SUSE Linux Enterprise 11 SP4カーネルが更新され、セキュリティおよびバグの修正が行われています。以下のセキュリティバグが修正されました。

  - CVE-2017-5715：投機的実行と間接分岐予測を利用するマイクロプロセッサを搭載したシステムは、ローカルユーザーのアクセス権を持つ攻撃者に、サイドチャネル分析を介して情報を不正に漏洩する可能性があります（bnc#1068032）。以前の修正に対する機能強化とバグ修正が、このカーネルに追加されています。

  - CVE-2018-10087：kernel/exit.cのkernel_wait4関数により、ローカルユーザーが、
    -INT_MIN値の試行された使用をトリガーすることで、サービス拒否を引き起こす可能性がありました（bnc#1089608）。

  - CVE-2018-7757：drivers/scsi/libsas/sas_expander.cのsas_smp_get_phy_events関数のメモリリークにより、ローカルユーザーが、/sys/class/sas_phyディレクトリ内のファイルへの多数の読み取りアクセスを介して、サービス拒否（メモリ消費）を引き起こす可能性がありました。この問題は、/sys/class/sas_phy/phy-1: 0: 12/invalid_dword_countファイルによって実証されています（bnc#1084536）。

  - CVE-2018-7566：ローカルユーザーによる/dev/snd/seqへのSNDRV_SEQ_IOCTL_SET_CLIENT_POOL ioctl書き込み操作を介したバッファオーバーフローが発生していました（bnc#1083483）。

  - CVE-2017-0861：ALSAサブシステムのsnd_pcm_info関数でのメモリ解放後使用の脆弱性により、攻撃者が、詳細不明なベクトルを介して、権限を取得する可能性がありました（bnc#1088260）。

  - CVE-2018-8822：fs/ncpfs/ncplib_kernel.cのncp_read_kernel関数での不正なバッファ長処理が、悪意のあるNCPFSサーバーによって悪用され、カーネルがクラッシュしたり、コードが実行されたりする可能性がありました（bnc#1086162）。

  - CVE-2017-13166：カーネルv4l2ビデオドライバーの権限の昇格の脆弱性。（bnc#1072865）。

  - CVE-2017-18203：drivers/md/dm.cのdm_get_from_kobject関数により、ローカルユーザーが、DMデバイスの作成および削除中の
    __dm_destroyとの競合状態を悪用して、サービス拒否（バグ）を引き起こす可能性がありました（bnc#1083242）。

  - CVE-2017-16911：vhci_hcdドライバーにより、ローカル攻撃者が、カーネルメモリアドレスを漏洩させる可能性がありました。
    悪用に成功するには、USBデバイスがIP経由で接続されている必要があります（bnc#1078674）。

  - CVE-2017-18208：mm/madvise.cのmadvise_willneed関数により、ローカルユーザーが、DAXマッピングに対するMADVISE_WILLNEEDの使用をトリガーすることで、サービス拒否（無限ループ）を引き起こす可能性がありました（bnc#1083494）。

  - CVE-2017-16644：drivers/media/usb/hdpvr/hdpvr-core.cのhdpvr_probe関数により、ローカルユーザーが、細工されたUSBデバイスを介して、サービス拒否（不適切なエラー処理とシステムクラッシュ）を引き起こしたり、詳細不明なその他の影響を与える可能性がありました（bnc#1067118）。

  - CVE-2018-6927：Linuxカーネル内のkernel/futex.cのfutex_requeue関数により、攻撃者が、負のwakeまたはrequeue値をトリガーすることで、サービス拒否（整数オーバーフロー）を引き起こしたり、詳細不明なその他の影響を与えたりする可能性がありました（bnc#1080757）。

  - CVE-2017-16914：「stub_send_ret_submit()」関数（drivers/usb/usbip/stub_tx.c）により、攻撃者が、特別に細工されたUSB over IPパケットを介して、サービス拒否（NULLポインター逆参照）を引き起こす可能性がありました（bnc#1078669）。

  - CVE-2016-7915：drivers/hid/hid-core.cのhid_input_field関数により、物理的に近接する攻撃者が、デバイスを接続することで、カーネルメモリから機密情報を取得したり、サービス拒否（領域外読み取り）を引き起こしたりする可能性がありました。この問題は、Logitech DJレシーバーによって実証されています（bnc#1010470）。

  - CVE-2015-5156：drivers/net/virtio_net.cのvirtnet_probe関数が、メモリを適切に割り当てずに、FRAGLIST機能をサポートすることを試行しました。これにより、ゲストOSユーザーが、フラグメント化されたパケットの細工されたシーケンスで、サービス拒否（バッファオーバーフローとメモリ破損）を引き起こす可能性がありました（bnc#940776）。

  - CVE-2017-12190：block/bio.cのbio_map_user_iov関数とbio_unmap_user関数は、SCSI I/Oベクトルに同じページに属している小さな連続バッファがある場合に、アンバランスな参照カウンティングを行っていました。bio_add_pc_page関数はこれらを1つにマージしますが、ページ参照は決してドロップされません。これにより、メモリ不足の状態により、メモリリークと、システムのロックアップ（SCSIディスクが仮想マシンに渡される場合、ゲストOSのユーザーによってホストOSに対して悪用可能）が発生します（bnc#1062568）。

  - CVE-2017-16912：「get_pipe()」関数（drivers/usb/usbip/stub_rx.c）により、攻撃者が、特別に細工されたUSB over IPパケットを介して、サービス拒否（領域外読み取り）を引き起こす可能性がありました（bnc#1078673）。

  - CVE-2017-16913：CMD_SUBMITパケットを処理する際の「stub_recv_cmd_submit()」関数（drivers/usb/usbip/stub_rx.c）により、攻撃者が、特別に細工されたUSB over IPパケットを介して、サービス拒否（任意メモリ割り当て）を引き起こす可能性がありました（bnc#1078672）。

更新パッケージには、セキュリティ関連以外の修正も含まれています。詳細については、アドバイザリを参照してください。

注意：Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをSUSEセキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、そこに新しい問題を追加することはせずに、できる限り自動的に整理と書式設定をするようにしています。

SUSE Linux Enterprise 11 SP3 LTSSカーネルが更新され、さまざまなセキュリティとバグ修正が適用されました。以下のセキュリティバグが修正されました。

  - CVE-2018-1087：また、権限のないKVMゲストユーザーが、この欠陥を悪用して、ゲスト内部の権限を昇格させる可能性がありました。（bsc#1087088）

  - CVE-2018-8897：権限のないシステムユーザーが、不適切なセットアップ割り込みスタックを利用して、Linuxカーネルをクラッシュさせ、DoS問題を引き起こす可能性がありました。（bsc#1087088）

  - CVE-2018-10124：kernel/signal.cのkill_something_info関数により 、ローカルユーザーが、INT_MIN引数を介して、サービス拒否を引き起こす可能性がありました（bnc#1089752）。

  - CVE-2018-10087：kernel/exit.cのkernel_wait4関数により、ローカルユーザーが、
    -INT_MIN値の試行された使用をトリガーすることで、サービス拒否を引き起こす可能性がありました（bnc#1089608）。

  - CVE-2018-7757：drivers/scsi/libsas/sas_expander.cのsas_smp_get_phy_events関数のメモリリークにより、ローカルユーザーが、/sys/class/sas_phyディレクトリ内のファイルへの多数の読み取りアクセスを介して、サービス拒否（メモリ消費）を引き起こす可能性がありました。これは、/sys/class/sas_phy/phy-1: 0: 12/invalid_dword_countファイルによって実証されています（bnc#1084536 1087209）。

  - CVE-2018-7566：ローカルユーザーによる/dev/snd/seqへのSNDRV_SEQ_IOCTL_SET_CLIENT_POOL ioctl書き込み操作を介したバッファオーバーフロー（bnc#1083483）。

  - CVE-2017-0861：ALSAサブシステムのsnd_pcm_info関数でのメモリ解放後使用の脆弱性により、攻撃者が、詳細不明なベクトルを介して、権限を取得する可能性がありました（bnc#1088260）。

  - CVE-2018-8822：fs/ncpfs/ncplib_kernel.cのncp_read_kernel関数での不正なバッファ長処理が、悪意のあるNCPFSサーバーによって悪用され、カーネルがクラッシュしたり、コードが実行されたりする可能性がありました（bnc#1086162）。

  - CVE-2017-13166：カーネルv4l2ビデオドライバーの権限の昇格の脆弱性。（bnc#1072865）。

  - CVE-2017-18203：drivers/md/dm.cのdm_get_from_kobject関数により、ローカルユーザーが、DMデバイスの作成および削除中の
    __dm_destroy（bnc#1083242）。

  - CVE-2017-16911：vhci_hcdドライバーにより、ローカル攻撃者が、カーネルメモリアドレスを漏洩させる可能性がありました。
    悪用に成功するには、USBデバイスがIP経由で接続されている必要があります（bnc#1078674）。

  - CVE-2017-18208：mm/madvise.cのmadvise_willneed関数により、ローカルユーザーが、DAXマッピングに対するMADVISE_WILLNEEDの使用をトリガーすることで、サービス拒否（無限ループ）を引き起こす可能性がありました（bnc#1083494）。

  - CVE-2017-16644：drivers/media/usb/hdpvr/hdpvr-core.cのhdpvr_probe関数により、ローカルユーザーが、細工されたUSBデバイスを介して、サービス拒否（不適切なエラー処理とシステムクラッシュ）を引き起こしたり、詳細不明なその他の影響を与える可能性がありました（bnc#1067118）。

  - CVE-2018-6927：kernel/futex.cのfutex_requeue関数により、攻撃者が、負のwakeまたはrequeue値をトリガーすることで、サービス拒否（整数オーバーフロー）を引き起こしたり、詳細不明なその他の影響を与えたりする可能性がありました（bnc#1080757）。

  - CVE-2017-16914：「stub_send_ret_submit()」関数（drivers/usb/usbip/stub_tx.c）により、攻撃者が、特別に細工されたUSB over IPパケットを介して、サービス拒否（NULLポインター逆参照）を引き起こす可能性がありました（bnc#1078669）。

  - CVE-2016-7915：drivers/hid/hid-core.cのhid_input_field関数により、物理的に近接する攻撃者が、デバイスを接続することで、カーネルメモリから機密情報を取得したり、サービス拒否（領域外読み取り）を引き起こしたりする可能性がありました。この問題は、Logitech DJレシーバーによって実証されています（bnc#1010470）。

  - CVE-2015-5156：drivers/net/virtio_net.cのvirtnet_probe関数が、メモリを適切に割り当てずに、FRAGLIST機能をサポートすることを試行しました。これにより、ゲストOSユーザーが、フラグメント化されたパケットの細工されたシーケンスで、サービス拒否（バッファオーバーフローとメモリ破損）を引き起こす可能性がありました（bnc#940776）。

  - CVE-2017-12190：block/bio.cのbio_map_user_iov関数とbio_unmap_user関数は、SCSI I/Oベクトルに同じページに属している小さな連続バッファがある場合に、アンバランスな参照カウンティングを行っていました。bio_add_pc_page関数はこれらを1つにマージしますが、ページ参照は決してドロップされません。これにより、メモリ不足の状態により、メモリリークと、システムのロックアップ（SCSIディスクが仮想マシンに渡される場合、ゲストOSのユーザーによってホストOSに対して悪用可能）が発生します（bnc#1062568）。

  - CVE-2017-16912：「get_pipe()」関数（drivers/usb/usbip/stub_rx.c）により、攻撃者が、特別に細工されたUSB over IPパケットを介して、サービス拒否（領域外読み取り）を引き起こす可能性がありました（bnc#1078673）。

  - CVE-2017-16913：CMD_SUBMITパケットを処理する際の「stub_recv_cmd_submit()」関数（drivers/usb/usbip/stub_rx.c）により、攻撃者が、特別に細工されたUSB over IPパケットを介して、サービス拒否（任意メモリ割り当て）を引き起こす可能性がありました（bnc#1078672）。

更新パッケージには、セキュリティ関連以外の修正も含まれています。詳細については、アドバイザリを参照してください。

注意：Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをSUSEセキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、そこに新しい問題を追加することはせずに、できる限り自動的に整理と書式設定をするようにしています。

SUSE Linux Enterprise 12 GA LTSSカーネルが更新され、さまざまなセキュリティとバグ修正が適用されました。以下のセキュリティバグが修正されました。

  - CVE-2018-1087：また、権限のないKVMゲストユーザーが、この欠陥を悪用して、ゲスト内部の権限を昇格させる可能性がありました。（bsc#1087088）

  - CVE-2018-8897：権限のないシステムユーザーが、不適切なセットアップ割り込みスタックを利用して、Linuxカーネルをクラッシュさせ、DoS問題を引き起こす可能性がありました。（bsc#1087088）

  - CVE-2018-8781：drivers/gpu/drm/udl/udl_fb.cのudl_fb_mmap関数には整数オーバーフローの脆弱性があったため、udldrmfbドライバーにアクセス可能なローカルユーザーが、カーネルの物理ページに対する完全な読み取り権限と書き込み権限を取得し、カーネル空間でコードを実行する可能性がありました（bnc#1090643）。

  - CVE-2018-10124：kernel/signal.cのkill_something_info関数により 、ローカルユーザーが、INT_MIN引数を介して、サービス拒否を引き起こす可能性がありました（bnc#1089752）。

  - CVE-2018-10087：kernel/exit.cのkernel_wait4関数により、ローカルユーザーが、
    -INT_MIN値の試行された使用をトリガーすることで、サービス拒否を引き起こす可能性がありました（bnc#1089608）。

  - CVE-2018-7757：drivers/scsi/libsas/sas_expander.cのsas_smp_get_phy_events関数のメモリリークにより、ローカルユーザーが、/sys/class/sas_phyディレクトリ内のファイルへの多数の読み取りアクセスを介して、サービス拒否（メモリ消費）を引き起こす可能性がありました。これは、/sys/class/sas_phy/phy-1: 0: 12/invalid_dword_countファイルによって実証されています（bnc#1084536 1087209）。

  - CVE-2017-13220：Upstreamカーネルbluezの権限昇格の脆弱性を修正しました。（bnc#1076537）。

  - CVE-2017-11089：ユーザー空間アプリケーションが、サイズが4バイト未満のデータを含む属性NL80211_ATTR_LOCAL_MESH_POWER_MODEを送信したときに、nl80211_set_stationでバッファオーバーリードが観測されました（bnc#1088261）。

  - CVE-2017-0861：ALSAサブシステムのsnd_pcm_info関数でのメモリ解放後使用の脆弱性により、攻撃者が、詳細不明なベクトルを介して、権限を取得する可能性がありました（bnc#1088260）。

  - CVE-2018-8822：fs/ncpfs/ncplib_kernel.cのncp_read_kernel関数での不正なバッファ長処理が、悪意のあるNCPFSサーバーによって悪用され、カーネルがクラッシュしたり、コードが実行されたりする可能性がありました（bnc#1086162）。

  - CVE-2017-18203：drivers/md/dm.cのdm_get_from_kobject関数により、ローカルユーザーが、DMデバイスの作成および削除中の
    __dm_destroy（bnc#1083242）。

更新パッケージには、セキュリティ関連以外の修正も含まれています。詳細については、アドバイザリを参照してください。

注意：Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをSUSEセキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、そこに新しい問題を追加することはせずに、できる限り自動的に整理と書式設定をするようにしています。

The remote Ubuntu 16.04 LTS host has a package installed that is affected by multiple vulnerabilities as referenced in the USN-3656-1 advisory.

    Tuba Yavuz discovered that a double-free error existed in the USBTV007 driver of the Linux kernel. A local     attacker could use this to cause a denial of service (system crash) or possibly execute arbitrary code.
    (CVE-2017-17975)

    It was discovered that a race condition existed in the F2FS implementation in the Linux kernel. A local     attacker could use this to cause a denial of service (system crash). (CVE-2017-18193)

    It was discovered that a buffer overflow existed in the Hisilicon HNS Ethernet Device driver in the Linux     kernel. A local attacker could use this to cause a denial of service (system crash) or possibly execute     arbitrary code. (CVE-2017-18222)

    It was discovered that the netfilter subsystem in the Linux kernel did not validate that rules containing     jumps contained user-defined chains. A local attacker could use this to cause a denial of service (system     crash) or possibly execute arbitrary code. (CVE-2018-1065)

    It was discovered that the netfilter subsystem of the Linux kernel did not properly validate ebtables     offsets. A local attacker could use this to cause a denial of service (system crash) or possibly execute     arbitrary code. (CVE-2018-1068)

    It was discovered that a null pointer dereference vulnerability existed in the DCCP protocol     implementation in the Linux kernel. A local attacker could use this to cause a denial of service (system     crash). (CVE-2018-1130)

    It was discovered that the SCTP Protocol implementation in the Linux kernel did not properly validate     userspace provided payload lengths in some situations. A local attacker could use this to cause a denial     of service (system crash). (CVE-2018-5803)

    It was discovered that a double free error existed in the block layer subsystem of the Linux kernel when     setting up a request queue. A local attacker could use this to cause a denial of service (system crash) or     possibly execute arbitrary code. (CVE-2018-7480)

    It was discovered that a memory leak existed in the SAS driver subsystem of the Linux kernel. A local     attacker could use this to cause a denial of service (memory exhaustion). (CVE-2018-7757)

    It was discovered that a race condition existed in the x86 machine check handler in the Linux kernel. A     local privileged attacker could use this to cause a denial of service (system crash) or possibly execute     arbitrary code. (CVE-2018-7995)

    Eyal Itkin discovered that the USB displaylink video adapter driver in the Linux kernel did not properly     validate mmap offsets sent from userspace. A local attacker could use this to expose sensitive information     (kernel memory) or possibly execute arbitrary code. (CVE-2018-8781)

    Silvio Cesare discovered a buffer overwrite existed in the NCPFS implementation in the Linux kernel. A     remote attacker controlling a malicious NCPFS server could use this to cause a denial of service (system     crash) or possibly execute arbitrary code. (CVE-2018-8822)

Tenable has extracted the preceding description block directly from the Ubuntu security advisory.

Note that Nessus has not tested for these issues but has instead relied only on the application's self-reported version number.

The remote Oracle Linux 7 host has packages installed that are affected by multiple vulnerabilities as referenced in the ELSA-2018-3083 advisory.

    - [fs] exec: Limit arg stack to at most 75 of _STK_LIM (Yauheni Kaliuta) [1625991] {CVE-2018-14634}
    - [fs] exec: account for argv/envp pointers (Yauheni Kaliuta) [1625991] {CVE-2018-14634}
    - [cdrom] information leak in cdrom_ioctl_media_changed() (Sanskriti Sharma) [1578207] {CVE-2018-10940}
    - [fs] fs: get_rock_ridge_filename(): handle malformed NM entries (Bill O'Donnell) [1340778]     {CVE-2016-4913}
    - [mm] madvise: fix madvise() infinite loop under special circumstances (Rafael Aquini) [1552982]     {CVE-2017-18208}
    - [kernel] posix-timer: Properly check sigevent->sigev_notify (Phil Auld) [1613711] {CVE-2017-18344}
    - [sound] alsa: rawmidi: Change resized buffers atomically (Denys Vlasenko) [1593087] {CVE-2018-10902}
    - [fs] Fix up non-directory creation in SGID directories (Miklos Szeredi) [1600953] {CVE-2018-13405}
    - [scsi] libsas: fix memory leak in sas_smp_get_phy_events() (Tomas Henzl) [1558582] {CVE-2018-7757}
    - [vhost] fix info leak due to uninitialized memory (Jason Wang) [1573705] {CVE-2018-1118}
    - [net] ip: process in-order fragments efficiently (Sabrina Dubroca) [1613924] {CVE-2018-5391}
    - [net] ipv6: defrag: drop non-last frags smaller than min mtu (Sabrina Dubroca) [1613924] {CVE-2018-5391}
    - [net] ip: use rb trees for IP frag queue (Sabrina Dubroca) [1613924] {CVE-2018-5391}
    - [net] revert ipv4: use skb coalescing in defragmentation (Sabrina Dubroca) [1613924] {CVE-2018-5391}
    - [net] modify skb_rbtree_purge to return the truesize of all purged skbs (Sabrina Dubroca) [1613924]     {CVE-2018-5391}
    - [net] ip: discard IPv4 datagrams with overlapping segments (Sabrina Dubroca) [1613924] {CVE-2018-5391}
    - [net] speed up skb_rbtree_purge() (Sabrina Dubroca) [1613924] {CVE-2018-5391}
    - [fs] timerfd: Protect the might cancel mechanism proper (Bill O'Donnell) [1485407] {CVE-2017-10661}
    - [netdrv] bnx2x: disable GSO where gso_size is too big for hardware (Jonathan Toppins) [1546760]     {CVE-2018-1000026}
    - [net] create skb_gso_validate_mac_len() (Jonathan Toppins) [1546760] {CVE-2018-1000026}
    - [fs] aio: properly check iovec sizes (Jeff Moyer) [1337518] {CVE-2015-8830}
    - [fs] ext4: avoid running out of journal credits when appending to an inline file (Lukas Czerner)     [1609759] {CVE-2018-10883}
    - [fs] jbd2: don't mark block as modified if the handle is out of credits (Lukas Czerner) [1609759]     {CVE-2018-10883}

Tenable has extracted the preceding description block directly from the Oracle Linux security advisory.

Note that Nessus has not tested for these issues but has instead relied only on the application's self-reported version number.

The SUSE Linux Enterprise 11 SP4 kernel was updated to receive various security and bugfixes. The following security bugs were fixed :

  - CVE-2017-5715: Systems with microprocessors utilizing     speculative execution and indirect branch prediction may     allow unauthorized disclosure of information to an     attacker with local user access via a side-channel     analysis (bnc#1068032). Enhancements and bugfixes over     the previous fixes have been added to this kernel.

  - CVE-2018-10087: The kernel_wait4 function in     kernel/exit.c might have allowed local users to cause a     denial of service by triggering an attempted use of the
    -INT_MIN value (bnc#1089608).

  - CVE-2018-7757: Memory leak in the sas_smp_get_phy_events     function in drivers/scsi/libsas/sas_expander.c allowed     local users to cause a denial of service (memory     consumption) via many read accesses to files in the     /sys/class/sas_phy directory, as demonstrated by the     /sys/class/sas_phy/phy-1:0:12/invalid_dword_count file     (bnc#1084536).

  - CVE-2018-7566: There was a buffer overflow via an     SNDRV_SEQ_IOCTL_SET_CLIENT_POOL ioctl write operation to     /dev/snd/seq by a local user (bnc#1083483).

  - CVE-2017-0861: Use-after-free vulnerability in the     snd_pcm_info function in the ALSA subsystem allowed     attackers to gain privileges via unspecified vectors     (bnc#1088260).

  - CVE-2018-8822: Incorrect buffer length handling in the     ncp_read_kernel function in fs/ncpfs/ncplib_kernel.c     could be exploited by malicious NCPFS servers to crash     the kernel or execute code (bnc#1086162).

  - CVE-2017-13166: An elevation of privilege vulnerability     in the kernel v4l2 video driver. (bnc#1072865).

  - CVE-2017-18203: The dm_get_from_kobject function in     drivers/md/dm.c allowed local users to cause a denial of     service (BUG) by leveraging a race condition with
    __dm_destroy during creation and removal of DM devices     (bnc#1083242).

  - CVE-2017-16911: The vhci_hcd driver allowed allows local     attackers to disclose kernel memory addresses.
    Successful exploitation requires that a USB device is     attached over IP (bnc#1078674).

  - CVE-2017-18208: The madvise_willneed function in     mm/madvise.c local users to cause a denial of service     (infinite loop) by triggering use of MADVISE_WILLNEED     for a DAX mapping (bnc#1083494).

  - CVE-2017-16644: The hdpvr_probe function in     drivers/media/usb/hdpvr/hdpvr-core.c allowed local users     to cause a denial of service (improper error handling     and system crash) or possibly have unspecified other     impact via a crafted USB device (bnc#1067118).

  - CVE-2018-6927: The futex_requeue function in     kernel/futex.c in the Linux kernel might allow attackers     to cause a denial of service (integer overflow) or     possibly have unspecified other impact by triggering a     negative wake or requeue value (bnc#1080757).

  - CVE-2017-16914: The 'stub_send_ret_submit()' function     (drivers/usb/usbip/stub_tx.c) allowed attackers to cause     a denial of service (NULL pointer dereference) via a     specially crafted USB over IP packet (bnc#1078669).

  - CVE-2016-7915: The hid_input_field function in     drivers/hid/hid-core.c allowed physically proximate     attackers to obtain sensitive information from kernel     memory or cause a denial of service (out-of-bounds read)     by connecting a device, as demonstrated by a Logitech DJ     receiver (bnc#1010470).

  - CVE-2015-5156: The virtnet_probe function in     drivers/net/virtio_net.c attempted to support a FRAGLIST     feature without proper memory allocation, which allowed     guest OS users to cause a denial of service (buffer     overflow and memory corruption) via a crafted sequence     of fragmented packets (bnc#940776).

  - CVE-2017-12190: The bio_map_user_iov and bio_unmap_user     functions in block/bio.c did unbalanced refcounting when     a SCSI I/O vector has small consecutive buffers     belonging to the same page. The bio_add_pc_page function     merges them into one, but the page reference is never     dropped. This causes a memory leak and possible system     lockup (exploitable against the host OS by a guest OS     user, if a SCSI disk is passed through to a virtual     machine) due to an out-of-memory condition     (bnc#1062568).

  - CVE-2017-16912: The 'get_pipe()' function     (drivers/usb/usbip/stub_rx.c) allowed attackers to cause     a denial of service (out-of-bounds read) via a specially     crafted USB over IP packet (bnc#1078673).

  - CVE-2017-16913: The 'stub_recv_cmd_submit()' function     (drivers/usb/usbip/stub_rx.c) when handling CMD_SUBMIT     packets allowed attackers to cause a denial of service     (arbitrary memory allocation) via a specially crafted     USB over IP packet (bnc#1078672).

The update package also includes non-security fixes. See advisory for details.

Note that Tenable Network Security has extracted the preceding description block directly from the SUSE security advisory. Tenable has attempted to automatically clean and format it as much as possible without introducing additional issues.

The SUSE Linux Enterprise 11 SP3 LTSS kernel was updated to receive various security and bugfixes. The following security bugs were fixed :

  - CVE-2018-1087: And an unprivileged KVM guest user could     use this flaw to potentially escalate their privileges     inside a guest. (bsc#1087088)

  - CVE-2018-8897: An unprivileged system user could use     incorrect set up interrupt stacks to crash the Linux     kernel resulting in DoS issue. (bsc#1087088)

  - CVE-2018-10124: The kill_something_info function in     kernel/signal.c might allow local users to cause a     denial of service via an INT_MIN argument (bnc#1089752).

  - CVE-2018-10087: The kernel_wait4 function in     kernel/exit.c might allow local users to cause a denial     of service by triggering an attempted use of the
    -INT_MIN value (bnc#1089608).

  - CVE-2018-7757: Memory leak in the sas_smp_get_phy_events     function in drivers/scsi/libsas/sas_expander.c allowed     local users to cause a denial of service (memory     consumption) via many read accesses to files in the     /sys/class/sas_phy directory, as demonstrated by the     /sys/class/sas_phy/phy-1:0:12/invalid_dword_count file     (bnc#1084536 1087209).

  - CVE-2018-7566: A Buffer Overflow via an     SNDRV_SEQ_IOCTL_SET_CLIENT_POOL ioctl write operation to     /dev/snd/seq by a local user was fixed (bnc#1083483).

  - CVE-2017-0861: Use-after-free vulnerability in the     snd_pcm_info function in the ALSA subsystem allowed     attackers to gain privileges via unspecified vectors     (bnc#1088260).

  - CVE-2018-8822: Incorrect buffer length handling in the     ncp_read_kernel function in fs/ncpfs/ncplib_kernel.c     could be exploited by malicious NCPFS servers to crash     the kernel or execute code (bnc#1086162).

  - CVE-2017-13166: An elevation of privilege vulnerability     in the kernel v4l2 video driver. (bnc#1072865).

  - CVE-2017-18203: The dm_get_from_kobject function in     drivers/md/dm.c allow local users to cause a denial of     service (BUG) by leveraging a race condition with
    __dm_destroy during creation and removal of DM devices     (bnc#1083242).

  - CVE-2017-16911: The vhci_hcd driver allowed allows local     attackers to disclose kernel memory addresses.
    Successful exploitation requires that a USB device is     attached over IP (bnc#1078674).

  - CVE-2017-18208: The madvise_willneed function in     mm/madvise.c allowed local users to cause a denial of     service (infinite loop) by triggering use of     MADVISE_WILLNEED for a DAX mapping (bnc#1083494).

  - CVE-2017-16644: The hdpvr_probe function in     drivers/media/usb/hdpvr/hdpvr-core.c allowed local users     to cause a denial of service (improper error handling     and system crash) or possibly have unspecified other     impact via a crafted USB device (bnc#1067118).

  - CVE-2018-6927: The futex_requeue function in     kernel/futex.c might allow attackers to cause a denial     of service (integer overflow) or possibly have     unspecified other impact by triggering a negative wake     or requeue value (bnc#1080757).

  - CVE-2017-16914: The 'stub_send_ret_submit()' function     (drivers/usb/usbip/stub_tx.c) allowed attackers to cause     a denial of service (NULL pointer dereference) via a     specially crafted USB over IP packet (bnc#1078669).

  - CVE-2016-7915: The hid_input_field function in     drivers/hid/hid-core.c allowed physically proximate     attackers to obtain sensitive information from kernel     memory or cause a denial of service (out-of-bounds read)     by connecting a device, as demonstrated by a Logitech DJ     receiver (bnc#1010470).

  - CVE-2015-5156: The virtnet_probe function in     drivers/net/virtio_net.c attempted to support a FRAGLIST     feature without proper memory allocation, which allowed     guest OS users to cause a denial of service (buffer     overflow and memory corruption) via a crafted sequence     of fragmented packets (bnc#940776).

  - CVE-2017-12190: The bio_map_user_iov and bio_unmap_user     functions in block/bio.c did unbalanced refcounting when     a SCSI I/O vector has small consecutive buffers     belonging to the same page. The bio_add_pc_page function     merges them into one, but the page reference is never     dropped. This causes a memory leak and possible system     lockup (exploitable against the host OS by a guest OS     user, if a SCSI disk is passed through to a virtual     machine) due to an out-of-memory condition     (bnc#1062568).

  - CVE-2017-16912: The 'get_pipe()' function     (drivers/usb/usbip/stub_rx.c) allowed attackers to cause     a denial of service (out-of-bounds read) via a specially     crafted USB over IP packet (bnc#1078673).

  - CVE-2017-16913: The 'stub_recv_cmd_submit()' function     (drivers/usb/usbip/stub_rx.c) when handling CMD_SUBMIT     packets allowed attackers to cause a denial of service     (arbitrary memory allocation) via a specially crafted     USB over IP packet (bnc#1078672).

The update package also includes non-security fixes. See advisory for details.

Note that Tenable Network Security has extracted the preceding description block directly from the SUSE security advisory. Tenable has attempted to automatically clean and format it as much as possible without introducing additional issues.

The SUSE Linux Enterprise 12 GA LTSS kernel was updated to receive various security and bugfixes. The following security bugs were fixed :

  - CVE-2018-1087: And an unprivileged KVM guest user could     use this flaw to potentially escalate their privileges     inside a guest. (bsc#1087088)

  - CVE-2018-8897: An unprivileged system user could use     incorrect set up interrupt stacks to crash the Linux     kernel resulting in DoS issue. (bsc#1087088)

  - CVE-2018-8781: The udl_fb_mmap function in     drivers/gpu/drm/udl/udl_fb.c had an integer-overflow     vulnerability allowing local users with access to the     udldrmfb driver to obtain full read and write     permissions on kernel physical pages, resulting in a     code execution in kernel space (bnc#1090643).

  - CVE-2018-10124: The kill_something_info function in     kernel/signal.c might allow local users to cause a     denial of service via an INT_MIN argument (bnc#1089752).

  - CVE-2018-10087: The kernel_wait4 function in     kernel/exit.c might allow local users to cause a denial     of service by triggering an attempted use of the
    -INT_MIN value (bnc#1089608).

  - CVE-2018-7757: Memory leak in the sas_smp_get_phy_events     function in drivers/scsi/libsas/sas_expander.c allowed     local users to cause a denial of service (memory     consumption) via many read accesses to files in the     /sys/class/sas_phy directory, as demonstrated by the     /sys/class/sas_phy/phy-1:0:12/invalid_dword_count file     (bnc#1084536 1087209).

  - CVE-2017-13220: An elevation of privilege vulnerability     in the Upstream kernel bluez was fixed. (bnc#1076537).

  - CVE-2017-11089: A buffer overread was observed in     nl80211_set_station when user space application sends     attribute NL80211_ATTR_LOCAL_MESH_POWER_MODE with data     of size less than 4 bytes (bnc#1088261).

  - CVE-2017-0861: Use-after-free vulnerability in the     snd_pcm_info function in the ALSA subsystem allowed     attackers to gain privileges via unspecified vectors     (bnc#1088260).

  - CVE-2018-8822: Incorrect buffer length handling in the     ncp_read_kernel function in fs/ncpfs/ncplib_kernel.c     could be exploited by malicious NCPFS servers to crash     the kernel or execute code (bnc#1086162).

  - CVE-2017-18203: The dm_get_from_kobject function in     drivers/md/dm.c allow local users to cause a denial of     service (BUG) by leveraging a race condition with
    __dm_destroy during creation and removal of DM devices     (bnc#1083242).

The update package also includes non-security fixes. See advisory for details.

Note that Tenable Network Security has extracted the preceding description block directly from the SUSE security advisory. Tenable has attempted to automatically clean and format it as much as possible without introducing additional issues.

ID	名称	产品	系列	发布时间	最近更新时间	严重程度
109360	SUSE SLES11セキュリティ更新プログラム：kernel（SUSE-SU-2018:1080-1）（Spectre）	Nessus	SuSE Local Security Checks	2018/4/26	2024/10/24	high
109646	SUSE SLES11セキュリティ更新プログラム：カーネル（SUSE-SU-2018:1172-1）	Nessus	SuSE Local Security Checks	2018/5/9	2024/10/11	high
109758	SUSE SLES12セキュリティ更新プログラム：カーネル（SUSE-SU-2018:1221-1）	Nessus	SuSE Local Security Checks	2018/5/14	2024/10/8	high
110051	Ubuntu 16.04 LTS : Linux kernel (Raspberry Pi 2, Snapdragon) vulnerabilities (USN-3656-1)	Nessus	Ubuntu Local Security Checks	2018/5/23	2024/8/27	high
118194	openSUSE Security Update : the Linux Kernel (openSUSE-2018-1184)	Nessus	SuSE Local Security Checks	2018/10/18	2024/7/30	high
118770	Oracle Linux 7 : kernel (ELSA-2018-3083)	Nessus	Oracle Linux Local Security Checks	2018/11/7	2024/10/24	high
109360	SUSE SLES11 Security Update : kernel (SUSE-SU-2018:1080-1) (Spectre)	Nessus	SuSE Local Security Checks	2018/4/26	2024/10/24	high
109646	SUSE SLES11 Security Update : kernel (SUSE-SU-2018:1172-1)	Nessus	SuSE Local Security Checks	2018/5/9	2024/10/11	high
109758	SUSE SLES12 Security Update : kernel (SUSE-SU-2018:1221-1)	Nessus	SuSE Local Security Checks	2018/5/14	2024/10/8	high

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