こすことができます。（bnc#885422）

- CVE-2014-4699：Intel プロセッサにおいて、3.15.4 より前の Linux カーネルは、IRET を使用しないシステムコールの場合、保存された RIP アドレスに対する非標準値の使用を適切に制限しません。これによりローカルユーザーは、ptrace およびフォークシステムコールを起こす細工されたアプリケーションを介して競合状態を利用したり、権限を取得したり、またはサービス拒否（二重障害）を引き起こしたりすることが可能です。（bnc#885725）

- CVE-2014-5077：SCTP 認証が有効な場合、3.15.8 までの Linux カーネルにおいて、net/sctp/associola.c にある sctp_assoc_update 関数により、INIT と INIT ACK チャンクの交換直後に両方のエンドポイント間における関連付けの確立を開始し、これらのエンドポイント間における以前の関連付けを逆に確立することで、リモートの攻撃者はサービス拒否（NULL ポインターデリファレンスと OOPS）を引き起こすことができます。（bnc#889173）

- CVE-2013-4299：3.11.6 までの Linux カーネルにおける drivers/md/dm-snap-persistent.c 内での解釈の競合により、認証されたリモートのユーザーは、スナップショットブロックデバイスへの細工されたマッピングを通じて、機密情報を入手したり、データを改ざんしたりすることができます。（bnc#846404）

以下のバグは修正済みです：

- pagecachelimit：大量で同時に起きるページ回収に対して、lru_lock のコンテンション（競合）を減らします（bnc#878509、bnc#864464）。

- pagecachelimit：大量で同時に起きるページ回収の kabi 修正に対して、lru_lock ののコンテンション（競合）を減らします（bnc#878509、bnc#864464）。

- ACPI / PAD：need_resched() が true の場合、schedule() を呼び出します（bnc#866911）。

- kabi：user_ctl_lock の追加による破損を修正します（bnc#883795）。

- cpuset：メモリアロケーターのデッドロックを修正します（bnc#876590）。

- tcp：TCP_CA_Loss 状態で cwnd の緩和を無効にできるようにします（bnc#879921）。

- tcp：RFC 5682 および PRR ロジックの選択した部分を適応させます（bnc#879921）。

- vlan：より丁寧なチェックサム機能で処理（bnc#872634）。

- bonding：vlan_features の計算を修正します（bnc#872634）。

- NFSv4：nfs4_handle_exception および nfs4_async_handle_error のマイナークリーンアップ（bnc#889324）。

- NFS：nfsd シャットダウンが接続タイムアウトと競合する場合にソケットを失いません（bnc#871854）。

- reiserfs：tailpack mutex で truncate_setsize を呼び出してください（bnc#878115）。

- reiserfs：vmtruncate をドロップします（bnc#878115）。

- megaraid_sas：ioctl パスでフラグのマスクを外します（bnc#886474）。

- block：リクエスト完了とタイムアウト処理の間の競合を修正します（bnc#881051）。

- drivers/rtc/interface.c：アラームの初期化における無限ループを修正します（bnc#871676）。

- xfrm：inet_putpeer() を呼び出す前に、ピアポインターが null であるかどうかをチェックします（bnc#877775）。

- supported.conf：firewire/nosy をサポート済みとして追加します。このドライバーは、サポートされていた ieee1394/pcilynx ドライバーの置き換えになります。

注意：Tenable Network Security は、前述の記述ブロックを SUSE セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenable では、できる限り新たな問題を持ち込まないように、自動的に整理して書式設定するようにしています。

Linux/Unix ホストには、ベンダーが提供するパッチが利用できない脆弱性の影響を受ける複数のパッケージがインストールされています。

  -3.15.2 より前のLinuxカーネルのALSA コントロール実装において、sound/core/control.c が、読み込み/書き込みロックの所有を確保していません。これにより、ローカルユーザーが /dev/snd/controlCXアクセスを利用して、サービス拒否 (use-after-free) を引き起こしたり、カーネルメモリから機密情報を取得することが可能です。
    (CVE-2014-4653)

Nessus は、ベンダーによって報告されたパッケージの存在に依存していることに注意してください。

現已提供更新版核心套件 (適用於 Red Hat Enterprise Linux 6 版作持續支援和維護之用)，可修復多個安全性問題、解決數百個錯誤並新增數個增強功能。此為第六次定期更新。

Red Hat 產品安全性團隊已將此更新評等為具有重要安全性影響。可針對每個弱點從〈參照〉一節的 CVE 連結中取得常見弱點評分系統 (CVSS) 的基本分數，其中包含有關嚴重性評等的詳細資訊。

核心套件中包含 Linux 核心，後者是任何 Linux 作業系統的核心。

* 在 Linux 核心的資料流控制傳輸通訊協定 (SCTP) 實作處理相同主機間同時連線的方式中，發現一個 NULL 指標解除參照瑕疵。遠端攻擊者可利用此缺陷，使系統當機。(CVE-2014-5077，重要)

* 在 Linux 核心之框架緩衝區裝置實作透過 mmap 系統呼叫將核心記憶體對應至使用者空間的方式中，發現一個整數溢位瑕疵。如果本機使用者能夠存取框架緩衝區裝置檔案 (/dev/fb*)，則可能利用此缺陷提升其在系統上的權限。(CVE-2013-2596，重要)

* 在 Linux 核心的 IPC 實作中，於 ipc_rcu_putref() 函式處理參照計數器遞減的方式中發現一個瑕疵。無權限的本機使用者可利用此缺陷觸發記憶體不足 (OOM) 情形，並可能造成系統當機。(CVE-2013-4483，中等)

* 據發現，當接收 netlink 訊息時由 Linux 核心執行的權限檢查並不充分。無權限的本機使用者可能會以 stdout 或 stderr 身分將 netlink 通訊端傳遞至具有更高權限的處理程序，並更改此處理程序的輸出，進而繞過這些限制。(CVE-2014-0181，中等)

* 據發現，在某些情況下，Linux 核心記憶體管理子系統中的 try_to_unmap_cluster() 函式並未正確處理頁面鎖定，這可能觸發 mlock_vma_page() 函式中的 BUG_ON() 巨集。無權限的本機使用者可利用此缺陷使系統當機。(CVE-2014-3122，中等)

* 在 Linux 核心之 kvm_iommu_map_pages() 函式處理 IOMMU 對應失敗的方式中發現一個瑕疵。來賓中有權限的使用者若有指派的主機裝置，便可利用此缺陷造成主機當機。
(CVE-2014-3601，中等)

* 在 Linux 核心之 Advanced Linux Sound Architecture (ALSA) 實作處理使用者控制項的方式中，發現多個釋放後使用瑕疵。有權限的本機使用者可利用其中任何一個缺陷造成系統當機。(CVE-2014-4653、CVE-2014-4654、CVE-2014-4655，中等)

* 在符號連結上執行卸載作業時，Linux 核心的 VFS 子系統處理參照計數的方式有一個瑕疵。無權限的本機使用者可利用此瑕疵，耗盡系統上所有可用的記憶體，或可能觸發釋放後使用錯誤，進而導致系統當機或權限提高。(CVE-2014-5045，中等)

*在 Linux 核心 LZO 實作之 lzo1x_decompress_safe() 函式處理 Literal Run 的方式中，發現一個整數溢位瑕疵。在極少數情況下，本機攻擊者可利用此缺陷造成系統當機，或可能提升其在系統上的權限。(CVE-2014-4608，低等)

Red Hat 要感謝 Parallels 的 Vladimir Davydov 報告 CVE-2013-4483，Mellanox 的 Jack Morgenstein 報告 CVE-2014-3601，Parallels 的 Vasily Averin 報告 CVE-2014-5045，以及 Lab Mouse Security 的 Don A. Bailey 報告 CVE-2014-4608。
CVE-2014-3601 問題的安全性影響是由 Red Hat 的 Michael Tsirkin 所發現。

此更新亦可修正數百個錯誤，並新增數個增強功能。請參閱 Red Hat Enterprise Linux 6.6 版本資訊，瞭解這些變更中最重要的項目，另請參考「技術提示」中的進一步資訊，兩者皆可透過〈參照〉一節中的連結前往。

建議所有 Red Hat Enterprise Linux 6 使用者皆安裝這些更新版套件，其可更正這些問題、修正錯誤並新增 Red Hat Enterprise Linux 6.6 版本資訊和「技術提示」中所述的增強功能。必須重新啟動系統，此更新才會生效。

Linux 核心已更新，可修正多種錯誤和安全性問題。

CVE-2014-4699：在 Intel 處理器上，執行不使用 IRET 的系統呼叫時，Linux 核心未針對已儲存的 RIP 位址正確限制非正式值的使用，進而允許本機使用者透過特製的應用程式發出 ptrace 和 fork 系統呼叫，進而利用爭用情形並取得權限，或是造成拒絕服務 (雙重錯誤)。

CVE-2014-4667：Linux 核心的 net/sctp/associola.c 中的 sctp_association_free 函式並未正確管理某些積存值，而允許遠端攻擊者透過特製的 SCTP 封包造成拒絕服務 (通訊端中斷)。

CVE-2014-4171：Linux 核心中的 mm/shmem.c 並未正確實作範圍通知與打洞之間的互動，這允許本機使用者使用 mmap 系統呼叫存取漏洞造成拒絕服務 (i_mutex hold)，透過封鎖完成 (1) MADV_REMOVE madvise 呼叫或 (2) FALLOC_FL_PUNCH_HOLE fallocate 呼叫干擾預定 shmem 活動即為一例。

CVE-2014-4508：當啟用系統呼叫稽核並設定 sep CPU 功能旗標時，32 位元 x86 平台上 Linux 核心中的 arch/x86/kernel/entry_32.S 會允許本機使用者透過無效的系統呼叫數造成拒絕服務 (OOPS 與系統當機)，數字 1000 即為一例。

CVE-2014-4656：Linux 核心的 ALSA 控制實作中之 sound/core/control.c 中存在多個整數溢位，可允許本機使用者利用 /dev/snd/controlCX 存取權造成拒絕服務，此問題與 (1) snd_ctl_add 函式中的索引值和 (2) snd_ctl_remove_numid_conflict 函式中的 numid 值相關。

CVE-2014-4655：Linux 核心的 ALSA 控制實例中之 sound/core/control.c 中的 snd_ctl_elem_add 函式並未正確維護 user_ctl_count 值，而允許本機使用者利用大量 SNDRV_CTL_IOCTL_ELEM_REPLACE ioctl 呼叫的 /dev/snd/controlCX 存取權，造成拒絕服務 (整數溢位與限制繞過)。

CVE-2014-4654：Linux 核心的 ALSA 控制實例中之 sound/core/control.c 中的 snd_ctl_elem_add 函式並未檢查 SNDRV_CTL_IOCTL_ELEM_REPLACE 命令的授權，而允許本機使用者利用 ioctl 呼叫的 /dev/snd/controlCX 存取權，移除核心控制並造成拒絕服務 (釋放後使用及系統當機)。

CVE-2014-4653：Linux kernel 中 ALSA 控制實作中的 sound/core/control.c 並未確保擁有讀取/寫入鎖定，進而允許本機使用者利用 /dev/snd/controlCX 存取權造成拒絕服務(釋放後使用)，並從核心記憶體取得敏感資訊。

CVE-2014-4652：Linux 核心的 ALSA 控制實作之 sound/core/control.c 中的 snd_ctl_elem_user_tlv 函式中 tlv 處置程式功能有爭用情形，會允許本機使用者利用 /dev/snd/controlCX 存取權，從核心記憶體取得敏感資訊。

CVE-2014-4014：Linux 核心中的功能實作並未正確考慮命名空間不適用於 inode 的問題，進而允許本機使用者透過先建立使用者命名空間來繞過預定的 chmod 限制，對具有 root 群組擁有權的檔案設定 setgid 位元即為一例。

CVE-2014-2309：Linux 核心的 net/ipv6/route.c 中的 ip6_route_add 函式並未正確計算路由的增加，而允許遠端攻擊者透過 ICMPv6 路由器廣告封包溢流造成拒絕服務 (記憶體消耗)。

CVE-2014-3917：以特定系統呼叫規則啟用 CONFIG_AUDITSYSCALL 時，Linux 核心中的 kernel/auditsc.c 會允許本機使用者透過大值的系統呼叫數，從核心記憶體取得敏感單一位元值，或是引發拒絕服務 (OOPS)。

CVE-2014-0131：Linux 核心的 net/core/skbuff.c 中 skb_segment 函式的釋放後使用弱點允許攻擊者利用某些孤立操作的遺漏從核心記憶體取得敏感資訊。

CVE-2014-3144：在 Linux 核心之 net/core/filter.c 的 sk_run_filter 函式中，(1) BPF_S_ANC_NLATTR 和 (2) BPF_S_ANC_NLATTR_NEST 延伸模組實作並未檢查特定長度值是否夠大，進而允許本機使用者透過特製的 BPF 指令引發拒絕服務 (整數反向溢位和系統當機)。

CVE-2014-3145：在 Linux 核心之 net/core/filter.c 的 sk_run_filter 函式中，BPF_S_ANC_NLATTR_NEST 延伸模組實作在特定減法中使用了相反順序，進而允許本機使用者透過特製的 BPF 指令引發拒絕服務 (過度讀取和系統當機)。請注意：該弱點公告前，受影響的程式碼已移至
__skb_get_nlattr_nest 函式。

已修正的其他錯誤：

- HID：logitech-dj：修正 USB 3.0 問題 (bnc#788080)。

遠端 Oracle Linux 6/7 主機上安裝的套件受到 ELSA-2014-3081 公告中提及的多個弱點影響。

  - 在 2.6.36 版之前的 Linux 核心中，include/linux/netdevice.h 不會正確使用 netdev_printk 的巨集及其相關記錄實作，這會允許遠端攻擊者將無效封包傳送至 VxLAN 介面，進而引致拒絕服務 (NULL 指標解除參照和系統當機)。(CVE-2014-3535)

  - 在 3.15.2 版之前的 Linux 核心中，ALSA 控制實作的 sound/core/control.c 未確保擁有讀取/寫入鎖定，進而允許本機使用者利用 /dev/snd/controlCX 存取權造成拒絕服務 (釋放後使用)，並從核心記憶體取得敏感資訊。
    (CVE-2014-4653)

  - 在 3.15.2 版之前的 Linux 核心中，ALSA 控制實作的 sound/core/control.c 的 snd_ctl_elem_add 函式不會檢查 SNDRV_CTL_IOCTL_ELEM_REPLACE 命令的授權情況，這會允許本機使用者利用 ioctl 呼叫的 /dev/snd/controlCX 存取權，移除核心控制並引致拒絕服務 (釋放後使用和系統當機)。(CVE-2014-4654)

  - 在 3.15.2 版之前的 Linux 核心中，ALSA 控制實作的 sound/core/control.c 的 snd_ctl_elem_add 函式不會正確保留 user_ctl_count 值，這會允許本機使用者利用大量 SNDRV_CTL_IOCTL_ELEM_REPLACE ioctl 呼叫的 /dev/snd/controlCX 存取權，引致拒絕服務 (整數溢位和限制繞過)。(CVE-2014-4655)

  - 在 3.15.8 版及更早版本的 Linux 核心中，當啟用 SCTP 驗證功能時，net/sctp/associola.c 的 sctp_assoc_updatel 函式會允許遠端攻擊者在交換 INIT 和 INIT ACK 區塊後，隨即開始建立兩個端點之間的關聯，藉此以相反方向在這些端點之間提早建立關聯，進而引致拒絕服務 (NULL 指標解除參照和 OOPS)。(CVE-2014-5077)

  - 在 3.16.1 版及更早版本的 Linux 核心中，virt/kvm/iommu.c 的 kvm_iommu_map_pages 函式會在處理對應失敗時出現頁面數目計算錯誤，這會允許來賓 OS 使用者 (1) 藉由觸發大型 gfn 值引致拒絕服務 (主機 OS 記憶體損毀) 或可能造成其他不明影響；或者 (2) 藉由觸發可導致永久釘選頁面的小型 gfn 值引致拒絕服務 (主機 OS 記憶體消耗)。(CVE-2014-3601)

請注意，Nessus 並未測試此問題，而是僅依據應用程式自我報告的版本號碼。

遠端 Oracle Linux 6 主機中安裝的套件受到 ELSA-2014-1392 公告中提及的多個弱點影響。

    - [kernel] futex修正巢狀金鑰 ref-counting 中的錯誤 (Denys Vlasenko) [1094458] {CVE-2014-0205}

Tenable 已直接從 Oracle Linux 安全公告擷取前置描述區塊。

請注意，Nessus 並未測試這些問題，而是僅依據應用程式自我報告的版本號碼作出判斷。

現已提供適用於 Red Hat Enterprise Linux 7 的更新版核心套件，可修正數個安全性問題和錯誤。

Red Hat 產品安全性團隊已將此更新評等為具有重要安全性影響。可針對每個弱點從〈參照〉一節的 CVE 連結中取得常見弱點評分系統 (CVSS) 的基本分數，其中包含有關嚴重性評等的詳細資訊。

核心套件中包含 Linux 核心，這是任何 Linux 作業系統的核心。

安全性修正：

* Linux 核心的 KVM 子系統處理 PIT (可程式化間隔計時器) 模擬的方式中發現一個爭用情形瑕疵。具有 PIT I/O 連接埠存取權的來賓使用者可利用此瑕疵造成主機當機。(CVE-2014-3611，重要)

* 在 Linux 核心的資料流控制傳輸通訊協定 (SCTP) 實作處理相同主機間同時連線的方式中，發現一個 NULL 指標解除參照瑕疵。遠端攻擊者可利用此缺陷，使系統當機。(CVE-2014-5077，重要)

* 據發現，Linux 核心的 KVM 子系統未適當處理 invept (衍生自 EPT 的無效轉譯) 和 invvpid (基於 VPID 的無效轉譯) 指示的 VM 結束作業。在具有 Intel 處理器和 invept/invppid VM 結束支援的主機中，無權限的來賓使用者可能會利用這些指示造成來賓電腦當機。(CVE-2014-3645、CVE-2014-3646，中等)

* 在 Linux 核心的 Advanced Linux Sound Architecture (ALSA) 實作處理使用者控制項的方式中，發現一個釋放後使用瑕疵。有權限的本機使用者可利用此缺陷使系統當機。(CVE-2014-4653，中等)

Red Hat 要感謝 Google 的 Lars Bull 報告 CVE-2014-3611；以及 Intel Security 的進階威脅研究團隊報告 CVE-2014-3645 和 CVE-2014-3646。

錯誤修正：

* 已修正已知問題，該問題可能防止在 IBM POWER8 系統上初始化使用 cxgb4 驅動程式的 Chelsio 介面卡。
現可如預期在 IBM POWER8 系統上使用這些介面卡。
(BZ#1130548)

* 讓熱新增的 CPU 上線時，核心並未正確初始化 CPU 遮罩，這可能導致核心錯誤。此更新可更正該錯誤，方法是確保正確初始化 CPU 遮罩並選取正確的 NUMA 節點。(BZ#1134715)

* 如果硬體同時支援 acpi-cpufreq 和 intel_pstate 模組，核心可能無法讓 CPU 上線。此更新可確保不會在已載入的 intel_pstate 模組中載入 acpi-cpufreq 模組。(BZ#1134716)

* 由於核心排程器時間計量中的一個錯誤，熱新增 CPU 時可能會發生一個分割錯誤。為修復此問題，已重新執行核心排程器時間計量。(BZ#1134717)

* 核心並未處理因無效浮點控制項 (FPC) 暫存器所造成的例外狀況，進而導致核心 oops。已透過將處理這些例外狀況的標籤放置在程式碼中的正確位置修正此問題。(BZ#1138733)

* PowerPC 架構核心之前的變更更改了 compat_sys_sendfile() 函式的實作。因此，在 PowerPC 上針對 2 GB 以上的檔案，64 位元 sendfile() 系統呼叫會停止運作。此更新可還原先前在 PowerPC 上的 sendfile() 行為，並如預期再次處理大於 2 GB 的檔案。(BZ#1139126)

* 之前，即使拓撲未變更，核心排程器仍可能排程 CPU 拓撲更新。這可能會對 CPU 負載平衡產生負面的影響，造成系統效能降低，並最終導致核心 oops。如果拓撲尚未確實變更，此問題已透過跳過 CPU 拓撲更新來修正。(BZ#1140300)

* 之前，在特定情況下，雙重降級的 RAID6 陣列復原會導致資料損毀。這可能會發生，因為 md 驅動程式使用只有單一降級陣列能安全使用的最佳化。此更新可確保在雙重降級的 RAID6 陣列復原期間跳過此最佳化。(BZ#1143850)

建議所有核心使用者皆升級至這些更新版套件，其中包含可更正這些問題的反向移植修補程式。必須重新啟動系統，此更新才會生效。

遠端 Oracle Linux 7 主機中安裝的套件受到 ELSA-2014-1724 公告中提及的多個弱點影響。

  - 在 3.15.2 版之前的 Linux 核心中，ALSA 控制實作的 sound/core/control.c 未確保擁有讀取/寫入鎖定，進而允許本機使用者利用 /dev/snd/controlCX 存取權造成拒絕服務 (釋放後使用)，並從核心記憶體取得敏感資訊。
    (CVE-2014-4653)

  - 在 3.15.8 版及更早版本的 Linux 核心中，當啟用 SCTP 驗證功能時，net/sctp/associola.c 的 sctp_assoc_updatel 函式會允許遠端攻擊者在交換 INIT 和 INIT ACK 區塊後，隨即開始建立兩個端點之間的關聯，藉此以相反方向在這些端點之間提早建立關聯，進而引致拒絕服務 (NULL 指標解除參照和 OOPS)。(CVE-2014-5077)

  - 在 3.17.2 版及更早版本的 Linux 核心的 KVM 子系統中，arch/x86/kvm/i8254.c 的 __kvm_migrate_pit_timer 函式存在爭用情形，這會允許來賓 OS 使用者利用不正確的 PIT 模擬，引致拒絕服務 (主機 OS 當機)。(CVE-2014-3611)

  - 在 3.12 版之前的 Linux 核心的 KVM 子系統中，arch/x86/kvm/vmx.c 不具有適用於 INVEPT 指令的結束處置程式，這會允許來賓 OS 使用者透過特製應用程式，引致拒絕服務 (來賓 OS 當機)。(CVE-2014-3645)

  - 在 3.17.2 版及更早版本的 Linux 核心的 KVM 子系統中，arch/x86/kvm/vmx.c 不具有適用於 INVVPID 指令的結束處置程式，這會允許來賓 OS 使用者透過特製應用程式，引致拒絕服務 (來賓 OS 當機)。(CVE-2014-3646)

請注意，Nessus 並未測試此問題，而是僅依據應用程式自我報告的版本號碼。

ID	名称	产品	系列	发布时间	最近更新时间	严重程度
78579	Oracle Linux 5/6：Unbreakable Enterpriseカーネル (ELSA-2014-3082)	Nessus	Oracle Linux Local Security Checks	2014/10/20	2024/11/1	high
83633	SUSE SLES11 セキュリティ更新：カーネル（SUSE-SU-2014:1105-1）	Nessus	SuSE Local Security Checks	2015/5/20	2021/1/19	high
218264	Linux Distros のパッチ未適用の脆弱性: CVE-2014-4653	Nessus	Misc.	2025/3/4	2025/9/30	high
79181	CentOS 6：kernel (CESA-2014: 1392)	Nessus	CentOS Local Security Checks	2014/11/12	2022/9/16	high
76988	openSUSE 安全性更新：核心 (openSUSE-SU-2014:0957-1)	Nessus	SuSE Local Security Checks	2014/8/4	2021/1/19	medium
78578	Oracle Linux 6 / 7：Unbreakable Enterprise 核心 (ELSA-2014-3081)	Nessus	Oracle Linux Local Security Checks	2014/10/20	2024/10/22	high
78618	Oracle Linux 6：核心 (ELSA-2014-1392)	Nessus	Oracle Linux Local Security Checks	2014/10/22	2025/4/29	high
78702	CentOS 7：kernel (CESA-2014: 1724)	Nessus	CentOS Local Security Checks	2014/10/29	2021/1/4	medium
78721	Oracle Linux 7：核心 (ELSA-2014-1724)	Nessus	Oracle Linux Local Security Checks	2014/10/29	2024/10/23	medium
78722	RHEL 7：核心 (RHSA-2014: 1724)	Nessus	Red Hat Local Security Checks	2014/10/29	2025/4/15	medium

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